GYSF助教の公募
京都大学東南アジア地域研究研究所
[概要]
京都⼤学東南アジア地域研究研究所では、博⼠号取得5年以内の次世代研究者を助教として任⽤すべく公募を⾏います。京都⼤学東南アジア地域研究研究所は、東南アジアをはじめとする諸地域に関して環境、⽂化、社会、政治や経済の研究を学際的に推進しています。環境劣化、⾃然資源管理、経済成⻑と分配、⺠主化、⾼齢化と健康・福祉、都市化と⼈⼝減少、感染症、災害などグローバルに喫緊の課題について、国内外の研究者ネットワークによる共同研究や議論の場を重視しつつ取り組んでいます。
こうした研究環境に積極的に参与し⾃⾝の分野の壁を越えて学際的にグローバル社会の諸課題に取り組む意欲を持ち、本研究所の研究やネットワークの強化に貢献する助教を募集します。本ポストの助教は、地域研究学系が共同して運営するGYSF(Global Young Scholars into the Future)プログラムにより雇⽤するものです。
GYSF プログラムは、地域研究学系を構成する⼤学院アジア・アフリカ地域研究研究科、⼈と社会の未来研究院、および本研究所の3部局合同で、助教を対象として創設したプログラムです。助教を世界で通⽤する⼤学教員として育成するために、任期中に最低1年間、国外の世界トップレベルの⼤学において在外研究に従事し、派遣先⼤学において、国際共同研究を推進するとともに教育にも参画することを求めます。当該在外研究に係るアプリケーションが審査により⼀定の基準を満たすと認められる場合は、旅費等を3 部局が共同で⽀援します。
[職務内容]
① 地域研究における挑戦的かつ多分野横断的で国際的な研究の展開・発信
② 当研究所の教員との協働によるプロジェクト実施や研究会、セミナーなどの活動、国際交流事業への参加とサポート、⾃⾝による研究会・セミナー実施など
③ ⼀年間海外の⼤学や研究機関に在籍し、派遣先⼤学において国際共同研究を推進
④ 本研究所では学部学⽣の教育機会はないが、関連部局などの要請があれば教育や⼤学院⽣のアドバイスを⾏う
[応募資格]
(1) 博⼠号を有し、本研究所の研究に関わりのある分野において2026 年3 ⽉31 ⽇までに博⼠号を取得していること
(2) 博⼠号取得後原則5年以内(2021 年3 ⽉31 ⽇以降取得)であること
(3) 特定地域におけるフィールド調査の経験を持ち多分野の教員と共同研究を実施する意欲があることが望ましい
(4) 雇⽤期間のうちに1年程度海外の⼤学等トップレベルの研究機関に在籍し、国際共同研究を⾏うことに⽀障がないこと
[募集人数]
1名
[雇用期間]
2026年4⽉1⽇から5年間(任期は5年で4年度⽬末の審査結果に基づき、2年間の任期延⻑(再延⻑なし)が決まります。)
試⽤期間 あり(6か⽉)
[勤務形態]
専⾨業務型裁量労働制 (週38時間45分相当、1⽇7時間45分相当)
※専⾨業務型裁量労働制を適⽤しない場合は、週5⽇ 8:30〜17:15勤務 (休憩 12:00〜13:00)
※超過勤務を命じる場合あり
休⽇:⼟・⽇曜⽇、祝⽇、年末年始、創⽴記念⽇
[勤務場所]
京都⼤学東南アジア地域研究研究所(京都府京都市左京区吉⽥下阿達町46)
(変更の範囲)⼤学が在宅勤務を許可⼜は命じた場合は⾃宅等
[給与等]
本学⽀給基準に基づき⽀給
[社会保険]
⽂部科学省共済組合、厚⽣年⾦、雇⽤保険および労災保険に加⼊
[応募方法]
申請者は、以下の応募書類1)~5)をPDF ファイルにして電⼦メールでご提出ください。
6)については、推薦者にアップロードを依頼してください。
1) Cover Letter(和⽂または英⽂)
連絡先のほか、申請者が本助教ポストにふさわしい⼈材であることを⽰すこと。
2) Research Statement(和⽂または英⽂)
これまでの研究内容と着任後の研究計画(和⽂3000字または英⽂1500語程度)
海外渡航希望先とその理由についても記載すること(現時点で先⽅の同意は必要ありません)。
3) 履歴書(和⽂または英⽂)
⽒名(ふりがな)、性別、国籍、⽣年⽉⽇、現職、学歴(⾼校卒業以降)、学位、資格、職歴など
4) 研究業績⼀覧(和⽂または英⽂)
著書・論⽂・学会発表・その他に区分し、著者名・発表年・タイトル・掲載誌名・巻・号・ページ・査読の有無等を明記してください。同封した主要研究業績2点以内に○印をつけてください。これまで従事した調査・研究プロジェクト、取得フェローシップ、競争的研究資⾦獲得歴などがあれば、その研究テーマも含めて記⼊してください。諸⾔語能⼒、国際会議やセミナー出席、フィールド調査歴、受賞歴、研究助成獲得歴、研究業績の査読の有無を明記
5) 主要業績2点(和⽂または英⽂)
それぞれの要約を各1 部(和⽂500字ずつ、または英⽂250語ずつ)
6) 推薦状2 通(和⽂または英⽂)
推薦者に2025年9⽉30⽇(⽕)⽇本時間23時59分までにURL(https://u.kyotou.
jp/h5uq0)にてファイルをアップロードするよう依頼してください。
※選考過程で追加資料を求める場合があります。
[提出先]
応募書類1)~5)をPDF ファイルにして電⼦メールでご提出ください。
京都⼤学地域研究事務部総務掛 宛
430koubo*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp *を@に変えてください。
件名は、「CSEAS GYSF 助教応募(⽒名)」としてください。
応募書類6)は推薦者に指定フォルダへのアップロードを依頼してください。
[締切]
2025年9⽉30⽇(⽕)⽇本時間23時59分必着
[選考方法]
提出書類に基づいて選考します。選考過程において対⾯あるいはオンラインで英語による⾯接を⾏うことがあります。その場合の詳細は別途連絡します。選考に係る費⽤(交通費・滞在費等含む)は応募者の⾃⼰負担とします。
[問い合わせ先]
京都⼤学地域研究事務部総務掛
430koubo*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp *を@に変えてください。
[その他]
・提出いただいた書類は、採⽤審査にのみ使⽤します。正当な理由なく、第三者へ開⽰、譲渡及び貸与することは⼀切ありません。なお、応募書類はお返ししませんので、あらかじめご了承願います。
・京都⼤学は男⼥共同参画を推進しています。⼥性研究者の積極的な応募を期待します。
・京都⼤学では、すべてのキャンパスにおいて屋内での喫煙を禁⽌し、屋外では喫煙場所に指定された 場所を除き、喫煙を禁⽌するなど、受動喫煙の防⽌を図っています。