安藤 和雄 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

安藤 和雄

安藤 和雄
部門・職位
環境共生研究部門
連携教授
専門
熱帯農学、農村開発、地域研究
研究分野/キーワード
・バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、インド東北部、ラオスで括られる地域のベンガルや東南アジアとの地域比較
・アジアと日本の農業・農村開発に関する相互啓発的ネットワークによる新たな農村開発アプローチの構築
・「在地の自覚」「当事者性」「直観的理解」をキーワードにしたフィールドワーク、文理融合に実践を加えた実践型地域研究方法の開発
連絡先
ando@cseas.kyoto-u.ac.jp

安藤 和雄

バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、インド東北部、ラオスで括られる地域のベンガルや東南アジアとの地域比較

ブータン、ミャンマーにおける「在地の技術」に関する調査研究を行った。ブータンにおいては落葉広葉樹林であるソクシンの水田での落ち葉利用、ミャンマーにおいては水田でケツヅアズキの二毛作について調査し、いづれも研究会で発表している。これらの技術を記録発表は従来あまりされてこなかったので学術的意義は高い。

アジアと日本の農業・農村開発に関する相互啓発的ネットワークによる新たな農村開発アプローチの構築

イェミャンマー(イエジン農業大学3名、ヘンザダ大学1名)、ブータン(王立大学シェレブッチ校2名)、日本(東南研2名、名古屋大学1名)のチームで9月にアメリカ合衆国の州立大学であるコーネルとミシガン大学を訪問し、大学の地域活性化のプログラムについて調査を実施した。

「在地の自覚」「当事者性」「直観的理解」をキーワードにしたフィールドワーク、文理融合に実践を加えた実践型地域研究方法の開発

ILASのブータンでの京大学生のフィールド講義、地域(京都)志向プログラム(地域連携教育研究推進ユニット)、一まち一キャンパス事業などによる宮津市や南丹市美山町における、ミャンマー、ブータンの学生、若手研究者、教員たちによる参加型農村調査手法、滋賀県守山市美崎における大川活用プロジェクトでの市民・大学参加型地域開発手法などを実践型地域研究方法として開発している。