京都大学男女共同参画推進センターのニュースレター『たちばな』第105号(2022年11月15日)にて、当研究所東棟ユーティリティ・ルームの多目的休憩室が紹介されました。当研究所では男女共同参画推進委員会を中心に、妊娠・子育て中などのスタッフが利用できる休憩スペース、キッズ・スペースの整備を進めています。
記事情報
「男女共同参画推進『こんな取り組みをしています!』─教育・研究活動と育児等の両立のための支援充実・環境整備 取組事例紹介:東南アジア地域研究研究所(CSEAS)」『たちばな』第105号(2022年11月15日)
担当教員よりひとこと
多目的休憩室はオープンなスペースであるため、どんな方が利用しているかが実は把握しにくいのですが、男女共同参画推進センターからの取材を機に、利用者の方々の声を少しでも聞くことができて幸いでした。最近では、学内の他部局や女性教員懇話会からもこのスペースの見学に来られた方がいらっしゃいます。
このスペースには、元々畳敷きの宿直室があり、長らく休憩や交流の場としても使われていたそうですが、2020年度の建物大規模改修の際に、所内でいろいろ議論し、女性スタッフの着替え、体調不良時の休憩、子連れ出勤、授乳、イベント時の託児室、あるいは来日されたムスリムのゲストの礼拝などを想定して、このような形になりました。まさに「多目的」です。改修後も公費でできることを探りながら、少しずつ備品等を整備してきました。今年度は、所内からの要望を受けて、畳スペースの入口に目隠しになるようなロールスクリーンを設置しました。利便性と安心・安全の双方を視野に入れることが大事だと感じています。(男女共同参画推進委員会 帯谷知可)