後発国の工業化を成功に導く要因は何か? 政府の介入こそ後発国の工業化にとって重要とするその主張は、後発国の経済発展論、国家の経済に対する役割の考察に独自の貢献をなす。制度経済学を歴史的分析と組み合わせ、レントシーキングや所得不平等を軸にタイ経済の移行を19世紀中ごろから2000年まで検討する、三人の経済学者が編む遺稿集。
Kyoto CSEAS Series on Asian Studies(英文)
後発国の工業化を成功に導く要因は何か? 政府の介入こそ後発国の工業化にとって重要とするその主張は、後発国の経済発展論、国家の経済に対する役割の考察に独自の貢献をなす。制度経済学を歴史的分析と組み合わせ、レントシーキングや所得不平等を軸にタイ経済の移行を19世紀中ごろから2000年まで検討する、三人の経済学者が編む遺稿集。