マジッド・ダネシュガル(Majid Daneshgar)准教授がケンブリッジ大学図書館の特別展「Endless Stories: Manuscripts, knowledge and translation in the 17th century」(会期:2024年9月28日〜2025年2月22日)の展示企画を担当しました。この展示は約400年前に英国にもたらされたトーマス・エルペニウス(1624年没)の最初期東洋コレクションより15の言語の写本を集めたものです。同図書館で資料調査を進めるダネシュガル准教授がキュレーターを務め、マレー語で書かれたコーランの注釈書としては最古のものとなる写本など、希少資料の多くが初めて公開される機会となります。
- Endless Stories: Manuscripts, knowledge and translation in the 17th century (Cambridge University Library)
- Ancient manuscripts on display for the first time (Cambridge University Lirbrary)
9月26日に開催された特別展開会式の模様は英国放送協会(BBC)など複数のメディアで報道され、ダネシュガル准教授へのインタビューも公開されました。
また、10月15日には同展示関連イベントとしてダネシュガル准教授が講師を務めるオンライントーク「Erpenius’ Library: The Excellence of a Dutch Arabist」が開催される予定です。
関連情報(11月8日追記)
- オンライントーク「Erpenius’ Library: The Excellence of a Dutch Arabist」の講演動画 が公開されました。
- 音声プログラム「Akbar’s Chamber: Experts Talk Islam」(進行:ナイル・グリーン UCLA歴史学科教授)にてマジッド・ダネシュガル准教授へのインタビュー「Orientalism Reconsidered: Collecting Islamic Manuscripts in Seventeenth Century Europe」 が公開されました。