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京都大学アカデミックデイ2025
お茶を片手にトーク◎トーク

座談会②フィールドノートでのぞく研究の世界

開かれた学問の対話の場として京都大学が開催する「京都大学アカデミックデイ2025」に木村里子准教授(水中生物音響学、環境影響評価、自然共生システム)が登壇します。

座談会② フィールドノートでのぞく研究の世界

野外で調査研究を行う研究者必携のフィールドノートにまつわる座談会です。
フィールド研究とは、山や海、街なかなど実際の場所に出かけて、自然の様子や人びとの暮らしを自分の目で見て、感じて、記録する研究のことです。そんな研究の現場で欠かせないのが「フィールドノート(野帳)」をはじめとした記録媒体です。研究者たちは、フィールドで何を見て、どのように記録を残しているのでしょうか?さまざまな形のフィールドノートを通して、京都大学のユニークな研究の世界をのぞいてみましょう!

【登壇者】
堀口大樹 准教授(京都大学大学院人間・環境学研究科)
木村里子 准教授(京都大学東南アジア地域研究研究所 / 大学院農学研究科)
清山陽平 助教(京都大学大学院工学研究科)
【ファシリテーター】
梶丸岳 助教(京都大学大学院人間・環境学研究科)

木村准教授のノートから①:「左はドローンでのスナメリ調査(日間賀島)。発見時刻と個体数を書いてあります。群れサイズや行動などはラボに戻ってから精査。右は京都水族館でのアザラシ観察シート。学生さんとビデオカメラと水中マイク(壁貼り)を使って1日観察するのですが、個体識別も完璧で、特異な・気になる行動のみを記録しています。」
木村准教授のノートから②:「揚子江での調査ノートのお気に入りページです。左側に「没有 江豚」と書いてあります。「スナメリ、いないね」という意味で、地元の漁師さんともこれを使って会話していました。」

お問合せ

京都大学アカデミックデイ事務局
E-mail: kenkyu-taiwa*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)

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