福島 直樹 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

福島 直樹

福島 直樹
部門・職位
環境共生研究部門
連携研究員
専門
地域研究、人間生態学
研究分野/キーワード
生存基盤研究、ラオス、山地、ネットワーク、モン
連絡先
fukushima.naoki.86r@kyoto-u.jp

福島 直樹

ラオス山村における生存基盤研究―日常と非日常の世帯間ネットワーク―

本研究は、ネットワーク分析の視点や手法を参照しつつ、市場、社会インフラ、行政サービスから恩恵を受けることの小さいラオス山村の人々が、どのような資源を利用し、みずからの生存の維持に努めているかを明らかにする研究である。博士論文では、生活用具、精米機、労働力、米、住居の貸借にみられる 世帯間 ネットワークに着目し、定量分析をおこなった。その結果、生活を維持するための基盤として世帯間ネットワークの利用が一定の役割を果たすこと、さらには日常的に利用されないネットワークが非日常の生活場面に利用されることを明らかにした。ネットワーク利用には世帯間に大きな格差がみられた。生活の基盤としてのネットワークの弱さは、経済の縮小、子供の数、家族周期を主な要因として出現するという特徴をもつことが明らかになった。