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「ポピュリズム」の政治学深まる政治社会の亀裂と権威主義化
村上勇介編政党政治の力学を創造することが民主主義体制を発展させ、ポピュリズム勢力の台頭を抑制する道を拓くことに繋がる。本叢書は学問的営為の軌跡を記し21世紀世界のありようを構想する。詳細
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ラテンアメリカ所得格差論歴史的起源・グローバル化・社会政策
浜口伸明編ラテンアメリカが抱える「構造的問題」としての“所得格差論”を前提として、その歴史的起源、グローバル化、社会政策を再検討し、政府と市民社会との連携・創造的発展を模索する。詳細
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サハリン残留日本人と戦後日本樺太住民の境界地域史
中山大将之著サハリン残留日本人とはいかなる経験をした人々なのか。境界変動は住民にいかなる影響を与えるのか。外交文書、市民団体資料、聞き取り調査を基に〈国境と国民の時代〉を住民の視点から再考する。詳細
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アジア太平洋戦争と収容所重慶政権下の被収容者の証言と国際救済機関の記録から
貴志俊彦著20世紀のアジア太平洋戦争と収容所をテーマとする。戦時下中国奥地に成立した重慶政権による捕虜政策の推進者、日本人、ドイツ人、イタリア人を含む被収容者、国際救済機関の動向を検証し、人間の命と尊厳を21世・・・詳細