アジア環太平洋研究叢書

サハリン残留日本人と戦後日本樺太住民の境界地域史

中山大将之著
国際書院  2019年2月

サハリン残留日本人とはいかなる経験をした人々なのか。境界変動は住民にいかなる影響を与えるのか。外交文書、市民団体資料、聞き取り調査を基に〈国境と国民の時代〉を住民の視点から再考する。

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著者情報

中山大将(NAKAYAMA Taisho)
京都大学東南アジア地域研究研究所助教、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター境界研究共同研究員、京都大学博士(農学)。1980年北海道生、2010年京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了、その後、京都大学大学院文学研究科GCOE研究員、日本学術振興会特別研究員PD(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター所属)、京都大学地域研究統合情報センター助教を経て、2017年1月より現職。

主要研究業績として、中山大将『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成:周縁的ナショナル・アイデンティティと植民地イデオロギー』(京都大学学術出版会、2014年、日本農業史学会賞受賞)、中山大将「サハリン残留日本人: 樺太・サハリンからみる東アジアの国民帝国と国民国家そして家族」蘭信三編著『帝国以後の人の移動: ポストコロニアルとグローバリズムの交錯点』(勉誠出版、2013年)、中山大将「台湾と樺太における日本帝国外地農業試験研究機関の比較研究」『日本台湾学会報』(第20号、2018年)、NAKAYAMA Taisho, “Japanese Society on Karafuto,” in ed. Svetlana Paichadze, Philip A. Seaton, Voices from the Shifting Russo-Japanese Border: Karafuto/Sakhalin (Oxon: Routledge, 2015)ほか監修資料集として、авт.-сост. А.А. Бычскова, Я.Е. Габриков, Ю.И. Дин, научые редакторы. М.С. Высоков, М.И. Ищенко, Т. Накаяма, Перепись Населения Карафуто 1920 г. (Южно-Сахалинск: ОАО «Сахалинская областная типография», 2017)などがある。