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「海辺の彼女たち」+同志社大学学生短編ドキュメンタリー作品「ウクライナから京都へ~今 できること」上映+トーク

京都大学東南アジア地域研究研究所「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」主催の自主上映会のご案内です。日本国内で技能実習生として働くベトナム人女性たちの姿を詩情溢れる映像で描いた作品「海辺の彼女たち」を上映します。ロシアによるウクライナ侵攻から2月24日で一年ということで、同志社大学の学生が制作したウクライナ避難民に関する短編ドキュメンタリー作品の上映も急遽、決定しました。みなさま、奮ってご参加ください。

日時: 2023年2月24日(金)18:00~20:00
場所: 京都大学東南アジア地域研究研究所稲盛財団記念館1階(旧・京都賞ライブラリー)
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/access

入場料: 無料(登録フォーム:https://forms.office.com/r/rjF72v7pMr
*予約不要。但し来場者数の事前把握のため、登録にご協力ください。

第1部:18:0018:30 「ウクライナから京都へ~今 できること」上映+トーク

コメンテーター: 帯谷知可(京都大学東南アジア地域研究研究所・教授)
*監督の原七穂(同志社大学3回生)がオンラインでトークに参加予定です。

作品概要: 「ウクライナ・キエフ京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク」。戦禍のウクライナから、この窓口を頼りに避難したのは70名以上にのぼる。避難民の悲しみと新生活に寄り添うため、京都市や京都市国際交流協会、京都キエフ交流の会などの事務局の他、民間企業や市民が一丸となって支援する。深い悲しみを抱えながら、自ら選んだ京都の地で気丈に生活する避難民と、それを支える職員の様子から、世界で今まさに起きている「現実」を描く。
(2023/日本/15分/カラー/英語・日本語/ドキュメンタリー/HD)

監督: 原七穂 編集:加藤結子 撮影:太田己瑚、高松侑平 
制作: 同志社大学グローバル地域文化学部「グローバル地域文化学の実践4(多文化×映像フィールドワーク)」(科目担当:王柳蘭、直井里予)http://www.riporipo.com/doshisha2022/

第2部:18:3020:00「海辺の彼女たち」(監督・藤元明緒)上映

ストーリー: 技能実習生として来日した若きベトナム人女性のアンとニューとフォンはある夜、搾取されていた職場から力を合わして脱走を図る。新たな職を斡旋するブローカーを頼りに、辿り着いた場所は雪深い港町。やがては不法滞在となる身に不安が募るも、故郷にいる家族のためにも懸命に働き始める。しかし、安定した稼ぎ口を手に入れた矢先にフォンが体調を壊し倒れてしまう。アンとニューは満足に仕事ができないフォンを心配して、身分証が無いままに病院に連れて行くが——。
(2020/日本・ベトナム/88分/カラー/5.1ch/1:1.85/ベトナム語・日本語/ドラマ/DCP)

https://umikano.com/
https://drive.google.com/file/d/12lZ-DgM9GSOxtDLFCzI3I61NVfRr_IPI/view?usp=sharing

主催: 京都大学東南アジア地域研究研究所「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」
共催: JSPS科研費基盤研究B「東南アジア大陸部越境コミュニティの基礎研究:ベトナム仏教寺院資料分析から」

問い合わせ先: 東南アジア地域研究研究所図書室 075-753-7306、7328

*本作品は1/27に上映予定でしたが、悪天候のため開催延期となりました。