日時: 令和5年2月3日(金)18:00 ~19:30
場所: 京都大学 東京オフィス(東京駅前 新丸の内ビルディング10階)
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/campus/tokyo-office/access
講演者: 貴志俊彦(東南アジア地域研究研究所・教授)
題目: 「国際写真電送と新聞報道 -山川出版社企画の高大連携プロジェクトの成果から」
参加申込:
現地参加
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc2HuhrfvWkLZAHJMFCkWsNQyQyHtc-aTsWPBr59AHYHjdUzw/viewform
オンライン参加
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_eGV-hBaJQCGLUAyH4S2uPQ
講演の主旨:
2018年に高校の学習指導要領が改訂され、本年度4月から歴史の教科に必修科目の「歴史総合」が導入され、来年度から選択科目の「世界史探究」「日本史探究」の科目が導入されます。とくに新科目「歴史総合」では、現代の諸課題に結びついた歴史を考えることが求められるため、山川出版社は、生徒の副読本として、大学と高校の教員の英知を凝集した「いまを知る・現代を考える 山川歴史講座」全10巻の刊行をスタートさせました。また、書籍刊行前に、執筆者による講演をYouTubeで事前公開するというユニークな方法をとっています。
講演者は、その第7回「情報・通信・科学技術の歴史を考える」を担当します。
講演内容:
0.イントロダクション:高校新課程「歴史総合」のスタート~山川企画「いまを知る・現代を考える」シリーズとは?
1.国際無線写真電送の萌芽期~メディア・イベントを契機に写真電送の道が開かれる
2.日中戦争期からに第二次世界大戦にいたる報道戦
3.太平洋戦争による通信網の劣化
補論「フォトレタッチについて」
4.まとめ~写真電送と戦争との関係をふりかえる