甲山治教授、小川まり子助教らの研究チームが開発した気象・泥炭火災・大気汚染監視アプリ「SIMOCAKAP」の実用化に向けたセミナーが2024年7月25日(木)、インドネシア国家研究革新庁(BRIN)やリアウ州ブンカリス県の地元大学との共催により、イスラム公立大学ブンカリス校にて開催され、セミナー報告がブンカリス県政府ウェブサイトに掲載されました。またBRIN関係者や地元大学とともにブンカリス県知事を訪問し、開発したアプリの説明を行いました。このアプリは当研究チームが行っている大気環境計測、気象レーダー等の水文気象観測を統合したもので、今後、地域住民や政府、大学と連携しながら、双方向の防災情報の発信・共有を目指します。
- 「Pemkab Bengkalis Dukung Pemanfaatan SIMOCAKAP Di Wilayah Kabupaten Bengkalis(ブンカリス県政府、ブンカリス県における気象・泥炭火災・大気汚染監視アプリ(SIMOCAKAP)の活用を支援)」(2024年7月25日付)
- 「Pemkab Bengkalis Akan Jalin Kerjasama Dengan BRIN(ブンカリス県政府、国家研究革新庁(BRIN)と協力関係を構築へ)」(2024年7月26日付)
- 「Bupati Kasmarni Terima Audiensi Badan Riset dan Inovasi Nasional, Bahas Kemungkinan Kerjasama Majukan Daerah(カスマーニ知事、国家研究革新庁の表敬訪問を受け、地域発展のための協働の可能性について議論)」(2024年7月26日付)
セミナー紹介動画には小川助教も出演し、当研究所の10年にわたる活動にふれながらアプリの紹介を行っています。
本セミナーの模様は地元メディアRiauPos.coでも報じられました。「Deteksi sejak Dini Karhutla melalui Aplikasi Simocakap BRIN」(2024年7月25日付)