====トピックス============================
1. お知らせ
2. 研究集会とイベント
3. 出版
4. 講演・報告
5. ポッドキャスト「ブックトーク・オン・アジア」
6. メディアへの露出
7. 最近のイベント
=========================================
1. お知らせ
【7月のGet Together】
・7月24日（木）12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが稲盛財団記念館3階小会議室II（I332）にて開催されます。今回ゲストとしてお迎えする招へい研究者の方々の紹介ページは、こちら からご覧いただけます。
【新たな訪問研究者のみなさん】
・ユ・バイ（Yu Bai）さん（経済政策）が招へい外国人学者として7月28日に着任され、8月24日まで研究所に滞在される予定です。
・リダン・ルイ（Lidan Lyu）さん（人口統計学）が招へい外国人学者として7月28日に着任され、8月24日まで研究所に滞在される予定です。
・ジリー・ヤークル（Jiri Jakl）さん（歴史学、人類学）が招へい研究員として8月1日に着任され、10月31日まで研究所に滞在される予定です。
【お知らせ】Southeast Asian Studiesにおける早期公開制度の導入
【受賞】土屋喜生助教がEmplacing East Timor: Regime Change and Knowledge
Production,1860–2010により第14回（2025年度）三島海雲学術賞（人文科学分野）を受賞されました。おめでとうございます。
【受賞】西芳実准教授が「内戦下インドネシア・アチェ州における地震津波災害後の社会変化と復興に関する学際的地域研究」により、2025年度（第40回）大同生命地域研究奨励賞の受賞者に選ばれました。おめでとうございます。
【公募】京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授または助教の公募（応募期限2025年10月5日（日））
【公募】共同利用・共同研究拠点「グローバル共生に向けた東南アジア地域研究の国際共同研究拠点」2025年度プログラムの二次募集（応募締切7月25日（金））
【公募】京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻准教授の公募（応募期限2025年8月20日（水））
【公募：博士後期課程大学院生・PD向け】第26回（2025年度）中東☆イスラーム研究セミナー（東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所主催／地域研究コンソーシアム協賛、応募締切10月6日（月））
【追悼】山田勇名誉教授訃報に接して
山田先生の追悼集会が10月18日（土）に稲盛財団記念館にて開催される予定です。
2. 研究集会とイベント
・わすれな月2025 ヤスミン・アフマド監督追悼上映・ディスカッション
日時：2025年7月27日（日）13:00–16:00（開場12:30）（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館3階大会議室（I333）
上映作品：『細い目』（マレーシア／2004年／107分／日本語多色字幕）
対談：石坂健治（日本映画大学）・山本博之（CSEAS）
・CSEASコロキアム
日時：2025年7月28日（月）14:00–15:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室（I213）
題目：Elusive Inclusive Growth in the Philippines: State Tradition and Policy Choices (Manufacturing, MSMEs, CCT)
報告者：マリア・ヴィクトリア・ラキーザ（フィリピン大学ディリマン校NCPAG）
・国際セミナー「コンゴ盆地における熱帯林・野生動物・狩猟採集民研究の50年と未来への貢献」
日時：2025年7月28日（月）16:00–18:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館3階大会議室（I333）およびオンライン（Zoom）
講演：Corneille E.N. Ewango（キサンガニ大学）、市川光雄（京都大学名誉教授）
コメント：大崎満（北海道大学名誉教授）、木村大治（京都大学名誉教授 ）
司会：甲山治（CSEAS）
・ようこそ、いのちの森へ！ 沖縄県宜野座村×カメルーン 2025地球たんけんたい体験型ワークショップ
日程：2025年7月27日（日）〜28日（月）
場所：沖縄県宜野座村ふれあい交流センター
・ワークショップ「Biodiversity and Food Security in Southeast Asia: Linking Traditional Knowledge, Regional Landscapes, and Economic Practices」
日時：2025年7月31日（木）15:00–17:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室（I213）
司会：翟亜蕾（CSEAS）
・京都大学ELCAS2025【講義型】（高校生向け体験型科学講座）
日時：2025年7月31日（木）、8月1日（金）
開催形式：オンライン（Zoom）
申込受付：6月6日（金）～ 7月9日（水）
講義6「戦争の認識論について─学際的に考えるには？」を土屋喜生助教が担当します。
・特別セミナー
日時：2025年8月1日（金）15:00–17:00（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室（I213）
題目：Talcott Parsons Comes to Campus: A Marcos Dictatorship Think Tank and the University of the Philippines
報告者：パトリシオ・アビナーレス（CSEAS招へい研究員）
討論者：高木佑輔（政策研究大学院大学）
・「東南アジアの都市居住」第15回定例研究会（ダイキンセミナー）
日時：2025年8月4日（月）16:00–17:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室（I213）
題目：都市環境問題と「社会」の創造：インドネシア・スラバヤ市における住民参加型の環境運動の展開
報告者：吉田航太（静岡県立大学）
・Kyoto Environment and Development Seminar
日時：2025年8月6日（水）15:00–16:30（日本時間）
場所：京都大学農学部総合館E220
報告者：後藤潤（政策研究大学院大学）
題目：The Long-Run Effects of Patriotic Education During Political Repression: Evidence From the Cultural Revolution in China (joint with Kai Kajitani)
・企画展「戦後80年・昭和100年 報道写真を読む『1億人の昭和史』から『毎日戦中写真アーカイブ』へ」
会期：2025年4月26日（土）～8月31日（日）
場所：ニュースパーク（日本新聞博物館）2階企画展示室
・京都大学同窓会セミナー（My Kyoto Seminar）
日時：2025年9月9日（火）9:00–11:40（開場8:30）（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館3階大会議室（I333）
テーマ：Alternative Sustainability and DEIB (Diversity, Equity, Inclusion and Belonging) from ASEAN-Japan Perspectives
参加方法：要事前登録（登録期限8月29日）
3. 出版
【論文・早期公開】柿崎一郎「タイにおける第2次世界大戦後の日本兵の集結と武装解除」『東南アジア研究』2025年5月16日J-STAGE早期公開。
【論文・早期公開】中田友子「南ラオスの山地民–低地民関係再考：仏領期の「プー・ミー・ブンの反乱」の検討を通して」『東南アジア研究』2025年6月24日J -STAGE早期公開。
【論文・早期公開】中島咲寧「ベンガル湾海域世界の今日的動態に関する一考察─マレーシアのタミル系ムスリム移民に着目して─」『東南アジア研究』2025年7月1日J -STAGE早期公開。
【論文・早期公開】西島薫「民主化・分権化期のインドネシア地方社会における劇場国家の「再現」─西カリマンタン州のダヤック人「王国」を事例とした考察─」『東南アジア研究』2025年7月7日J -STAGE早期公開。
【論文・早期公開】Ramon Guillermo, ““Karampátan ñg Tao”: Tracing the Rise of Tagalog Human Rights Discourse Using a Textual Corpus,” Southeast Asian Studies, July 3, 2025, Advance Publication.
【論文・早期公開】Jemma Purdey and Antje Missbach, “Pocketing the Prize: Lingering Patterns of Prestige in Southeast Asian Studies,” Southeast Asian Studies, July 3, 2025, Advance Publication.
【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asia 第40号を3月1日に刊行しました。今号の特集 “Eroding Electoral Integrity: Reasons for Democratic Backsliding in Southeast Asia” ではAsian Centreが編者を務め、5本の論文を掲載しています。各論文は英語、タイ語、インドネシア語、フィリピン語、ベトナム語、ミャンマー語、日本語で全文をお読みいただけます。また、英文による5本の書評を掲載しています。
【コラム公開】Kyoto Review of Southeast Asia “TRENDSETTERS” コラムを7月1日に公開しました。
“Southeast Asia’s Donald J. Trump: Hun Sen Burns Thaksin Shinawatra to the Ground,” by William J. Jones.
【最新号】ニューズレター7月号を公開しました。
［ノーツ・フロム・ザ・フィールド］ベトナムの農村を研究する：大きな問いと特定の課題（柳澤雅之）
［かもがわ便り］ウルトラマンと『想像の共同体』：境界を越えるヒーローと想像力（山本博之）
【論文・オープンアクセス】Takahashi, Tomoko, Sanae Suzuki, and Taku Yukawa. 2025. “Institutionalized Authority and Personal Traits of Executive Heads in International Organizations: A New Database.” International Interactions, July, 1–22. doi:10.1080/03050629.2025.2527826.
【データセット】Takahashi, Tomoko; Sanae Suzuki; Taku Yukawa, 2024, “Institutionalized Authority and Personal Traits of Executive Heads in International Organizations: A New Database,” DOI: 10.7910/DVN/UEOIX4, Harvard Dataverse, V1
【論文】光成歩（2025）「マレーシア結成前後期のシンガポールにおけるイスラム家族法改革」『東南アジア 歴史と文化』54: 27–47。
【新刊】貴志俊彦『戦争特派員は見た：知られざる日本軍の現実』講談社現代新書、2025年。
【新刊】渡邉英徳・貴志俊彦・中島みゆき『戦中写真が伝える 動物たちがみた戦争』光文社新書、2025年。
【コラム】高橋知子「国連における中国の『影響力』 」一般財団法人霞山会『東亜』No.697（2025年7月）、18-28頁。
【コラム】貴志俊彦「連載 戦中写真を読む（47）ミヤニ式反射望遠カメラ 中国での軍事転用 対敵宣伝の効果を撮影」『毎日新聞』2025年7月1日東京地方版。
【コラム】貴志俊彦「連載 戦中写真を読む（48）ミヤニ式反射望遠カメラ 「昭南」を写す 華人街、重油施設に関心」『毎日新聞』2025年7月8日東京地方版。
【コラム】貴志俊彦「連載 戦中写真を読む（49）ミライ世代へ 動物たちがみた戦争 カラー化で新たな視点」『毎日新聞』2025年7月15日東京地方版。
【書評】金悠進（2025）「今村祥子著『統治理念と暴力―独立インドネシアの国家と社会』」『アジア研究』71 (1–2): 164–168。
【書評】内藤耕（2025）「玉野和志・船津鶴代・齊藤麻人編著『東南アジアにおける国家のリスケーリング─都市研究と地域研究との対話』」『東南アジア 歴史と文化』54: 120–124。
【書評】西田昌之（2025）「清水展『アエタ 灰のなかの未来─大噴火と創造的復興の写真民族誌』」『東南アジア 歴史と文化』54: 138–143。
【書評】柳澤雅之（2025）「小泉佑介『熱帯フロンティアへの移住と開拓─インドネシア外島の農園開発に伴う地域変動』」『東南アジア 歴史と文化』54: 144–148。
【書評】久納源太（2025）「今村祥子著『統治理念と暴力―独立インドネシアの国家と社会』」『東南アジア 歴史と文化』54: 149–153。
【書評】木村大治（2025）「内藤直樹・石川登編『四国山地から世界をみる─ゾミアの地球環境学』」『文化人類学』89 (4): 630–631。
【書評】土田亮（2025）「清水展『アエタ 灰のなかの未来─大噴火と創造的復興の写真民族誌』」『文化人類学』89 (4): 632–634。
4. 講演・報告
【報告】山田千佳、オフィンニ ユディル「Centering harm reduction in Jakarta, Indonesia: The life story of a pioneering activist」口頭発表、第10回 International Conference on the History of Medicine in Southeast Asia (HOMSEA)、ジョグジャカルタ、インドネシア、2025年6月26日。
【司会】山田千佳「Ethics and Medicine」パネル座長、第10回 International Conference on the History of Medicine in Southeast Asia (HOMSEA)、ジョグジャカルタ、インドネシア、2025年6月26日。
【講演】オフィンニ ユディル、山田千佳「Transdisciplinarity at the intersection of health and ecology: Insights from area studies」招待講演、ムハマディヤ大学ジョグジャカルタ 医学・健康科学部、ジョグジャカルタ、インドネシア、2025年6月28日。
【報告】高橋知子「Anchoring the Major Powers: Bilateral Trade Effects in the World Trade Organization」、第7回Pacific International Politics Conference (PIPC)、2025年7月4日、東京。
【ブックトーク】土屋喜生、Roundtable Session on Emplacing East Timor: Regime Change and Knowledge Production, 1860–2010 (Honolulu: University of Hawai’i Press, 2024). Movimento Letras、2025年7月14日、ディリ、東ティモール。
【報告】土屋喜生「Alternative to Colonial History? An Interpretive Outline of the History of Timorese Community Formation」、Timor-Leste Studies Association Conference、2025年7月16–18日、ディリ、東ティモール。
【訪問】原正一郎・大野美紀子、国際共同研究における研究データ管理（RDM）に関する協力関係構築に関する会議、ベトナム社会科学アカデミー、2025年7月7日、ベトナム、ハノイ市。
【報告】高橋知子「Reminiscing Exclusion: China and Indonesia’s Initiatives of
the Conference of the New Emerging Forces」第28回World Congress of Political Science, International Political Science Association (IPSA)、2025年7月14日、韓国ソウル市。
【登壇】高橋知子（共同司会と討論）「Science Diplomacy of China」パネル、International Political Science Association (IPSA)、2025年7月16日、韓国ソウル市。
【報告】高橋知子「Taking Off for Marketization: China’s Initiatives on Economic Resolutions」、国際会議「From Research to Publication: Remapping Conversations on Doing Political Science and IR from/on East Asia and Beyond」、the Kangwon Institute for Unification Studies (KIUS) at Kangwon National University、2025年7月17日、韓国春川。
【登壇】高橋知子、Yuan Zhou、Raphaëlle Khan、Juan Acevedo-Ossa「国際政治をいかに『分析』するか～海外と日本の研究者の対話から～」国際科学技術財団（平成記念助成受賞チームの市民講座）、共立女子中学高等学校、東京、2025年7月19日。
5. ポッドキャスト（音声プログラム）「ブックトーク・オン・アジア」
▼ポッドキャスト（音声プログラム）「ブックトーク・オン・アジア」シーズン1（No. 1〜No. 76）のプログラムをSoundCloudとYouTubeにて配信中です▼
今月のおすすめエピソード
・ブックトーク・オン・アジアNo. 32 西芳実『夢みるインドネシア映画の挑戦』（2021年、英明企画編集）
・ブックトーク・オン・アジアNo.68 竹森 紘臣（著/文）大木 宏之（写真）『ベトナム建築行脚』（彰国社、2023年）
・ブックトーク・オン・アジアNo.73 ビリヤニ太郎『魅惑のスパイスごはん ビリヤニ』(自由国民社、2023年）
6. メディアへの露出
※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板（研究支援室2の向かい側）に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。
・オンラインRSSサービスFeedSpotが選ぶ「35 Best Southeast Asian Blogs and Websites in 2025」にKyoto Review of Southeast Asiaが第9位で選出されました（2025年6月10日）。
・読売新聞および神戸新聞にて、木村里子准教授が岩田高志 神戸大学大学院海事科学研究科助教（GCR共同研究者）らと進める共同研究が紹介されました。
・読売新聞およびNewsweekにて、石井周特定研究員が参加したオーシャン・エクスプロレーション・トラスト（OET）による海底遺跡調査プロジェクトの成果が紹介され、石井研究員のコメントが掲載されました。
「［戦後80年］駆逐艦「照月」海底で発見 ガダルカナル島沖 砲塔や損傷一致」（読売新聞2025年7月20日朝刊29（社会）面、有料記事）
「Photos Reveal Sunken Warship Discovered Half a Mile Deep After 83 Years」（Newsweek Digital, 16 July 2025）
「IJN Destroyer Teruzuki Discovered」（OETによる紹介動画）
7. 最近のイベント
・Asia Round Table Series 2025–1: AMRO-CSEAS Joint Seminar
日時：2025年7月17日（水）15:30–17:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階東南亭（I201）およびオンライン
共催：ASEAN+3 マクロ経済リサーチオフィス（AMRO）およびCSEAS
・ASEAN+3マクロ経済リサーチオフィスの表敬訪問
日付：2025年7月17日（水）
・東南トーク
日時：2025年7月17日（木）10:30–12:00（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階東南亭（I201）
題目：(In)visible Inequalities: Gender and Immigrant Background in Elite Japanese Firms
報告者：ヒラリー・ホルブラウ（インディアナ大学）
・Special Seminar
日時：2025年7月14日（月）13:00–14:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階東南亭（I201）
題目：Boats to nowhere?: Navigating Risks and Uncertainties aboard Rohingya Refugee Boats
報告者：アンティエ・ミスバッハ（ビーレフェルト大学／CSEAS招へい外国人学者）
・『アフリカ経済開発論』新刊紹介セミナー
日時：2025年7月11日（金）10:30–12:00（日本時間）
場所：オンライン（Zoom）
主催：ジェトロ・アジア経済研究所
・第202回「東南アジアの自然と農業研究会」
日時：2025年7月4日（金）17:00–18:30（日本時間）
場所：京都大学総合研究2号館4階AA447会議室およびオンライン（Zoom）
話題提供者：藤田幸一（青山学院大学）、石坂貴美（静岡文化芸術大学）、杉江あい（京都大学）、加治佐敬（京都大学）
題目：バングラデシュにおけるソーラー灌漑ポンプの導入実態：中間報告
・ブラウンバッグ研究懇談会
日時：2025年7月3日（木）12:00–13:30
場所：京都大学稲盛財団記念館2階東南亭（I201）
テーマ：東南アジア研究・地域研究にとってのコアジャーナルの再検討
話題提供：木谷公哉・設楽成実・土屋喜生（CSEAS）
・ミャンマー大地震寄附報告会
日時：2025年7月2日（水）17:00–18:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室（I213）
主催：京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター
共催：京都大学東南アジア地域研究研究所
・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻オープンキャンパス
日時：2025年7月2日（水）13:30–17:00（日本時間）
場所：オンライン（Zoom）
・CSEASコロキアム
日時：2025年6月30日（月）16:00–18:00（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階東南亭（I201）およびオンライン
題目：Art Meets Anthropology: Balancing Tatemae (public face) & Honne (private face)
報告者：シフーレス・ジョアナ（CSEAS招へい外国人学者）
・ASEAN+3 Bond Market Forum (ABMF) Kyoto University sessions on building a sustainable society
日時：2025年6月30日（月）9:30–16:10（日本時間）
場所：京都大学国際科学イノベーション棟およびオンライン
主催：アジア開発銀行（ADB）、京都大学東南アジア地域研究研究所、経営管理大学院、生存学館
・「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」上映会
日時：2025年6月27日（金）18:00–（日本時間）
場所：京都大学東南アジア地域研究研究所東棟1階マルチメディアルーム2
上映タイトル：ハヌマーンと7人のウルトラマン（105分、タイ語、日本語新字幕版）
・Special Seminar
日時：2025年6月27日（金）16:00–17:30（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室（I213）
題目：Featuring the Southeast Asia Policy of the Middle Powers: A Comparative Studies of Taiwan and Korea
報告者：楊昊（台湾国立政治大学）
討論者：大庭三枝（神奈川大学）
・Special Seminar
日時：2025年6月26日（木）13:30–15:00（日本時間）
場所：京都大学稲盛財団記念館3階中会議室（I332）
題目：In Good Hands: Religion as a Hierarchical System
報告者：ワード・キーラー（テキサス大学オースティン校）
■編集後記 ——————————————–
今、ミャンマー植民地時代のジャーナリズム史に関する論文を読んでいます。1920年代〜30年代にかけて、『ミャンマーアリン』と『トゥーリヤ』という新聞が二大紙の地位を得ました。両新聞は、1910年代の創刊以来、ビルマ・ナショナリズムの高まりとともに発行部数を大きく伸ばし、当時の主要な情報源となっていたとのこと。しかし、その成長の裏には、現代のジャーナリズム倫理から見ると問題のある手法が用いられており、ビルマ人と在緬インド人の対立を扇動する報道や、本来政治的な意図を持たない個人間の衝突を、反英独立運動の一環であるかのように誇張して報道することで、読者の関心を引きつけていました。このような過去を振り返りながら、現代のジャーナリズムのあり方について深く考えさせられています。（TK）
朝に鴨川付近を散歩すると川に沿って風が吹いて心地よい。しかし太陽が上がってくるとすぐに暑くなる。この2、3年は夏の猛暑を実感していますが、特に熱帯地域は世界のなかでも太陽によって地面が温められやすい。今年はヨーロッパでの熱波や、アメリカや韓国での豪雨など異常気象が世界各地で言われている。インドネシアなど熱帯地域の天気をよりよく知ることが重要とあらためて感じた次第です。（M・O）
対馬へ行ってきました。野生生物保護センターを訪ね、環境省の自然保護官の方にご挨拶したところ、木下さんの話題になりました。同期の頑張りに触れ、私も励まされる思いがしました。
木下さんは山で、私はその山から流れる川や、行き着く先の海で。異なるフィールドに立ちながらも、同じ場所で成果をあげられるよう、私も精一杯取り組んでいこうと思います。（SSK）
通勤途中、自宅の最寄りの駅の改札で外国人のご夫婦から声をかけられました。IC乗車カードがうまく通らないとのこと。最寄りの駅は無人化されたので、インターホンで駅員を呼び出し、事情を説明したら、大きな駅の窓口でしか処理できないということでしたので、ご夫婦に紙の切符を買ってもらって、一緒に乗車して窓口まで連れて行って、カードを使えるようにしました。メキシコからのお客さんで、私は英語も今ひとつ、スペイン語に至っては「チャオ」しか知らず（これはイタリア語であることが後で判明）、なかなか話は弾まなかったのですが、身振り、手振り、オノマトペを駆使していたら、ああ、それはねえ、ということで「トランキーロ（落ち着いて、リラーックス）」「ノーアイ・プロブレマ（無問題）」という二つのスペイン語を教えてもらいました。二週間の予定で来日し、数日前には広島平和記念資料館にも行かれたとのこと。翌日の通勤時、再び同じ時間、同じ改札口にご夫婦がいらっしゃり、偶然に驚きながら「ノーアイ・プロブレマ？」とお互いに挨拶。これから東京に移動し、数日後に帰国とのことで、新幹線まで案内している途中も話は弾まなかったのですが、身振り、手振りだけでなく、オノマトペの力にも感じ入った二日間でした。オノマトペにご関心ある方は、ぜひ、次のネイサン・バデノックさんが執筆された、かもがわ便り「カレーの声が聞こえる時」 をご覧ください。（M）
––– CSEAS メールマガジン第43号 ––––––––––
2025年7月23日 発行
京都大学東南アジア地域研究研究所 広報委員会
広報向け情報を随時募集しています。下記の投稿フォームまたはメールをご利用ください
研究活動フォーム / イベントフォーム / E-mail
公式ウェブサイト
研究所紹介動画
研究所要覧
たんけん動画
ニューズレター
Facebook / X/Twitter / Instagram / Bluesky
–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––