石川 登 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

石川 登

ishikawa cseas.kyoto-u.ac.jp

部門・職位

グローバル生存基盤研究部門 教授

専門

地域研究、文化人類学

研究分野 / キーワード

・熱帯域プランテーションの社会生態
・ASEAN統合と社会的連結性
・ゾミア社会論





研究概要

東南アジアのプランテーションに関する学際研究

自然と人間の関係を問い、地球と現代社会が直面している諸問題を理解するためにAnthropocene(人新生)に代わるPlantationocene(プランテーション新生)という新しい人類史の区分概念を援用しながら、東南アジアにおけるプランテーションを考察している。ついては、従来の人間中心的な環境の理解や自然vs.社会の二元論を超えた新しい学際研究を試みている。

東南アジアにおけるthe Statelessに関する共同研究

「国家」を分析枠組からはずして東南アジアの歴史や社会動態を考察すると、どのような地域の特質を理解することができるか。東南アジア海域ならびに大陸部を対象に行なっている共同研究では、非国家空間(stateless/non-state space)に焦点をあて、その性格と歴史的変容を民族誌的、歴史的、考古学的なアプローチから解明することを目指している。

ボルネオ社会編成の基礎研究:汽水域・流域・間流域からの新モデル構築

東マレーシア、中央サラワクにおいて「汽水域」「流域」「間流域」の三種類の社会生態空間に注目しながら、生態的要件と社会編成の関係理解につとめている。従来、「山地」対「平地」や「高地」対「低地」といった緯度や距離を指標とした社会空間理解を再考し、これらの二分法のあいだのインターフェースを実証的なフィールドワークから探ることを目的としている。

外部資金獲得(日本学術振興会・科学研究補助金)

種別 テーマ 期間 代表/分担
基盤研究(C) ボルネオ社会編成の基礎研究:汽水域・流域・間流域からの新モデル構築 2017 – 2020 代表
基盤研究(B) 熱帯アフリカのアブラヤシを基幹とした二次的植生が支える生物多様性と農業多様性 2013 – 2016 分担