著者からの紹介
イスラームへの帰依を示すスカーフなどの覆いを女性が公共空間で着用することの是非をめぐる「ヴェール(スカーフ)論争」は、今やグローバルな議論ともなっています。あまり知られていませんが旧ソ連圏でもそれは生じています。ウズベキスタンにおけるヴェールの「問題」化には、どのような固有の歴史的背景と現代的文脈があるのでしょうか。スカーフ論争を経て、ウズベキスタンは今、「ヴェールのない社会」から「ヴェールがあってもよい社会」への転換期を迎えています。
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