GYSF助教の公募 京都大学東南アジア地域研究研究所 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

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GYSF助教の公募 京都大学東南アジア地域研究研究所

2021.03.08

GYSF助教の公募
京都大学東南アジア地域研究研究所

[概要]
京都大学東南アジア地域研究研究所では、博士号取得5年以内の次世代研究者を助教として任用すべく公募を行います。京都大学東南アジア地域研究研究所では、東南アジアをはじめとする諸地域に関して環境、文化、社会、政治や経済を生態と社会の相関から学際的な研究を推進しています。それにより環境劣化、自然資源管理、経済成長と分配、民主化、高齢化と健康・福祉、都市化と人口減少、感染症、災害などグローバルに喫緊の課題について、国内外の研究者ネットワークによる共同研究や議論の場を重視しつつ取り組んでいます。こうした研究環境に積極的に参与し自身の分野の壁を越えて学際的にグローバル社会の諸課題に取り組む意欲を持ち、本研究所の研究やネットワークの強化に貢献する助教(定員内)を募集します。
本ポストの助教は、地域研究学系が共同して運営するGYSFプログラムにより雇用するものです。GYSF(Global Young Scholars into the Future)は、地域研究学系を構成する3部局(大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、こころの未来研究センター、および本研究所)合同で、助教を対象として創設したプログラムです。助教を世界で通用する大学教員として育成するために、任期中に最低1年間、国外の世界トップレベルの大学において在外研究に従事し、派遣先大学において、国際共同研究を推進するとともに教育にも参画することを求めます。当該在外研究に係るアプリケーションが審査により一定の基準を満たすと認められる場合は、旅費等を3部局が共同で支援します。

[職務内容]
① 地域研究における挑戦的かつ多分野横断的で国際的な研究の展開・発信
② 当研究所の教員との協働によるプロジェクト実施や研究会、セミナーなどの活動、国際交流事業への参加とサポート、自身による研究会・セミナー実施など
③ 一年間海外の大学や研究機関に在籍し、派遣先大学において国際共同研究を推進
④ 本研究所では学部学生の教育機会はないが、関連部局などの要請があれば教育や大学院生のアドバイスを行う

[応募資格]
(1) 博⼠号を有し、本研究所の研究に関わりのある分野において2021年9月30日までに博士号を取得していること
(2) 博士号取得後原則5年以内(2016年9⽉30⽇以降取得)であること
(3) 特定地域におけるフィールド調査の経験を持ち多分野の教員と共同研究を実施する意欲があることが望ましい
(4) 雇用期間のうちに1年程度海外の大学等トップレベルの研究機関に在籍し、国際共同研究を行うことに支障がないこと

[募集人数]
1名

[雇用期間]
令和3年10月1日から5年間(任期は5年で4年度目末の審査結果に基づき、2年間の任期延長(再延長なし)が決まります。)
試用期間 あり(6か月)

[勤務形態]
専門業務型裁量労働制 (週38時間45分相当、1日7時間45分相当)
休日:土・日曜日、祝日、年末年始、創立記念日および夏季一斉休業日

[勤務場所]
京都大学東南アジア地域研究研究所(京都府京都市左京区吉田下阿達町)

[給与等]
本学支給基準に基づき支給

[社会保険]
文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険および労災保険に加入

[応募方法]
申請者は、まず、ポータルサイトに登録の上、以下の応募書類1)~6)をPDFファイルにして電子メールでご提出ください。7)については、推薦者にアップロードを依頼してください。
1) Cover Letter(英文) 
連絡先のほか、当研究所の希望所属部門を記し、申請者が本助教ポストにふさわしい人材であることを示すこと。
2) Research Statement(英文)
これまでの研究内容と着任後の研究計画(英文1500語程度)
海外渡航希望先とその理由についても記載すること(現時点で先方の同意は必要ありません)。
3) 履歴書(英文または和文)
氏名(ふりがな)、性別、国籍、生年月日、現職、学歴(高校卒業以降)、学位、資格、職歴など
4) 研究業績一覧(英文または和文)
著書・論文・学会発表・その他に区分し、著者名・発表年・タイトル・掲載誌名・巻・号・ページ・査読の有無等を明記してください。同封した主要研究業績2点以内に○印をつけてください。これまで従事した調査・研究プロジェクト、取得フェローシップ、競争的研究資⾦獲得歴などがあれば、その研究テーマも含めて記⼊してください。諸言語能力、国際会議やセミナー出席、フィールド調査歴、受賞歴、研究助成獲得歴、研究業績の査読の有無を明記
5) 主要業績2点(英文または和文 コピーも可)
それぞれの要約を各1部(英文250語ずつ、または和文500字ずつ)
6) 博士(Ph.D.)学位記のコピー、または博士学位証明書(大学の発行によるもの 和文または英文)
7) 推薦状2通(英文または和文)
推薦者に直接ポータルサイトに2021年3月12日(金)までにアップロードするよう依頼してください。
※選考過程で追加資料を求める場合があります。

[提出先]
応募書類1)~6)をPDFファイルにして電子メールでご提出ください。
京都大学地域研究事務部総務掛 宛
GYSF_recruit*cseas.kyoto-u.ac.jp *を@に変えてください。
件名は、「CSEAS GYSF助教応募(氏名)」としてください。

[締切]
2021年3月12日(金)(日本時間)必着

[選考方法]
提出書類に基づいて選考します。選考過程においてオンラインで英語による面接を行うことがあります。その場合の詳細は別途連絡します。選考に係る費用(交通費・滞在費等含む)は応募者の自己負担とします。

[問い合わせ先]
京都大学地域研究事務部総務掛 
GYSF_recruit*cseas.kyoto-u.ac.jp *を@に変えてください。

[その他]
提出いただいた書類は、採用審査にのみ使用します。
正当な理由なく、第三者へ開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。
なお、応募書類はお返ししませんので、あらかじめご了承願います。
京都大学は男女共同参画を推進しています。女性研究者の積極的な応募を期待します。
京都大学では、すべてのキャンパスにおいて屋内での喫煙を禁止し、屋外では喫煙場所に指定された 場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。