ワークショップ「装いと規範」(2月6日) | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

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ワークショップ「装いと規範」(2月6日)

趣旨: 装いは、価値観や信念、思想、規範など、目には見えないものを映し出す鏡である。その時々のファッション(流行の装い)に目を向けたとき、 我々は、それぞれの時代、それぞれの社会における人々が、どのような美意識を持ち、何を大切にしていたのか、 そして、どのような枠組みの中に生きていたのか、その一端を知ることができる。2017年度から毎年開催している本ワークショップ「装いと規範」では、「装い」を衣服・衣装に限定せず、装飾品・化粧品・髪型なども含むものととらえ、世界各地の事例の多角的検討を通じて、装いから何が見えてくるのか、そこにおいて「現代」「国家」「イデオロギー」がどのような意味をもち、「ローカル」「ナショナル」「グローバル」がどのように接合され、あるいは組み直されているのかなどを視野に入れた議論を行っている。

【報告者】
香室結美(熊本大学)
佐藤若菜(新潟国際情報大学)
松本ますみ(室蘭工業大学)

【コメンテーター】
安城寿子(阪南大学)
杉浦未樹(法政大学)
杉本星子(京都文教大学)

【司会】 帯谷知可(京都大学)

【プログラム】
13:00-13:10 趣旨説明 帯谷知可・後藤絵美(東京大学)
13:10-16:10 報告
香室結美
「ナミビア・ヘレロ人のエスニックドレスに見る歴史性とファッション―4つのショーから」
佐藤若菜
「古着から展示可能な民族衣装へ―中国少数民族の装いにおけるグローバルな広がりと価値の変遷」
松本ますみ
「唯物論の神はイスラームグッズに祝福を与え給う―世界の工場、中国の経験を垣間見る」
16:10-17:00 コメント・質疑応答・ディスカッション

【参加登録】
2021年2月4日(木)までに下記よりご登録ください。登録された方には開催日午前中までにZoom情報をお知らせいたします。
参加登録URL:
https://forms.gle/9mXkkt2dV2gRcYj59