さくらサイエンス交流プログラムでカンボジアから図書館情報学の研究者・図書館員が来所しました(6月9日-15日) | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

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さくらサイエンス交流プログラムでカンボジアから図書館情報学の研究者・図書館員が来所しました(6月9日-15日)

2019.06.10

期間: 2019年6月9日(日)- 15日(土)
場所: 東南アジア地域研究研究所 図書室、稲盛財団記念館セミナー室、京都大学附属図書館 等

テーマ: カンボジアの国立図書館・研究機関等における学術情報基盤環境の構築・整備への支援

日本・アジア青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプラン »

プログラム

6月9日(京都大学 東南アジア地域研究研究所)
・同図書室にて、大野美紀子助教による「日本・東南アジアにおける学術情報基盤環境の比較」講義を受講し、東南アジア多言語資料のOPAC所蔵・公開及び貴重資料デジタルアーカイブ構築状況を視察

6月10日(京都大学 東南アジア地域研究研究所)
・午前:天理大学総合教育研究センター古賀崇教授による国立情報学研究所(NII)を核とする日本の学術情報ネットワーク(NACSIS-CAT総合目録データベース及びその前提としての共同目録作業やMARCの意義などについて)の講義

・午後:京都大学附属図書館にて、学術機関リポジトリ「紅」及びIIIFフォーマット貴重資料デジタルアーカイブ構築・運用状況を視察。

6月11日(国立研究開発法人情報通信研究機構 / 国立国会図書館関西館)
・午前:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルコミュニケーション研究所(けいはんな学研都市)において、クメール語搭載多言語自動翻訳技術開発、クメール語入力システムとその運用について研修、最先端科学技術の開発現場視察

・午後:国立国会図書館関西館にて、同館のアジア言語資料の書誌作成、提供に係る講義を受講し、 アジア言語資料の書誌作成業務および図書館施設(閲覧室、書庫、自動書庫等)を視察。

6月12日(京都大学 東南アジア地域研究研究所)
午前:京都大学図書館データベースiliswave_jを利用したMarc21対応図書メタデータ作成業務実務研修。

午後:京都大学東南アジア地域研究研究所原正一郎教授による地域研究情報基盤構築のためのデータベースMyDatabase設計と運用に係る講義。

6月13日(京都大学 東南アジア地域研究研究所)
東京大学経済学資料室小島浩之講師ほかによる貴重史資料修復・保存の講義・実務研修

6月14日(京都大学 東南アジア地域研究研究所)
午前:木谷公哉助教による「東南アジア逐次刊行物データベース構築スキーム」を受講し、Web font実装多言語データベース構築についてを研修。

午後:東南アジア多言語資料のOPAC所蔵・公開及び貴重資料デジタルアーカイブ構築状況を視察