国立大学附置研究所・センター会議第3部会(人文・社会科学系)シンポジウム「通商と国境・安全保障の多元性」  | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

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国立大学附置研究所・センター会議第3部会(人文・社会科学系)シンポジウム「通商と国境・安全保障の多元性」 

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趣旨:

国際秩序が、戦争・パンデミック・大国間競争で揺れるなか、世界の多くの国では、自国の経済的安定と対外的な経済協力の構築を通して安全保障を維持しようと努めています。その一方、そうした環境のもとでも、経済と人々の生存の実相部分では、国境を跨ぐヒト、モノ、カネの複雑なうごめきが見られます。本シンポジウムでは、時代・地域を超えて、通商と国境・安全保障が相互にどのような影響を及ぼし、あるいはどのような影響を受けてきたのかを考察し、地球上のすべての人にとって根源的に重要である「経済的な自立」の問題を考え、現代の国際秩序への示唆とします。

プログラム:

村上 勇介 京都大学東南アジア地域研究研究所 教授

時任 宣博 京都大学 副学長(評価担当、研究拠点担当)

13:05–13:45「COVID-19とウクライナ侵攻以後の日ロ交流」
中山 大将 北海道大学大学院経済学研究院 准教授

13:50–14:30「人口の4分の1が国外に出たベネズエラ─その理由と国内外へのインパクト」
坂口 安紀 JETROアジア経済研究所地域研究センター 主任調査研究員

14:35–15:15「翻訳がつないだイスラーム的男女平等論─『ロシア初の女性東洋学者』の夢と現実」
帯谷 知可 京都大学東南アジア地域研究研究所 教授

ディスカッサント
貴志 俊彦 京都大学東南アジア地域研究研究所 教授

三重野 文晴 京都大学東南アジア地域研究研究所 所長

お問合せ

地域研究事務部総務掛
Email: 430daisansympo [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp([at]を@に変更してください)

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