スタッフ紹介
木谷 公哉
- 部門・職位
- 環境共生研究部門
助教 - 専門
- 情報処理、計算機システム開発・運用、データベース開発、地域研究、情報通信工学
- 研究分野/キーワード
- ・東南アジア逐次刊行物の資源共有化システム
・オープンソースを活用した情報発信の可能性 - 連絡先
- kitani@cseas.kyoto-u.ac.jp
木谷 公哉
研究概要
小規模データセットのための情報資源共有システムのためのデータベースフレームワークに関する研究
研究者がフィールド調査で収集するデータは、数百から数千程度である。この量では、デジタル技術を使った分析研究を行うには少なすぎる。一方、このような少量のデータに対してデータベースを構築し、維持するにはコストがかかりすぎる。過去に開発されたデータベースからデータを抽出して再利用したり、新しいデータベースに移行しようとしても、そもそも持続的に利用できるものでなければ、構築されたものはすぐに使えなくなってしまう。そこで、このような小規模データセットを対象に、クラウドシステムを利用した研究データの保存・公開の手法として、手軽に公開できるデータベースのフレームワークに関する研究に関心をもっている。
オープンソースを活用した情報発信の可能性
研究所および共同プロジェクトにおいて、研究・研究支援活動を円滑に行えるような情報基盤構築業務を担当。早い時期からクラウド化を推進するなど、新しいサービスやシステムについて積極的に検討している。また、オープンソース・ソフトウェアを活用した情報発信についての調査を行っている。その成果は、WordPress 公式プラグインとしていくつか開発し、公開している。
東南アジア逐次刊行物の資源共有化システム
国内外における逐次刊行物の所蔵確認が容易にするデータベースを構築し、その過程において各図書館(室)や関連機関における逐次刊行物の収集・保存方針の策定・提唱、 図書館間連携、新たな地域研究創出の切っ掛けにつながることを目指す。
東南アジア逐次刊行物総合目録データベース:https://info.cseas.kyoto-u.ac.jp/db/sealib
東南アジア逐次刊行物総合目録データベース:https://info.cseas.kyoto-u.ac.jp/db/sealib
インドシナ3国(ベトナム、ラオス、カンボジア)に対する多言語資料における小規模データベース導入に関する演習(ベトナム社会科学通信院)
WordPress プラグインを開発し、公式プラグインとしての提供