====トピックス============================
1. お知らせ
2. 研究集会とイベント
3. 出版
4. 講演・報告
5. ポッドキャスト「ブックトーク・オン・アジア」
6. メディアへの露出
7. 最近のイベント
=========================================
1. お知らせ
【1月のGet Together】
・1月23日(木)12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが東棟1階リサーチ・コモンズ(E101)にて開催されます。今回ゲストとしてお迎えする招へい研究者の方々の紹介ページは、こちらからご覧いただけます。
【新たな訪問研究者のみなさん】
・ソル・ドロテヤ・ロサレス・イグレシヤス(Sol Dorotea Rosales Iglesias)さん(政治学)が招へい研究員として2月1日に着任され、4月30日まで研究所に滞在される予定です。
・マリア・ヴィクトリア・リバルゴーソ・ラキーザ(Maria Victoria Ribargoso Raquiza)さん(政治学)が招へい研究員として2月1日に着任され、7月31日まで研究所に滞在される予定です。
・ピンチン・サム(Pingtjin Thum)さん(歴史家、ジャーナリスト)が外国人共同研究者として2月1日に着任され、7月31日まで研究所に滞在される予定です。
【ビジターズ・ボイス】訪問研究者の方々へのインタビュー「ビジターズ・ボイス」に新たに記事が加わりました。
ジャン=パスカル・バッシーノさん「「大分岐」における東南アジア(1600~1914年)」(和訳版)
マーク・リチャード・トンプソンさん「フィリピン史における民主主義の後退、反対派の抵抗、政治サイクル」(和訳版)
【Kyoto Review of Southeast Asia】カオ・キムホンASEAN事務総長へのインタビューを公開しました
【教員公募】東南アジア地域研究研究所 准教授(女性限定)
応募要領(応募締め切り:2025年1月26日)
【教員公募】東南アジア地域研究研究所 環境共生研究部門 准教授
応募要領(応募締め切り:2025年2月5日)
2. 研究集会とイベント
・映像でみるアフリカ・アジア社会とその課題(4)「垣間見る日常〜マレーシアとミャンマーの映像作品から〜」
日時:2025年1月22日(水)19:00–21:00(18:30開場)
場所:FabCafe Kyoto
共催:京都精華大学アフリカアジア現代文化研究センター、京都大学東南アジア地域研究研究所Visual Documentary Project(VDP)
・CSEASコロキアム
日時:2025年1月23日(木)13:30–15:00(日本時間)
場所:京都大学東南アジア地域研究研究所東棟1階リサーチ・コモンズ(E101)
題目:Humanitarian Confessions
報告者:フィリップ・ファウンテン(ヴィクトリア大学/CSEAS招へい研究員)
・「東南アジアの都市居住」第12回定例研究会(ダイキンセミナー)
日時:2025年1月24日(金)16:00–17:30(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
題目:持続可能社会のデザイン
報告者:広井良典(人と社会の未来研究院)
・アジア研究セミナー「東ティモールー独立後の暮らしと社会の現場から」
日時:2025年1月25日(土)13:00–17:00 (日本時間)
場所:上智大学四谷キャンパス
第1部 東ティモールのドキュメンタリー映画上映会「SIKAT SUBAR」
第2部 アジア研究セミナー「独立後の東ティモールの20年といま」
申込締切:1月23日
・民族自然誌研究会第109回例会
日時:2025年1月25日(土)13:00–17:00(日本時間)
場所:京都大学本部構内総合研究2号館4階大会議室(AA447)
テーマ:宇治茶ができるまで
・Seminar on “Surviving the State: Land and Democracy in Myanmar”
日時:2025年1月31日(金)14:00–15:30(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階東南亭(I201)
題目:Surviving the State: Land and Democracy in Myanmar
報告者:Hilary Oliva Faxon (University of Montana)
・「東南アジアの都市居住」第13回定例研究会(ダイキンセミナー)
日時:2025年2月7日(金)10:00–12:00(日本時間)
開催方法:オンライン(Zoom)
題目:熱関連疾患の疫学(仮)
報告者:本田靖(筑波大学名誉教授)
・GCR令和6年度(FY2024)年次研究成果報告会
日時:2025年2月13日(木)16:00–18:00(予定)、2月14日(金)9:30–18:00(予定)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室(I333)およびZoom ミーティング
・東南トーク
日時:2025年2月28日(金)15:00–17:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階東南亭(I201)
題目:“Karampátan ñg Tao”: Tracing the Rise of Tagalog Human Rights Discourse Using a Textual Corpus
報告者:Ramon Guillermo(フィリピン大学ディリマン校)
・貴志俊彦教授 京都大学退職記念講演および祝賀会
日時:2025年3月21日(金)15:00–(日本時間)
講演場所:京都大学稲盛財団記念会館3階大会議室
演題:15年の軌跡に刻まれた視覚表現─写真と画像が紡ぐ私的物語─
参加方法:要参加申込(申込締切:2月14日)
・CSEAS Journal Reading Session
日時:2025年4月21日(月)16:00–(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階東南亭(I201)
紹介論文:Wang, Weiwei, et al. 2023. “Earliest Curry in Southeast Asia and the Global Spice Trade 2000 Years Ago.” Science Advances, 9(29): eadh5517. doi: 10.1126/sciadv.adh5517およびDenpetkul, Thammanitchpol, and Arthit Phosri. 2021. “Daily Ambient Temperature and Mortality in Thailand: Estimated Effects, Attributable Risks, and Effect Modifications by Greenness.” Science of The Total Environment, 791: 148373. doi: 10.1016/j.scitotenv.2021.148373
紹介者:山田千佳(CSEAS)
3. 出版
【近刊】和文誌『東南アジア研究』62巻2号を1月31日に刊行する予定です。
本誌ウェブサイト / J-Stage
【最新号】英文誌Southeast Asian Studies Vol. 13 No. 3を12月26日に刊行予定しました。本誌ウェブサイト、J-Stageにて全文公開しますので、ぜひご覧ください。
【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asia 第39号を9月1日に刊行しました。今号の特集 “Vietnam and Foreigners: Aspects and Experiences” ではDavid Koh氏(ヴィン大学教養学部上級講師)が編者を務め、5本の論文を掲載しています。各論文は英語、タイ語、インドネシア語、フィリピン語、ベトナム語、ミャンマー語、日本語で全文をお読みいただけます。また、英文による5本の書評を掲載しています。
【最新号】ニューズレター1月号を公開しました。今月の記事は以下の3篇です。
図書室コレクション紹介「石井米雄コレクション:東南アジア研究者のアジア・イスラーム関連資料を読む(第1回)」(マジッド・ダネシュガル)
報告「特別講演会「〈京都織物〉と渋沢栄一:京都近代産業の礎を築いた人々」 」(神谷俊郎)
かもがわ便り「牢、域、街」(久納源太)
【コラム】貴志俊彦「連載 戦中写真を読む(27)不許可写真 消された兵器 気球、高射砲 揺れる基準」『毎日新聞』2025年1月7日東京地方版。
【コラム】貴志俊彦「連載 戦中写真を読む(28)不許可写真 謀略の現場 偽装工作の瞬間撮る」『毎日新聞』2025年1月14日東京地方版。
【近刊】中辻享『焼畑を活かす 土地利用の地理学─ラオス山村の70年』地域研究叢書47、京都大学学術出版会、2025年2月刊行予定。
【近刊】中野真備『海を「視る」技術─インドネシア・バンガイ諸島サマ人の漁撈と環境認識』京都大学学術出版会、2025年2月刊行予定。
【近刊・分担執筆】土屋喜生「第15章 ナショナル・ヒストリーをこえて」、福武慎太郎編著『東ティモール 独立後の暮らしと社会の現場から』彩流社、2025年2月刊行予定。
4. 講演・報告
【講演】西芳実「災害対応の地域研究─見えない像を見る、語られない声を聴く」基調講演、令和6年度大阪府立高等学校GLHS校京都大学キャンパスガイド、2024年12月22日、京都大学。
【報告】オフィンニ ユディル「インドネシアにおけるヒトから霊長類へのウイルス感染の特定」ヒト行動進化研究センター研究会、京都大学、2024年12月20日。
5. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
▼ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」シーズン1(No. 1〜No. 76)のプログラムをSoundCloudとYouTubeにて配信中です▼
6. メディアへの露出
※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。
・毎日新聞2024年11月20日朝刊国際面「ミャンマー軍政中国接近 武装勢力との内戦 仲介頼り」に中西嘉宏准教授のコメントが掲載されました。
・NHKニュース7、NHKキャッチ!世界のトップニュース、NHK World-Japan Newsはじめ主要メディアで西芳実准教授らが進める災害の記憶の継承の取り組みが紹介されました。
・Tabloid Matahati(2024年12月10日付)にて西芳実准教授がインドネシアのマラン・ムハマディヤ大学で行った招待講演について紹介されました。
・本研究所が進めるJICA草の根技術協力事業によりブータン国タシガン県にコミュニティ・ミュージアムが設立され、ブータン国営放送及びKuensel紙で紹介されました。
・ケンブリッジ大学図書館YouTubeチャンネルにてマジッド・ダネシュガル准教授が出演するショート動画「Endless Stories: Studying Gemstones in Arabic in the 17th century with Dr Majid Daneshgar」、「Endless Stories at Cambridge University Library: A royal copy of an Arabic work (Baghdad, 1274)」が公開されました。
・ケンブリッジ大学のラジオ番組「Cambridge Arts Roundup」にマジッド・ダネシュガル准教授が出演し、インタビューが配信されました(40:00辺りから)。
・東京新聞のビジュアル特集「戦後80年」第3回「隠ぺいと誇張で戦意をあおった大本営とメディア 東京新聞の報道責任」(2025年1月18日)に貴志俊彦教授の談話が掲載されました。
7. 最近のイベント
・ワークショップ「かつての『新興国』のいまとこれから:ラテンアメリカと中・東欧の2020年代の現状から考える」
日時:2025年1月13日(月・祝)13:30–17:50(日本時間)
場所:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター4階大会議室(403)およびオンライン(Zoom)
プログラム:趣旨説明 村上勇介(CSEAS)
第1セッション:ラテンアメリカにおける政党政治の変容
馬場香織(北海道大学)「メキシコ新政権の発足と治安政策」
安良城桃子(東京大学大学院)・舛方周一郎(東京外国語大学)「2024年ブラジル地方選挙と政党政治のゆくえ」
第2セッション:ロシアのウクライナ侵攻前後の東欧の変容
服部倫卓(北海道大学)「ルカシェンコの30年を経てベラルーシはどこへ向かうか?」
中井遼(東京大学)「ロシアによるウクライナ侵攻後のバルト諸国の選挙政治」
・「東南アジアの都市居住」第11回定例研究会(ダイキンセミナー)
日時:2025年1月10日(金)16:00–17:30(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
題目:適正技術とユニバーサル・コープ:インドネシアにおける、民主的かつ主流足りうる事業体創生の試み
報告者:田中直(適正技術フォーラム)
・ブラウンバッグ研究懇談会
日時:2025年1月9日(木)12:00–13:30(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階東南亭(I201)
話題提供:西村路子「図書館におけるリサーチデータマネジメント(RDM)の取り組み」
大野美紀子「「研究ノート:在泰京越南仏教寺院景福寺…」の再検証:地域研究から見たRDM必要性」
木谷公哉「情報学から見たリサーチデータ生成の現場」
・アジア経済発展論セミナー(AEDS)
日時:2025年1月7日(火)15:30–17:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
題目:Communities of Commerce: The Legacy of Chinese Immigration on Economic Development in Java
報告者:Gedeon Lim(香港大学)
・「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」上映会
日時:2024年12月26日(木)18:00–
場所:京都大学東南アジア地域研研究所東棟1階マルチメディアルーム2
上映作品:霧の中の子どもたち(2021年、92分)
・CSEASコロキアム
日時:2024年12月26日(木)13:30–15:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室(I332)およびオンライン(Zoom)
題目:Telling Apart: How Ethnicity Became Political in Early Modern Siam
報告者:マシュー・リーダー(シンガポール国立大学/CSEAS招へい研究員)
■編集後記 ——————————————–
あけましておめでとうございます。みなさま年末はいかがお過ごしでしたか。私は「1月は〆切3つあるけど、年末は休もうーっと」と思っていたら、クリスマスに出版社からメール。「今から最終ゲラ送るので1月6日必着で原稿直して送り返してください。」資本主義も休み休み生産して欲しいものです。今年もよろしくお願いいたします。(KT)
最近、よく使う小銭入れの場所がわからなくなっていた。机の引き出しの中のどこかにあるのだろうと思っていた。すると数日前、人生で初めて警察から電話が届いた。家の外、しかもかなり近所の駐車場に落ちていたようだ。私はよく物を失くすが、見つかるまで気がつかなかったことの方が多いように思う。忘れていることを忘れているのだ。そんな忘れ物となった小銭入れは、さぞ寂しかっただろう。この度は、対応していただいた警察の方、見つけていただいた方に感謝したい。(G)
熱帯泥炭地でセンサーやアプリを使った大気汚染のモニタリングを続けており、先日、成果発表会があった。
火災を早期に見つける方法だけでなく、どうしたら火災を起こさせないかも考えたほうがいいのではとの意見があがった。
スマトラ島リアウ州では、木を伐採して出たゴミや家庭ゴミをそのまま燃やしていて、ゴミを燃やしたのが燃え広がった話も聞く。
彼らの生活を180度変えるのは難しいが、根本的に火災が地表面や地中に燃え移らないようにする方法も考えることも重要と感じた次第である。(M・O)
アメリカ合衆国で大統領が交代し、新しい政権が始まりました。アメリカを知るためのアプローチは様々で、そのための史資料や技術は古典から先鋭的なものまで無数にあり、日本は170年以上もそれを続け、磨いてきたのだと思います。私にとっての過去四半世紀の教科書は片岡義男著『日本語の外へ』(筑摩書房、1997年)。これがちょうど昨年末に文庫になり、改めて手に取っています。本書は日本語の機能を主題としていますが、実は湾岸戦争から始まる90年代アメリカ、そしてそこに行き着くまでのアメリカの建国以来の歴史を扱い、「アメリカを突き動かす英語という言葉の解明」から日本語と日本社会の関係を考え抜こうという書でもあります。私にとっては意外なことなのですが、鎖国していたのが1600年代半ばから200年強ですので、もう少し時間が経つと、この400年間では開国後の方が長くなります。これからの日本とアジア、そしてアメリカの関わりを考えるために、この片岡義男という作家の仕事から学べることは少なくないと考えています。(M)
––– CSEAS メールマガジン第37号 ––––––––––
2025年1月22日 発行
京都大学東南アジア地域研究研究所 広報委員会
広報向け情報をご提供いただける際には下記のフォームをご利用ください
研究活動情報
イベント開催情報
情報はメールでも受け付けております
CSEASのひと、ニュース、イベントなど各種情報はウェブでも配信中です
「たんけん動画 地域研究へようこそ」「たんけん動画 5min.」
Facebook / Twitter / Instagram
–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––