地域情報学の構築

世界の諸地域の様子や動向をどのようにすれば捉えることができるのか。これは、人類が自分たちと異なる人々への関心を向けたときから取り組んできた課題であり、グローバル化が進む現代世界でますます重要性を増している課題です。この課題に対し、学術研究の分野では、統計資料や公文書、聞き取り調査や手記、新聞等のメディア情報や研究文献などを収集し、分析してきました。 こうした分析方法の重要性は今後もなくなりませんが、今日では、世界の新しい状況に対応し、従来の手法に加えて次の4 つの工夫が必要になると考えられます。


現実社会で専門家や一般利用者にも使えるものとして設計されているもの

visibility

世界的に貴重な資料をデジタル化により共有化するもの

個人研究者が収集・蓄積した研究資料を元に、個人研究者の経験や思索の体系化と可視化を試みるもの

映画・ポスター・建築

中国・東アジア現代史