第19回大阪アジアン映画祭(2024年3月1日〜10日開催)の連携企画としてシンポジウムを開催します。
大阪アジアン映画祭は選りすぐりの東南アジア映画を日本の劇場で見ることができる貴重な機会であり、映画祭と連携して、地域研究の観点から作品とその舞台となっている地域の課題を検討するシンポジウムを毎年実施してきました。13回目となる今年は、インドネシアから『珈琲哲學』シリーズや『モルッカの光』などで知られるアンガ・ドウィマス・サソンコ監督をお招きして、大阪中之島美術館で開催します。ふるってご参加ください。
概要
アンガ・ドウィマス・サソンコ監督は、コメディ、サスペンス、アクションといった幅広いジャンルで、父から子への継承、仲間との絆、家族の再生をテーマに民主化後のインドネシアの課題を描いてきました。政治的にも経済的にも閉塞感が漂い始めて希望が見出しにくくなっているなかで、アンガ監督は最新作『ジャカルタ13爆弾』でなお希望を描こうとしています。『珈琲哲學』などのアンガ監督の過去の作品を振り返りながら、監督の映画哲学をうかがいます。
パネリスト
アンガ・ドウィマス・サソンコ(『ジャカルタ13爆弾』監督)
モデレーター
西芳実(京都大学/混成アジア映画研究会)
参考:『ジャカルタ13爆弾』上映日時・会場
3月2日(土)10:40 シネ・リーブル梅田 シネマ4 ※ゲスト登壇あり
3月6日(水)12:40 ABCホール ※ゲスト登壇あり