スタッフ紹介 / 連携教員
渡辺 彩加

- 部門・職位
- 社会共生研究部門
連携研究員 - 専門
- 地域研究、難民
- 研究分野/キーワード
- 難民、難民教育、ミャンマー
- 連絡先
- watanabe.ayaka.5u@kyoto-u.ac.jp
渡辺 彩加
研究概要
難民教育がキャリア形成に与える影響:タイにおけるミャンマー出身避難民に着目して
ミャンマーからタイへ避難してきた方々を対象に、「教育がキャリア形成にどのような影響を与えるのか」というテーマで研究を行っています。2021年のミャンマー軍事クーデター以降、多くの人々が国を離れ、2023年時点ではタイ国内に約5万人が避難生活を送っているとされています。避難された方々の中には、教育を続けることが難しい状況にある方も多く、そのことが将来の進路や選択肢に大きな影響を及ぼしています。
特に難民キャンプ内ではなく、都市に避難している都市難民に着目しています。その中でも大学進学を目指す学生に注目し、彼らがどのような進路選択をし、どのような困難や支援に直面しているのかを調査しています。避難した人々の中には、パスポートや法的な身分証を持たず、タイでの居住資格やビザを持たないまま生活している方も多く、進学や就職において制度的な制約を受けやすい状況にあります。避難民が増加したことにより教育環境がどのように変化したのか、さまざまな障壁がある中でどのように教育を継続しようとしているのかなどを現地調査をもとに調査しています。


特に難民キャンプ内ではなく、都市に避難している都市難民に着目しています。その中でも大学進学を目指す学生に注目し、彼らがどのような進路選択をし、どのような困難や支援に直面しているのかを調査しています。避難した人々の中には、パスポートや法的な身分証を持たず、タイでの居住資格やビザを持たないまま生活している方も多く、進学や就職において制度的な制約を受けやすい状況にあります。避難民が増加したことにより教育環境がどのように変化したのか、さまざまな障壁がある中でどのように教育を継続しようとしているのかなどを現地調査をもとに調査しています。

