今回は、益満雄一郎さんをお招きし『香港危機の700日 全記録』(筑摩書房、2021年)についてお話を伺っています。
二〇一九年、ピーク時には一〇〇万人超とも言われる市民が抗議デモに参加した香港の民主化運動。言論や表現だけでなく、デモや集会などの政治的な自由も保障してきた香港の「一国二制度」。中国共産党はこの制度を五〇年間継続すると約束したにもかかわらず、二〇年六月、治安法制「国家安全法」を導入。一万人を超える市民が警察に逮捕され、民主派議員は失職し、香港は「沈黙の街」と化した。朝日新聞・前香港支局長が、その始まりから、厳しい弾圧により絶望が広がるまでを選烈なタッチで描く。民主派から親中派まで、無名の市民から大物政治家までを徹底取材した、比類なきドキュメント!(筑摩書房ウェブサイトより)
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公開日:毎月第2、4水曜日(予定が変更される場合があります)
聞き手:中西嘉宏(京都大学・准教授)
制作:京都大学東南アジア地域研究研究所編集室