プラムディヤ・アナンタ・トゥール（1925-2006）は、インドネシアの最も優れた現代作家の一人であり、東南アジアの文豪の一人として広く知られています。プラムディヤの作品は、日本語、フランス語、オランダ語、英語など多言語に翻訳され、世界文学に大きな足跡を残しました。彼の文学の功績は、ラモン・マグサイサイ賞（1995年）、芸術文化勲章シュヴァリエ（2000年）、福岡アジア文化賞（2000年）など、数々の国際的な賞を受賞していることからもうかがえます。本セミナーはプラムディヤの生誕100周年を記念して開催します。様々な角度からプラムディヤの文学について語り、考えるまたとない機会ですので、ぜひご参加ください。
日時：2025年3月4日（火）13:00-16:15（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室（I213）
参加方法：
本セミナーはハイブリッド形式で開催されます。参加者は、以下のリンクより事前登録をお願いします。
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/UvC0BRX2SwO8sal1Yld2LA
* セミナーのアーカイブ配信はございませんのでご留意ください。
プログラム
| 13:00–14:30 | Session 1 |
| Opening Speech： 岡本正明（京都大学東南アジア地域研究研究所） ・ 太田りべか （翻訳家） 「プラムディヤ以後の文学――『美は傷』を読む」 ※ご発表スライドをダウンロードいただけます | |
| 14:45–16:15 | Session 2 |
| ・ William B. Horton（秋田大学） 「Pramoedya and the Comfort Women of Buru」 ・ Amado Anthony III Mendoza（京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科） 「Pramoedya and the Manikebu Affair」 ・ Discussant：福武慎太郎（上智大学） |
主催者：
北村由美（京都大学 附属図書館）
Jafar Suryomenggolo（京都大学東南アジア地域研究研究所/国際高等教育院 連携教授）
※本セミナーはJSPS科研費 No. 22H00054 の助成を受けたものです。
