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和文誌『東南アジア研究』59巻2号を刊行しました。

2022.02.01

和文誌『東南アジア研究』59巻2号を刊行しました。

https://kyoto-seas.org/ja/2022/01/tounan-ajia-kenkyu-59-2/

2022年1月31日発行

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目次

タイの伝統的ケアの揺らぎ
――高齢者ケアを担う家族に対する質的分析――
………… 渡辺 長,オンチュダ・クンポン,ヌアンパン・ピムピサン(235)

2010 年代以降のヤンゴン近郊農村におけるコメ収穫作業の機械化
………… 水野敦子(255)

ミャンマー公定史におけるパンロン民族団結史像の形成
――シャン政治家トゥンミンの著作はいかに利用されたか――
………… 菊池泰平(290)

書評
倉沢愛子.『インドネシア大虐殺――二つのクーデターと史上最大級の惨劇』
(中公新書)中央公論新社,2020,iv+222p.
倉沢愛子.『楽園の島と忘れられたジェノサイド――バリに眠る狂気の記憶をめ
ぐって』
千倉書房,2020,xxiii+258p.
………… 青木惠理子(321)

小西 鉄.『新興国のビジネスと政治――インドネシア バクリ・ファミリーの経
済権力』
京都大学学術出版会,2021,xi+305p.
………… 増原綾子(327)

井口由布.『マレーシアにおける国民的「主体」形成――地域研究批判序説』
彩流社,2018,327+36p.
………… 山本博之(329)

小野真由美.『国際退職移住とロングステイツーリズム――マレーシアで暮らす日
本人高齢者の民族誌』
明石書店,2019,284p.
………… 信田敏宏(332)

荒 哲.『日本占領下のレイテ島――抵抗と協力をめぐる戦時下フィリピン周縁社会』
東京大学出版会,2021,240+89p.
………… 倉沢愛子(335)

古沢ゆりあ.『民族衣装を着た聖母――近現代フィリピンの美術,信仰,アイデン
ティティ』
清水弘文堂書房,2021,246+xvi+viiip.
………… 川田牧人(337)

北澤直宏.『ベトナムのカオダイ教――新宗教と20 世紀の政教関係』
風響社,2021,258+16p.
………… 伊藤まり子(340)

下條尚志.『国家の「余白」――メコンデルタ 生き残りの社会史』
京都大学学術出版会,2021,xii+558p.
………… 小島敬裕(343)

浅井亜紀子;箕浦康子.『EPA
インドネシア人看護師・介護福祉士の日本体験――帰国者と滞在継続者の10
年の追跡調査から』
明石書店,2020,451p.
………… 大野 俊(346)

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japanese-editorial[at]cseas.kyoto-u.ac.jp

なお、東南アジア地域研究研究所では英文学術誌”Southeast Asian Studies”も
刊行しております。
https://englishkyoto-seas.org/