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CSEASメールマガジン第15号 – 2023/03/22

2023.04.26

====トピックス=================================
 1. お知らせ
 2. 研究集会とイベント
 3. 出版
 4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
 5. メディアへの露出
 6. 最近のイベント
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1. お知らせ

【3月のGet Together】
・3月23日(木)12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが開催されます。今回は稲盛財団記念館3階小会議室Iでの開催となります。
    今回ゲストとしてお迎えする招へい研究者の方々の紹介ページは、こちらからご覧いただけます。

【新たな訪問研究者のみなさん】
・Meita Estiningsih(メイター・エスチニンシー)さん(美術史、映像研究)が外国人共同研究者として3月14日に着任され、12月31日まで研究所に滞在される予定です。
・Tong Chee Kiong(トン・チー・キョン)さん(社会学)が招へい研究員として4月1日に着任され、6月30日まで研究所に滞在される予定です。
・Mei-Ling Chien(簡美玲)さん(社会・文化人類学)が招へい外国人学者として4月3日に着任され、同月17日まで研究所に滞在される予定です。
・Arunrat Tangmunkongvorakul(アルンラット・タンムンコンウォラクーン)さん(保健学)が招へい外国人学者として4月2日に着任され、同月15日まで研究所に滞在される予定です。
・Roger Pedro Casas Ruiz(ロジャー・ペドロ・カサス・ルイス)さん(文化人類学)が外国人共同研究者として4月10日に着任され、6月15日まで研究所に滞在される予定です。

【原正一郎先生退職記念ワークショップ】
    日時:2023年3月29日(水)15時~17時30分
    会場:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
    プログラム:(司会:帯谷知可教授)
    15:00 開会の辞
    15:00-15:05 原先生のご紹介(三重野文晴教授)
    15:05-16:00 報告「AI, Big Data, and Area Studies」(原正一郎教授)
    16:00-16:15 質疑応答
    16:15-17:25 パネルディスカッション(司会:町北朋洋准教授)
    話題提供:森信介氏(京都大学学術情報メディアセンター)、貴志俊彦教授、馬塲弘樹特定助教
    コメント(原正一郎教授)
  ディスカッション・質疑応答
    17:25 閉会の辞

【インタビュー公開】訪問研究者の方々へのインタビュー “Visitor’s Voice” に新着記事が加わりました。
・招へい研究員のタニア・リー(Tania Li)さんへのインタビュー “Plantations Today” を公開しました。
・外国人招へい研究者のヴィクター・リー(Victor Li)さんへのインタビュー “From Theoretical Concepts to Personal History” を公開しました。
    “Visitor’s Voice” シリーズのその他の記事はこちらからご覧いただけます。

【インタビュー公開】CSEAS座談会「生きものを研究・教育すること─その多様な視点とアプローチ」を公開しました。山崎渉教授、坂本龍太准教授、木村里子准教授に、研究について、その楽しさや難しさについて語っていただきました。聞き手は町北朋洋准教授です。

【新着動画】研究紹介動画シリーズ「たんけん動画  地域研究へようこそ」に新着動画が加わりました。
    「地域からみる情報とプロパガンダ:東アジアメディア史の視点から」(出演:貴志俊彦教授)
    「「戦跡」から歴史と未来を考え感じる」(出演:貴志俊彦教授)
    「元密輸人女性が語る 町と国際ネットワークの現代史」(出演:土屋喜生助教)
    この動画シリーズでは、所員のフィールド活動や研究内容を広く公開し、最新の地域研究とそれに取り組む研究者の姿を紹介します。地域研究の魅力を発信するため、多数の動画を公開しております。ぜひご覧いただき、学習教材としてもご活用くださいますと幸いです。

【公募】東南アジア地域研究研究所GYSF助教の公募情報をこちらに掲載いたしました。⼥性限定公募、応募締め切りは2023年4⽉27⽇(⽊)17:00(⽇本時間)(必着)です。

【公募】共同利用・共同研究拠点「グローバル共生に向けた東南アジア地域研究の国際共同研究拠点」(GCR)の2023年度共同研究公募の応募締め切りは4月9日(日)です。多数の応募をお待ちしております。

 2. 研究集会とイベント

・CSEASコロキアム “Gender, Ecology and Religions: A Queer Proposal for Climate Justice and Gender Justice” 
    日時:2023年3月23日(木)13時30分~15時
    会場:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室(303号室)
    発表者:Sharon A. Bong氏(CSEAS招へい研究員) 

・CSEAS読書会:ラウンドテーブルセッション
    日時:2023年3月24日(金)16時~
    場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213室)
    紹介図書と紹介者:
    The Journey of Humanity: The Origins of Wealth and Inequality by Oded Galor(町北朋洋准教授)
    The Land of Open Graves: Living and Dying on the Migrant Trail by Jason de Leon(ミリアム・ジェーン学振特別研究員)
    Remaindered Life by Neferti X.M. Tadiar(ウォルデン・ベロ招へい研究員)
    The Myth of the Lazy Native: A Study of the Image of the Malays, Filipinos and Javanese from the 16th to the 20th Century and Its Function in the Ideology of Colonial Capitalism by Syed Hussein Alatas(タニア・リー招へい研究員)
    Postcolonial Politics and Theology: Unraveling Empire for A Global World by Kwok Pui-Lan(シャロン・ボン招へい研究員)
    Switched on: Bob Moog and the Synthesizer Revolution by Albert Glinsky(マリオ・ロペズ准教授)
    Abraham’s Luggage: A Social Life of Things in the Medieval Indian Ocean World by Elizabeth Lambourn(マイケル・フィーナー教授)
    幹事:マイケル・フィーナー教授、石川登教授、ジュリー・アン・デロスレイエス特定助教、山田千佳助教

映画『息の跡』上映会
    日時:2023年3月31日(金)18時30分~20時10分
    場所:京都大学稲盛財団記念館1階旧京都賞ライブラリー
    主催:京都大学東南アジア地域研究研究所「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」

・早稲田大学エクステンションセンター春季講座「戦争とビジュアル報道─戦前の日本・アジア関係を中心に」
    日時:2023年4月5日(水)、12日(水)、19日(水)、26日(水)、5月10日(水)、17日(水)の13時~14時30分(全6回)
    場所:オンライン開催
    講師:貴志俊彦教授

・早稲田大学エクステンションセンター春季講座「ミャンマーを襲った2つの危機」
    日時:2023年4月14日(金)、21日(金)、28日(金)、5月12日(金)、19日(金)の13時~14時30分(全5回)
    場所:オンライン開催
    講師:中西嘉宏准教授

民族自然誌研究会第102回例会
    日時:2023年4月22日(土)13時~17時
    場所:京都大学総合研究2号館4階大会議室(AA447)
    テーマ:農地全筆調査の意味
    河野泰之教授が「全体と個─すべてを見ることの意義」の題目で報告者の一人として登壇されます。     

 3. 出版

【最新号】和文誌『東南アジア研究』60巻2号を1月31日に刊行しました。
    4本の論文および6本の書評は当誌ウェブサイトKURENAI、およびJ-STAGEにて全文公開しております。 

【最新号】英文誌Southeast Asian Studies第11巻第3号を2022年12月22日に刊行しました。掲載論文6本、書評3本はすべてダウンロードいただけます。

【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asiaの第35号を3月1日に刊行しました。
    今号の特集テーマは“The Intellectual History of Buddhism in the Republic of Vietnam”です。Wynn Gadkar-Wilcox氏(ウェスタン・コネチカット州立大学)とOlga Dror氏(テキサスA&M大学)をゲスト・エディターに迎えて5本の論文を掲載しています。また、Beijing’s Global Media Offensive: China’s Uneven Campaign to Influence Asia and the Worldの書評をはじめ、5本の書評記事を掲載しています。

【コラム公開】Kyoto Review of Southeast Asiaの “TRENDSETTERS” コラムを3月1日に公開しました。
    Vatthana Pholsena, “The Fantasy of Homogenous Time: When the Cold War never Existed and Thailand Fought for Vietnam’s Independence.”

【新刊】原民樹・西尾善太・白石奈津子・日下渉編著『現代フィリピンの地殻変動─新自由主義の深化・政治制度の近代化・親密性の歪み』(花伝社、2023年)
    西尾善太連携研究員、田川夢乃連携研究員、師田史子連携研究員が分担執筆されています。 

【新刊】川島真・鈴木絢女・小泉悠編著、池内恵監修『ユーラシアの自画像─「米中対立/新冷戦」論の死角』(PHP研究所、2023年)
    中西嘉宏准教授が第7章、岡本正明教授が第13章を分担執筆されています。

【新刊】岩井美佐紀編著『現代ベトナムを知るための63章【第3版】』(明石書店、2023年)
    大野美紀子准教授、柳澤雅之准教授、坂川直也連携研究員、Cao Thi Khanh Nguyet連携准教授が分担執筆されています。

【新刊】籠谷直人・川村朋貴編『近代東南アジア社会経済の国際的契機』(臨川書店、2023年)
    小林篤史助教が第10章「19世紀中葉のジャワにおける銀流出とシンガポール」を執筆されています。 

【新刊】イスラーム文化事典編集委員会編『イスラーム文化事典』(丸善出版、2023年)
    帯谷知可教授が分担執筆されています。

【新刊】横山智・湖中真哉他編『フィールドから地球を学ぶ─地理授業のための60のエピソード』(古今書院、2023年)
    小林知教授が分担執筆されています。 

【新刊】植田憲司・衣川太一・佐藤洋一編『増補新版 戦後京都の「色」はアメリカにあった!─占領期カラー写真が描く〈オキュパイド・ジャパン〉とその後』(小さ子社、2023年)
    貴志俊彦教授が「米軍の西日本占領拠点であった京都」を執筆されています。

【新刊】Eva Hansson and Meredith L. Weiss (eds), Routledge Handbook of Civil and Uncivil Society in Southeast Asia, Routledge, 2023.

【新刊】Takashi Shiraishi, Dunia Hantu Digul: Pemolisian sebagai Strategi Politik di Indonesia Masa Kolonial, 1926-1941. Penerjemah: Jafar Suryomenggolo, INSIST Press, 2023.

【エッセイ】雑誌『世界』968号(2023年4月号)の「世界の潮」にて中西嘉宏准教授による「ミャンマー危機 終わらない軍政の「自作自演」」が掲載されました。

【シンポジウム報告】福武慎太郎編『東ティモール民主共和国20周年特別シンポジウム:2002年の「主権回復」を問い直す』(Occasional Papers No. 35、上智大学アジア文化研究所、2023年)
    土屋喜生助教が「東ティモール史研究史の形成と現在─国民の多様性と歴史」を執筆されています。

【近刊】Masaaki Okamoto, Takamasa Osawa, Wahyu Prasetyawan, and Akhwan BinawanLocal (eds), Governance of Peatland Restoration in Riau, Indonesia: A Transdisciplinary Analysis. Springer Singapore.

【近刊】ベネディクト・アンダーソン著、加藤剛訳『越境を生きる ベネディクト・アンダーソン回想録』(岩波現代文庫、2023年)

【近刊】久志本裕子・野中葉編著『東南アジアのイスラームを知るための64章』(明石書店、2023年)

【近刊】Takamichi Serizawa, Writing History in America’s Shadow: Japan, the Philippines, and the Question of Pan-Asianism, Ateneo de Manila University Press が刊行される予定です。

【近刊】Kisho Tsuchiya, Emplacing East Timor: The Cycle of Regime Change and Knowledge Production, 1860-2010, University of Hawai‘i Press が刊行される予定です。

4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」

▼毎月第2・第4水曜日、SoundCloudYouTubeにて配信▼

【New!】2023年3月22日(水)No. 58 西直美『イスラーム改革派と社会統合─タイ深南部におけるマレー・ナショナリズムの変容』(慶應義塾大学出版会、2022年)
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報  

【New!】2023年3月8日(水) No. 57 池亀彩『インド残酷物語─世界一たくましい民』(集英社新書、2021年)
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報  

【配信中】2023年2月22日(水) No. 56 間永次郎『ガーンディーの性とナショナリズム─「真理の実験」としての独立運動』(東京大学出版会、2019年)
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報 

【配信中】2023年2月8日(水) No. 55 南田みどり『ビルマ文学の風景─軍事政権下をゆく』(‎本の泉社、2021年)
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報 

【バックナンバー紹介】ブックトーク・オン・アジア No.28、No.29 アンソニー・リード著、太田淳・長田紀之監訳、青山和佳・今村真央・蓮田隆志訳『世界史のなかの東南アジア─歴史を変える交差路』(上下、名古屋大学出版会、2021年、第39回大平正芳記念賞特別賞受賞作品)前後編
    No. 28(前編) / No. 29(後編) / 書籍情報 

5. メディアへの露出

※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。

『中央公論』2023年3月号「新書大賞2023─目利き48人が選ぶ2022年私のオススメ新書」にて中西嘉宏准教授の『ミャンマー現代史』(岩波新書)がとりあげられました。選者は岡本隆司氏です。

木谷百花編『旅するモヤモヤ相談室』(世界思想社、2023年)にて、著者による坂本龍太准教授へのインタビュー「カルテNo.2 「幸せって何か、わからなくなっちゃって……」フィールド医学@ブータン 坂本龍太」が掲載されています。

6. 最近のイベント

・ブックラウンチ:Takamichi Serizawa’s Writing History under America’s Shadow: Japan, the Philippines and the Question of Pan-Asianism
    日時:2023年3月22日(水)13時30分~15時
    場所:京都大学稲盛財団記念館2階201室(東南亭)
    司会:Maria Eliza Agabin特定研究員
    書籍の紹介:土屋喜生助教
    ブックトーク:芹澤隆道機関研究員
    コメント:Walden Bello招へい研究員

APRIN2022年度全国公正研究推進会議
    日時:2023年3月20日(月)
    場所:早稲田大学早稲⽥キャンパス
    設楽成実助教が人文学・社会科学分科会にて「紀要の意義を見直す~紀要編集者ネットワークの活動を通じて~」の題目で講演を行いました。

・第18回大阪アジアン映画祭シンポジウム「欲望に忠実に生きる女たちを描き始めたインドネシア映画」
    日時:2023年3月17日(金)15時~16時30分
    場所:大阪中之島美術館1Fホール
    西芳実准教授がモデレーターを務め、インドネシア映画『ライク&シェア』のギナ・S・ヌール監督を招いたシンポジウムが開催されました。『ライク&シェア』は今年度の大阪アジアン映画祭でグランプリを受賞しました。

GCRプログラム:フィリピン大学ロスバニョス校獣医学部訪問
    日時:2023年3月13日~17日
    プログラム名:マダニ媒介性動物感染症の簡易迅速的な診断法の構築
    山崎渉教授と田仲哲也氏(鹿児島大学共同獣医学部)による同学訪問の報告記事を以下に掲載しました。

2022年度 第4回動物園水族館大学シンポジウム「動物園・水族館が挑む保全活動」
    日時:2023年3月12日(日)9時40分~17時20分
    場所:キャンパスプラザ京都第3講義室およびオンライン
    木村里子准教授らが海遊館、名古屋港水族館と進める共同研究が、「大阪湾におけるスナメリ調査」「名古屋港スナメリプロジェクト」として紹介されました。

インドネシア共和国副大統領との宗教対話フォーラム
    日時:2023年3月8日(水)14時~16時
    場所:京都大学国際科学イノベーション棟西館5階シンポジウムホール
    主催:駐日インドネシア共和国大使館、在大阪インドネシア共和国総領事館、京都大学東南アジア地域研究研究所
    岡本正明教授による報告記事を掲載しました。

越境性動物感染症に関するセミナー(さくらサイエンスプログラム招へい事業)
    日時:2023年2月28日(火)
    場所:京都大学東南アジア地域研究研究所
    山崎渉教授と山﨑伸二氏(大阪公立大学獣医学部・獣医国際防疫学教室)との共催セミナーの報告を以下に掲載しました。

東京ドキュメンタリー映画祭in OSAKA
    日時:2023年2月25日(土)~3月3日(金)
    場所:シアターセブン(大阪市淀川区十三本町)

・京都大学総合博物館特別展「蝶に会える日─村田泰隆コレクション展Vol.1 アゲハチョウの多様性」
    会期:2023年2月8日(水)~3月5日(日)
    会場:京都大学総合博物館

・東京大学経済学図書館・経済学部資料室「知の継承:2020-2023」プロジェクト 2022年度東京大学経済学部資料室フォーラム第3回
    日時:第3回2023年3月4日(土)13時30分~15時
    場所:東京大学大学院経済学研究科学術交流棟(小島ホール)およびオンライン
    題目:グローバルスタンダードとローカルノリッジを繋ぐ:図書館を通じた東南アジア地域研究の実践
    報告者:大野美紀子准教授     

・京都大学附置研究所・センターシンポジウム 京都大学新潟講演会 京都からの挑戦─地球社会の調和ある共存に向けて「創造への多様性─京大の多彩な最先端」
    日時:2023年3月4日(土)10時~17時
    場所:新潟県民会館大ホールおよびオンライン

写真展「続・戦後京都の「色」はアメリカにあった!」
    日時:2023年2月4日(土)~4月2日(日)10時~19時30分
    場所:京都文化博物館2階総合展示室

データサイエンスで切り拓く総合地域研究ユニット 2022年度年度末ワークショップ
    日時:2023年3月1日(水)9時30分~17時30分
    場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室およびオンライン

Special Seminar: Going beyond the Growth Paradigm: A Degrowth Proposal towards Socio-ecological Transformation
    日時:2023年2月28日(火)15時30分~17時
    場所:京都大学稲盛財団記念館2階201室(東南亭)
    報告者:ジャコモ・ダリサ(Giacomo D’Alisa)氏(東京大学Visiting Professor)

「海辺の彼女たち」+同志社大学学生短編ドキュメンタリー作品「ウクライナから京都へ~今 できること」上映+トーク
    日時:2023年2月24日(金)18時~20時
    場所:京都大学稲盛財団記念館1階(旧京都賞ライブラリー)
    第1部:「ウクライナから京都へ~今 できること」上映+トーク(コメンテーター:帯谷知可教授)
    第2部:「海辺の彼女たち」(脚本・監督・編集:藤元明緒/2020/日本=ベトナム/88分)上映
    主催:東南アジア地域研究研究所「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」

第191回東南アジアの自然と農業研究会
    日時:2023年2月24日(金)17時~18時30分
    場所:京都大学総合研究2号館4階AA447会議室およびオンライン
    報告者:柳澤雅之准教授
    題目:ベトナム紅河デルタ村落の農業変容─制度の中の生産とムラの役割

・国際会議 “Dynamics of Change and Continuity in Philippine Political Economy: Martial Law and the Marcos Restoration”
    日時:2023年2月23日(木)9時~17時、24日(金)9時~17時
    場所:Zoomによるオンライン開催
    ジュリー・デロスレイエス特定助教らが組織する会議が開催されました。

■編集後記 ——————————————–

シンガポールとマニラでの生活を経て、2016年から京都で暮らしてきました。喧噪な都会を離れたこの7年間は、多くの人に支えられながら研究に専念することができました。風光明媚な賀茂川沿道を自転車で走りながら、いろいろと考えを巡らせることができたのは生涯の宝です。(S)

AAS2023のバーチャル会議で出版を考えるラウンドテーブルに参加しました。幅広いトピックが扱われましたが、中でもAIツールに論文は書けるかという話題には考えさせられました。ChatGPTの利用については、最近多くの雑誌から見解が出されており注目しています。実はこの編集後記もChatGPTによるものです…というオチはありません。(s)

近況報告です。新年が始まった頃に博士論文をベースにしたモノグラフの原稿を書き終わり、いくつか新しい論文を書き始めました。また英文ニュースレターの編集に関わりました。学科に所属していたときと比べるとディリプリンの要請に追われることが少なく、東南研では学際的な刺激が多いため、かつてはイメージできなかった方向に関心が広がりつつあります。ある意味「表現の自由」を感じています。これからもよろしくお願いいたします。(KT)

広報委員会では「ニュースたんけん隊」を組織し、研究者へのインタビューシリーズや訪問研究者のビジターズ・ボイスを制作して配信しています。芹澤隆道さん(フィリピン史、日本思想史)へのインタビュー「敗者の歴史を共有する──歴史研究の舞台裏」は、こうしたシリーズの中でも際立っており、その中のひと言「歴史学というディシプリンを背負っていないからこそ、最もラディカルかつ自由に歴史研究できる可能性が地域研究にあるのではないか」という芹澤さんの視点は、地域研究への厳しくも温かいエールでした。ぜひご覧ください。 
また広報委員として2年間活動された芹澤さんがインタビュアーを務めたキャロライン・ハウ教授インタビュー「The Best of Worlds(複数の世界のいいとこどりをする)」も地域研究に携わる若い研究者に向けたメッセージをたくさん引き出していて記念碑的な記事となりました。みなさん、ぜひご覧ください。(M)

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