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マハティール・モハマド氏 特別講演「混迷の時代におけるアジアと世界の展望」

日時:2025年5月26日(月)11:15 ~ 12:15(開場10:45~)

場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室

言語:英語(通訳なし)

要事前登録:登録フォームよりお申込みください(参加費無料)

登録〆切:5月23日(金)
※定員に達したため募集を締め切りました

趣旨

世界を見回すと、東欧、中東、南インドなど世界各地で激しい紛争が起きている。東南アジアではミャンマーで激しい内戦が続いている。世界的に政治が不安定化する状況にあって、超大国アメリカはトランプ政権のもとで実利主義、一国主義に拍車をかけている。自由で開かれ、規範に基づいた世界秩序づくりを放棄しているように見える。米中関係も先が全く見通せない。まさに世界は混迷の時代を迎えていると言える。アジア、そして世界の政治・経済秩序はどうなっていくのであろうか、どうすべきであろうか。日本はどのようにアジア諸国と関わっていくべきなのであろうか。本講演は、90年代末のアジア通貨危機など幾多の政治経済的危機を経験してきたマレーシアの元首相マハティール氏に登壇してもらい、こうした喫緊の課題について自由に語ってもらう。その後、参加者の皆さんと対話する場にしたい。

プログラム

司会山本博之(東南アジア地域研究研究所・准教授)

10:45 ~  開場
11:15 ~ 11:20 開会挨拶
三重野文晴(東南アジア地域研究研究所・所長)
11:20 ~ 11:40 特別講演
マハティール・モハマド氏
11:40 ~ 12:15 意見交換

 

マハティール・モハマド(Tun Dr. Mahathir bin Mohamad

1925年、マレーシア北部ケダ州生まれ。エドワード7世医科大学卒。大学在学中の1946年、統一マレー国民組織(UMNO)の発足に携わり政治活動を開始。1981年から2003年まで首相を務め、就任最初に打ち出した政策が、日本人の勤勉性を見習う「ルック・イースト政策」。2018年5月9日、前首相の巨額の汚職疑惑を争点にした総選挙で野党連合代表として立候補、92歳、ギネスブックにも登録された民主主義で選ばれた世界最高齢の首相に返り咲き、2020年3月まで首相を務めた。来日は100回以上、親日家として知られる。

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