Walden Bello招へい研究員がアムネスティ・インターナショナル・フィリピンの Most Distinguished Human Rights Defenderに選ばれました

Walden Bello招へい研究員がアムネスティ・インターナショナル・フィリピンの「Most Distinguished Human Rights Defender」に選出されました。イグナイト賞として知られるこの栄えある賞は、同国で初めての人権賞です。

アムネスティ・インターナショナルによると、2017年に創設されたイグナイト賞は、「自らの活動を通じて人々の生活や行動方針、行動力や説明能力に変革をもたらした人権擁護者を顕彰することを目的としています。また、イグナイト賞は、一般市民であっても人権に関わる素晴らしい活動ができることを示すことで、人権に対するフィリピン国民の意識を高める手段ともなっています」。

Walden Bello氏は、レイラ・デ・リマ元フィリピン上院議員（初のイグナイト賞受賞者（2018年）、現在も勾留が続いている）の歩みを受け継いでいます。受賞スピーチでは、直前の裁判で保釈に至らなかったデ・リマ氏の釈放を改めて求めました。

さらに、「私は長年、生命権、迫害から逃れる権利、公正な法的手続きを受ける権利の擁護に積極的に取り組んできました。今回の受賞は、審査員の皆様が、私が長年取り組んできた経済的権利の擁護をも評価してくださった結果であると信じます。私は生涯をかけて、私たちの国民だけでなく、世界中の人々に多くの破壊をもたらした新自由主義のイデオロギーと政策を、知的かつ政治的に打倒することに取り組んできました」と述べました。

Walden Bello招へい研究員
（2022年12月から2023年6月まで在籍）

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