国際ジャーナル投稿に向けた英語論文改善ワークショップ | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

NEWS

国際ジャーナル投稿に向けた英語論文改善ワークショップ

2019.12.13

よりレベルの高い国際学術雑誌への投稿を目指す研究者、特に英語による論文作成の経験が浅い若手研究者を対象に、「英語論文改善ワークショップ」を開催します。
シンガポール国立大学から講師をお招きし、「講義+ワークショップ+個別指導」の構成で英語論文を書く際のノウハウや、国際学術雑誌等への投稿の際のマナーなどを伝授していただきます。奮ってご参加下さい。

日時:
2020年 2月20日(木) 9:00~17:00
2月21日(金) 9:00~17:15
2月22日(土) 9:00~17:00

会場:
京都大学稲盛財団記念館3階大会議室 (アクセス)

講師:
Paul Harold KRATOSKA, Ph. D.
(Former Publishing Director, NUS Press, National University of Singapore)
Paul Robert NERNEY, M. A.
(Former Senior Lecturer, Centre for English Language Communication (CELC), National University of Singapore)
Suzan Lopez NERNEY, M. A.
(Former Lecturer, Centre for English Language Communication (CELC), National University of Singapore)

受講資格:
おもに、本学に在籍する大学院生(博士課程後期)・ポスドク研究者・若手教員で、東南アジアについて地域研究、人類学、経済学、地理学、歴史学、政治学、社会学など社会・人文科学的研究をされている方。現在英語の論文ドラフトをお持ちの方。

3日間全てのワークショップに出席できる方を優先します。
※事前にドラフトを講師へ送付し、ワークショップ当日はそれを添削する形式で個別指導が進行します。

定員:
16~20名 (応募者多数の場合、選考) 

受講料:
無料

応募方法:
下記URLの申請フォームに必要事項を記入してお申し込みください。
https://forms.gle/CBb7v9x9VWRTuJNm7

応募締切:
2019年12月25日(水)17:00 必着 
*論文草稿(4000~7000 Words)の提出期限は令和2年1月15日の予定です。

主催:
京都大学東南アジア地域研究研究所CSEAS 
東南アジア地域研究研究所附属CIRASセンター
日ASEAN協働による超学際生存基盤研究の推進

プログラム:
1日目
8:30-9:00 Registration
9:00-10:45 Introductory Session
10:45-12:00 Lecture 1: What Editors Look For, and Mistakes Writers Make
12:00-12:45 LUNCH
12:45-14:00 Lecture 2: Revision Strategies for Research Paper Introductions
14:00-14:30 Q&A
14:30-14:45 Small Group Sessions Round 1
15:45-17:00 Small Group Sessions Round 2

2日目
9:00-10:15 Lecture 3: Salient Features and Conventions of Academic English
10:15-11:15 Individual Consultations Session 1
11:15-12:15 Individual Consultations Session 2
12:15-13:00 LUNCH
13:00-14:15 Lecture 4: Trends in Academic Publishing
14:15-15:15 Grammar Review/ A conversation about Open Access
15:15-16:15 Individual Consultations Session 3
16:15-17:15 Individual Consultations Session 4

3日目
9:00-10:15 Interactive Session: Critiques and Presentations
10:15-10:45 Selecting a journal and dealing with referees’ reports
10:45-11:15 The Ethics of Scholarly Communication
11:15-12:00 Open Discussion and Closing Ceremony
12:00-13:00 LUNCH
13:00-14:00 Individual Consultations Session 5
14:00-15:00 Individual Consultations Session 6
15:00-16:00 Individual Consultations Session 7
16:00-17:00 Individual Consultations Session 8

講師プロフィール:
Paul Harold Kratoska
元シンガポール国立大学出版部長。International Journal of Asian Studies (東京大学東洋文化研究所), Southeast Asian Studies (京都大学), TRaNS: Trans-Regional and -National Studies of Southeast Asia (韓国・西江大学校), Journal of the Malaysian Branch of the Royal Asiatic Society (マレーシア)の編集者および編集アドバイザー。専門は歴史学。日本占領期マレーシアに関する著作など、著書・論文多数。

Paul Robert Nerney
元シンガポール国立大学大学学術プログラム(USP)上級講師。長年に亘り、同大学英語コミュニケーションセンター(CELC)で長年に亘り英語技法、ビジネス英語、ビジネス・コミュニケーション、科学英語の教育に従事。英語ライティングに関するワークショップを数多く主催。また、批判的思考法(critical thinking)に関する教育プログラムにも携わる。専門は英文学、言語学。

Susan Lopez Nerney
元シンガポール国立大学英語コミュニケーションセンター(CELC)講師。長年に亘りアカデミック・ライティング、技術コミュニケーション、職場におけるコミュニケーション、ESL, 英語文法の教育に従事。アジア各地でライティングやコミュニケーションに関するワークショップを多数開催する。専門はスピーチ&ドラマ、語学教育。

問い合わせ先:
writingworkshop[a]cseas.kyoto-u.ac.jp
[a] を@に変更してください。