翟亜蕾 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

翟亜蕾

職名: 連携助教

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研究部門

政治経済共生研究部門

専門分野

研究関心

・内戦時の避難行動に関する実証研究―ミャンマー・コーカン農村の例
・中国雲南省農村部の労働市場の変容―ミャンマーからの移民流入と民族間関係




内戦時の避難行動に関する実証研究―ミャンマー・コーカン農村の例
本研究は、ミャンマー北部のコーカン地域において実施した独自の調査に基づき、当該地域に起きる武力紛争が人口移動を引き起こすメカニズムを、農村家計の避難行動の決定要因を探ることによって明らかにした。とりわけ、6村214家計の避難行動の決定要因を明らかにしながら、裕福な家計と貧困家計のそれぞれの行動違いを比較し、外的ショックに直面する際の貧困の脆弱性を示唆した。

中国雲南省農村部の労働市場の変容―ミャンマーからの移民流入と民族間関係
本研究は、近年におけるミャンマー人移民の中国での労働市場参加、そしてこうした活動の地域社会へのさらなる融合に与えうる影響を明らかにすることを目的としている。2018年8月~9月、2019年2月に雲南大学の研究者と連携し、中国雲南省徳宏(Dehong)州で現地調査をした結果、村内での労働力の受け入れにおいて、民族的排他性が見当たらず、異民族の村での労働力の流入が一般的であることが確認された。今後、さらなる調査研究を行い、雲南省の村落における多様な民族の労働者の動的な流入と流出を明らかにし、また民族間関係を明確にすることが必要である。