平松 秀樹 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

平松 秀樹

部門・職位
相関地域研究部門
連携准教授
研究分野/キーワード
・ラーマ6世・7世時代の資料に見るオリエンタリズムとしての日本表象の研究
・タイ・フィルムアーカイブにおける20世紀前半のタイ映画研究
・大陸部東南アジアの大衆文化に見る越境性に関する研究
連絡先
hidekihirama@gmail.com

平松 秀樹

ラーマ6世・7世時代の資料に見るオリエンタリズムとしての日本表象の研究

タイ文学・映画を題材として、ラーマ6世・7世時代の資料に見る日本表象を明らかにする。.サムライ、蝶々夫人等々の日本イメージに関して、具体的な小説や映像資料を対象に分析する。世界のなかの日本イメージの一例としてこの分野の研究の発展に貢献する。

タイ・フィルムアーカイブにおける20世紀前半のタイ映画研究

日本でいま紹介されておらず、一般的にアクセスが困難であるが良質な古い時代のタイ映画をタイ・フィルムアーカイブにおいて調査分析し、各作品につい ての解説を施す。日本におけるタイ映画研究の基礎資料として、学術のみならず一般にも貢献する。

大陸部東南アジアの大衆文化に見る越境性に関する研究

東南アジア大陸部に共通して伝わる民話「12人姉妹」のタイにおける伝播の特徴、および映画・テレビドラマなどにみられる展開の様相についての研究。民話(文学)と映画というジャンルを同時にカバーし、かつカンボジアやラオスの「12人姉妹」研究と連結した広がりのある研究であり、今後の東南アジア大陸部民話・映画研究の基盤となるものである。