堀江未央 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

堀江 未央

horie cseas.kyoto-u.ac.jp

部門・職位

相関地域研究部門 連携助教

専門

研究分野 / キーワード

・現代中国における内国移動とエスニシティに関する共同研究
・中国雲南省ラフの文字文化に関する研究
・中緬国境一帯におけるラフの越境結婚に関する研究





研究概要

現代中国における内国移動とエスニシティに関する共同研究

本研究は、経済発展著しい中国においてますます活発になる人口移動について、中国各地をフィールドとする人類学者らと共に比較研究を行うものである。報告者の主催で、「現代中国の内国移動とエスニシティ」共同研究を立ち上げている。従来社会学的アプローチが多かった人口移動の問題に、エスニシティの視点から取り組む点が学術的意義である。

中国雲南省ラフの文字文化に関する研究

中国雲南地域では、中華世界、チベット世界、東南アジア世界の交差点であり、多様な文字表記とそれに基づく豊かな書承文化が発達してきた。本研究では、キリスト教宣教や共産党中国の少数民族政策のなかで生まれてきた複数のラフ文字に着目し、文字化がもたらす権威のあり方、文字と口承との関係などを明らかにする。東南アジア大陸部における文字と口承の関係に関する研究群に新たな事例を提供し、両者の関係に再考を迫る点が学術的意義である。

中緬国境一帯におけるラフの越境結婚に関する研究

本研究の目的は、中国における一人っ子政策と地域間経済格差がもたらした深刻なヨメ不足の連鎖が、近年では東南アジアの隣接諸国にも越境結婚を引き起こしていることについて、中緬国境一帯のラフの事例から境域社会の変容を明らかにすることである。これは、東南アジアと中国の現代的関係をジェンダーの視点から考える上で重要な研究課題である。

外部資金獲得(日本学術振興会・科学研究補助金)

種別 テーマ 期間 代表/分担
若手研究(B) 経済格差に基づく女性の連鎖的結婚移動と家族に関する地域間比較研究 2017 – 2019 代表