第5回「東南アジア研究の新風景」研究会開催のお知らせ(4月14日) | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

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第5回「東南アジア研究の新風景」研究会開催のお知らせ(4月14日)

第5回「東南アジア研究の新風景」研究会(土屋健治研究会)の開催のお知らせです。

今回は、この3月で大東文化大学を定年で辞められた押川典昭さんにご報告をいただくことになりました。押川さんは2年ほど前からプラムディヤの評伝をご執筆されていらっしゃり、今回はそのご著書の一部をお話しいただく予定です。また、柏村さんと高地さんがそれぞれの観点からプラムディヤの作品や生涯に切り込んだ報告をしていただきます。
東京開催ですが、ご都合のつく方はご参加ください。

日時: 2018年4月14日(土)13:00より(18時終了予定)
会場: 東京外国語大学本郷サテライト 5階教室
113-0033 東京都文京区本郷2-14-10
アクセスについては、下記をご覧ください
http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/

<会場について補足>
土日は常駐の職員がいないため、建物1階入口が施錠されています。御入館の際に入口でインタホンを押し、御用件を告げていただくと、外大関係者が解錠するというシステムになっています。

研究会:
13:00 柏村彰夫さん(京都外国語専門学校 教員)

「バラしてみましたプラムディヤ」
プラムディヤのいわゆる「ブル島四部作」は、間違いなくプラムディヤの代表作の一つである。更に言えば、インドネシア文学を代表する作品の一つであり、四部作の第一作目『人間の大地』出版から40年近く経った現在では古典的風格さえ帯びた「名作」であると言って過言ではないだろう。さて、様々な読みを可能とすることが名作の条件である、とどこかで聞いた憶えがある。それでは、この名作を単語レベルに解体した際に、何が見えるのか。何か言えるのか。目算もなく跳んでみた結果を報告させていただく。

14:00 高地薫さん(神田外語大学 教員)

「Ex-Tapolのメモワールから見るブル島での生活」
9月30日事件の後、プラムディヤと共に多くの「政治犯」たちがブル島に流刑となった。彼らのなかには、「解放」後、そしてレフォルマシ以降にメモワールを著した者もいる。そうしたメモワールを通じて、ブル島における生活の再構成を試みる。

15:00 休憩

15:15 押川典昭さん

「プラムディヤ伝を書く」
現在執筆中の作家プラムディヤ・アナンタ・トゥール(1925~2006)の伝記の「故郷ブロラ時代」と「日本占領時代」を、彼自身のメモワール、関係者の証言、自伝的な要素の濃い彼の小説などを基に、インドネシア現代史と交差させながら報告する。

17:00 議論

18:00 終了

19:00  懇親会 会費5000円(学生は半額)
於 サイアムセラドン 御茶ノ水ソラシティ店
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13154169/

東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ B1F
電話: 050-5872-5966

アクセス: JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅徒歩1分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅徒歩1分
JR御茶ノ水駅の聖橋口からすぐです。東京外大本郷サテライトからは徒歩で10分少々です。

*お願い
懇親会の予約をしますので、ご参加いただける方は幹事を引き受けていただいている左右田直規さん、もしくは森山までメールで今週の土曜日4月7日までにご連絡ください。

Soda Naoki
e-mail: soda[at]tufs.ac.jp

「東南アジア研究の新風景」研究会幹事
森山幹弘
e-mail: moriyama[at]nanzan-u.ac.jp

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