スタッフ紹介
兼子 千穂
- 部門・職位
- 環境共生研究部門
連携准教授 - 専門
- 人獣共通感染症
- 研究分野/キーワード
- 人獣共通感染症の伝播と生物多様性
- 連絡先
- kaneko.chiho.24h@st.kyoto-u.ac.jp
兼子 千穂
研究概要
保全と感染症の制御
顧みられない熱帯病のひとつである住血吸虫症は、寄生虫病ではマラリアに次いで社会経済への影響が大きい感染症とされる。住血吸虫の生活環は複雑であり、淡水の環境とそこに生活する中間宿主である淡水産巻貝、終宿主となる哺乳類の存在が必要である。
住血吸虫が最も流行しているアフリカ地域を対象に、住血吸虫の中間宿主貝の生息状況や住血吸虫寄生状況を明らかにすることを通し、中間宿主貝と寄生する住血吸虫の生態学的知見を蓄積し、将来の持続可能な生態系保全と住血吸虫対策立案を通した公衆衛生向上の両者に寄与することを目的とした研究を行っている。
住血吸虫が最も流行しているアフリカ地域を対象に、住血吸虫の中間宿主貝の生息状況や住血吸虫寄生状況を明らかにすることを通し、中間宿主貝と寄生する住血吸虫の生態学的知見を蓄積し、将来の持続可能な生態系保全と住血吸虫対策立案を通した公衆衛生向上の両者に寄与することを目的とした研究を行っている。