日時: 2022年2月3日（木）16:45-18:15（日本時間）

使用言語: 日本語

場所: Zoomによるウェブセミナー

事前登録: https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZUoceCpqzwrHtVNKf1VRug2lN-n8gdrTSan

報告者: 馬塲弘樹氏（京都大学東南アジア地域研究研究所/白眉センター）

ウェブサイト: https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/staff/baba/

報告題目: タイにおける都市施設のアクセシビリティ格差 

キーワード: アメニティ、POI、リバビリティ、QOL、ウォーカビリティ

要旨: 近年、都市施設へのアクセシビリティ（アクセスのしやすさ）は政策的観点から注目されている。しかし、発展途上国において全種別のアクセス性を充足させることは容易ではなく、食料品、病院、公共交通などの都市施設に格差構造が存在することが考えられる。本研究では、タイ王国を対象としてカテゴリ別に都市施設へのアクセシビリティを測定し、地域間のアクセシビリティ格差を定量的に捉えることを試みた。分析では、タイ全土で利用可能なPOIデータを用い、約1kmメッシュ単位の人口データと組み合わせることでミクロスケールからの分析を可能にした。本報告では、日本での事例も紹介しつつ分析結果を紹介する。

幹事: 町北朋洋、三重野文晴（以上、東南アジア地域研究研究所）、矢野剛、高野久紀（以上、経済学研究科）、三浦憲（京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻）

連絡先: 町北朋洋 (machi[at]cseas.kyoto-u.ac.jp)