澁谷 由紀 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

澁谷 由紀

澁谷 由紀
部門・職位
環境共生研究部門
連携研究員
専門
ベトナム近現代史
研究分野/キーワード
南部ベトナムの村落共有地の歴史的変容、
ホーチミン市の歴史、
フィールド・アーカイブの構築、
ベトナムにおける出版文化・読書運動

澁谷 由紀

ベトナム南部における公田・公土制度の史的展開:仏領期を中心に

ベトナム歴史研究において、公田・公土(村落共有地)の存在は、とくに北部紅河デルタにおける村落共同体の結束の高さを示すものとして着目されてきた。一方ベトナム南部のそれは軽視されてきた。

しかしながら南部の公田・公土の実態は再考の必要がある。公田・公土はしばしば新設され、地域によっては耕地に対する割合は相当に高く、貧民救済のための手段として評価され続けていた。

本研究では、ベトナム北部・中部・南部のキン族の村落の共通性を明らかにし、不平等の是正に対する人々の伝統的価値観を知ることを目指す。