益田 岳
masda cseas.kyoto-u.ac.jp
部門・職位
環境共生研究部門 連携助教
専門
感染症の文化人類学
研究分野 / キーワード
・蚊媒介性感染症トランスミッション研究への多分野融合型アプローチ
・ドローンのフィールドサイエンス活用
・ロボット研究
研究概要
蚊媒介性感染症トランスミッション研究への多分野融合型アプローチ |
---|
蚊が媒介する感染症は、蚊の行動研究に携わる研究者が世代交代により世界的に不足し、新規性のある感染環をフィールド調査で追えないレベルまで研究体制が弱体化してきている。これにより、薬剤耐性蚊の登場に対してデータ不足から対策が難しくなってきている。ここに3Dプリンタ、IoT、微気象連続観測などの多様な新技術を採用し、蚊のフィールドモニタリングを最適化し、またこれら技術に関連する別分野からの多様な研究者の参入を呼びかける多元的・協同的な研究方策を志向している。 |
ドローンのフィールドサイエンス活用 |
ドローンがもたらす身体拡張技術を開発・整備・活用し、フィールドサイエンスに従来アクセス不可能であった生態学的データをもたらし、脱・人間中心的知見のさらなる拡充をはかる。同一テーマにおいて、会員規模1000人超の研究会を組織している。 |
ロボット研究 |
(機密保持契約のため詳細省略) |
外部資金獲得(日本学術振興会・科学研究補助金)
種別 | テーマ | 期間 | 代表/分担 |
---|---|---|---|
基盤研究(B) | 薬剤耐性熱帯熱マラリア原虫の耐性遺伝子の多型と拡散はなぜ特定の地域で起こるのか | 2017 – 2019 | 分担 |
挑戦的萌芽研究 | サルはどこでマラリア原虫をもらうのか?:飛行型樹上トラップで樹上蚊に迫る | 2016 – 2018 | 代表 |
基盤研究(C) | ミャンマーにおける生活習慣病に関する実態解明と予防策の検討 | 2015 – 2018 | 分担 |