第17回大阪アジアン映画祭の関連イベントとして、公開シンポジウム「多刀流の野蛮人:多言語アジアで映画をつくる」を開催いたします。
日時: 2022年3月15日(火)14:00~15:00(予定)
参加方法: 参加無料・事前登録制、日本語・英語(同時通訳)
申し込み: https://bit.ly/3px5tkA
登壇者:
ウー・ミンジン(映画監督/『野蛮人入侵』プロデューサー)
山本博之(京都大学東南アジア地域研究研究所/混成アジア映画研究会)
参考:
『野蛮人入侵』上映日時・会場
3月12日(土)11:50 シネ・リーブル梅田3
3月17日(木)18:40 ABCホール
主催:
京都大学東南アジア地域研究研究所
混成アジア映画研究会
大阪アジアン映画祭
概要:
タン・チュイムイ監督の約10年ぶりの長編監督第三作。子育てと女優業の両立に苦労するかつてのスター女優をタン・チュイムイ監督自身が演じる物語を見せながら、さまざまな映画や本の参照を挟み込むことで物語を複層的に展開させていく『野蛮人入侵』。限られた制作費で奥行きのある映画を作る技術や、多言語アジアでリアリティのあるフィクションを作る意義を、マレーシア映画人たちの助けを借りながらタン・チュイムイ監督が身体を張って熱くクールに訴えかける。
『ドラゴン危機一発』『ボーン・アイデンティティ』『ブレードランナー』や『猫のゆりかご』『闇の左手』『野生のロボット』など、作品中のおびただしい数の映画や本の参照をすべて語ることはとてもできない。挑戦に満ちたこの作品はいったいどのように作られたのか。
自身も映画監督で水辺を舞台とする傑作を多く作り、プロデューサー(そして劇中のプロデューサー役)として本作品に参加したウー・ミンジン氏をゲストに迎え、マレーシアの映画人が集結した『野蛮人入侵』に込められた思いをうかがい、今日のアジアで映画を作ることの意味と挑戦について考える。