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「東南アジアの自然と農業研究会」第200回記念例会

テーマ:

東南アジアの自然と農業研究のこれまでとこれから

趣旨:

「東南アジアの自然と農業研究会」が始まったのは44年前の1981年である。当時と今とでは東南アジアの人びとと自然の関わり方は大きく変わった。この間に自然や農業からアプローチした地域研究はどのように展開されてきたのだろうか? 近接する研究領域との関わりの変遷と発展を振り返りながら、今求められる自然と農業研究へ向けたバージョンアップの道筋を考えたい。これが本記念例会のメインテーマである。
また、大学で開催される公開型の「研究会」を取り巻く状況も変化してきた。京大の老舗研究会のひとつといえる「東南アジアの自然と農業研究会」が節目を迎えるこの機会に、大学における研究会の意義や役割、あり方を今一度見直して、新しい利用の仕方や楽しみ方を見つけるきっかけを得たい。メインテーマとは趣向が異なるが、これがもうひとつのテーマである。

プログラム:

東南アジアの自然と農業研究のこれまでとこれから
話題提供者:柳澤雅之(東南アジアの自然と農業研究会 元世話人/京都大学)
      松田正彦(東南アジアの自然と農業研究会 元世話人/立命館大学)

多島海の思想─東南アジアの自然・社会・文化から考えたこと
話題提供者:長津一史(東南アジアの社会と文化研究会 元世話人、東南アジア学会 元会長、インドネシア研究懇話会KAPAL 副代表/東洋大学)

東南アジアの歴史研究のなかの「自然と農業」
話題提供者:太田 淳(アジア研究会 発起人/慶應義塾大学)

連絡先:

佐々木 sasaki.ayako [at] nihon-u.ac.jp
小坂 kosaka.yasuyuki.8c [at] kyoto-u.ac.jp