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和文誌『東南アジア研究』58巻1号を刊行しました。

2020.07.31

和文誌『東南アジア研究』58巻1号を刊行しました。

https://kyoto-seas.org/ja/2020/07/tounan-ajia-kenkyu-58-1/

2020年7月31日発行

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目次

タノーム政権期におけるタイの対中認識と政策の変化
――「敵対」と「和解」の論理を中心に――
…………… タンシンマンコン・パッタジット(3)

東カリマンタンの石炭開発フロンティアにおける焼畑社会の再編
――土地利用と労働・土地をめぐる社会関係に注目して――
…………… 寺内 大左(33)

カンボジアにおける熱帯林管理の失敗とグローバル化・多元化の逆説
…………… 倉島 孝行(77)

書 評
永井史男;岡本正明;小林 盾(編著).『東南アジアにおける地方ガバナンスの計量分析――タイ,フィリピン,インドネシアの地方エリートサーベイから』
晃洋書房,2019,iv+235p.
…………… 曽我 謙悟(113)

直井里予.『病縁の映像地域研究――タイ北部のHIV陽性者をめぐる共振のドキュメンタリー』
京都大学学術出版会,2019,294+6+ivp.
…………… 飯田 淳子(116)

ジェームズ・ウェルカー(編著).『BLが開く扉――変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー』
青土社,2019,299+ivp.
…………… 依田 ひかり(118)

外山文子.『タイ民主化と憲法改革――立憲主義は民主主義を救ったか』
京都大学学術出版会,2020,xii+379p.
…………… 加藤 和英(121)

宮脇聡史.『フィリピン・カトリック教会の政治関与――国民を監督する「公共宗教」』
大阪大学出版会,2019,iv+345p.
…………… 芹澤 隆道(124)

小泉順子(編).『歴史の生成――叙述と沈黙のヒストリオグラフィ』
京都大学学術出版会,2018,5+334p.
…………… 根本 敬(126)

加治佐 敬.『経済発展における共同体・国家・市場――アジア農村の近代化にみる役割の変化』
日本評論社,2020,vi+296p.
…………… 福井 清一(129)

赤木 攻.『タイのかたち』
めこん,2019,312p.
…………… 外山 文子(132)

川中 豪;川村晃一(編著).『教養の東南アジア現代史』
ミネルヴァ書房,2020,xi+360p.
…………… 岩崎 育夫(135)

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japanese-editorial[at]cseas.kyoto-u.ac.jp までお願いいたします。

なお、東南アジア地域研究研究所では英文学術誌Southeast Asian Studiesも
刊行しております。
https://englishkyoto-seas.org/