====トピックス============================
1. お知らせ
2. 研究集会とイベント
3. 出版
4. 講演・報告
5. ポッドキャスト「ブックトーク・オン・アジア」
6. メディアへの露出
7. 最近のイベント
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1. お知らせ
【9月のGet Together】
・9月25日(木)12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが稲盛財団記念館3階小会議室II(I332)にて開催されます。今回ゲストとしてお迎えする招へい研究者の方々の紹介ページは、こちら からご覧いただけます。
【新たな訪問研究者のみなさん】
・プラタマ・ユダ・プラデクサ(Pratama Yudha Pradheksa)さん(科学技術研究、社会学)が外国人共同研究者として9月9日に着任され、2026年3月1日まで研究所に滞在される予定です。
・チン・クワン・リー(Ching Kwan Lee)さん(社会学)が招へい外国人学者として9月18日に着任され、2026年6月30日まで研究所に滞在される予定です。
・ロシタ・デウィ(Rosita Dewi)さん(政治学)が外国人共同研究者として9月23日に着任され、12月13日まで研究所に滞在される予定です。
・ヘリ・ヨガスワラ(Herry Jogaswara)さん(文化人類学)が招へい外国人学者として10月1日に着任され、10月21日まで研究所に滞在される予定です。
【公募】京都大学(地域研究学系)東南アジア地域研究研究所 准教授または助教(応募期限2025年10月5日(日))
【公募】京都大学(地域研究学系)東南アジア地域研究研究所GYSF助教(応募期限2025年9月30日(火))
【公募】VDP2025(テーマ:「逸脱」を生きる)短編ドキュメンタリー作品の募集を開始しました(応募締切2025年11月30日(日))
2. 研究集会とイベント
・Special Seminar
日時:2025年9月24日(水)15:00–18:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
題目1:The Hidden Political Economy of Apartment Governance in Jakarta
報告者1:Ruriana Nafilah Anggraini(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程)
題目2:Reimagining Resistance: Feminist and Housing Rights Activism in Contemporary Indonesia
報告者2:Intan Paramaditha(マッコーリー大学)、Aryo Danusiri(インドネシア大学)
・Yalda Yazdaniさん研究講演会
日時:2025年9月25日(木曜日)15:00–17:00(日本時間)
場所: 京都大学総合研究第2号館 4階AA447会議室
講師:Yalda Yazdani (University of Siegen)
演題:The Politics of Musical Participation: An Ethnographic Study of Female Singers in Post-Revolutionary Iran
・CSEAS読書会
日時:2025年9月26日(金)16:00–(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階東南亭(I201)
紹介図書:Helen Czerski. Blue Machine: How the Ocean Shapes Our World. Penguin, 2024.(ヘレン・チェルスキー著、林真訳『ブルー・マシン─海というエンジンと人類史』エイアンドエフ、2024年)
紹介者:オフィンニ ユディル(CSEAS)
・「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」上映会
日時:2025年9月26日(金)18:00–(日本時間)
場所:京都大学東南アジア地域研究研究所東棟1階マルチメディアルーム2
上映作品:「恋する惑星/Chungking Express/重慶森林」(103分、広東語、日本語字幕)
・京都大学アカデミックデイ2025
日時:①2025年9月27日(土)11:00–18:00 ②11月1日(土)11:00–17:00
場所:①ゼスト御池 ②京都大学百周年時計台記念館
9月27日に開催される座談会「フィールドノートでのぞく研究の世界」に木村里子准教授が登壇します。
・Toward Enhanced ASEAN-Japan Mobility Cooperation: International Workshop on Issues Surrounding Japan-Southeast Asia’s Mobility
日時:2025年9月28日(日)10:00–18:00(日本時間)
場所:立命館大学アジア・日本研究所(茨木キャンパス)およびオンライン(Zoom)
マリオ・ロペズ准教授(CSEAS)が「In “Migrant Workers” We Trust? Bottom-up Co-existence and the Hard Limits of Japan’s Migration Policies」の題目で発表を行います。
・第133回KUASSセミナー
日時:2025年9月29日(月)15:00–17:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室(I332)
題目:現代アフリカにおけるネオコロニアル国家の解剖学的考察
発表者:Michael Neocosmos(南アフリカ、ローズ大学名誉教授)
・人と社会の未来研究院主催「クレタ・トーク」
日時:2025年9月29日(月)10:00–12:00 (Japan Time)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室 (I332)
題目:Tradition, Identity, and Resilience in the Southeastern Aegean: The case of Kalymnos island, the greatest fishing community in the Eastern Mediterranean
講師:Aristeidis Tsantiropoulos & Mavra Stithou(クレタ大学)
・写真展「研究者がみつめるアフリカ」
日程:2025年8月19日~9月29日
場所:アジア経済研究所図書館および打瀬公民館
主催:ジェトロ・アジア経済研究所
・国立大学附置研究所・センター会議 第3部会シンポジウム
日時:2025年10月4日(土)13:30–16:30(13:10開場)
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所およびオンライン(Zoom)
テーマ:「多様性」をどのように生きるか:複眼的に考える地域の姿
・民族自然誌研究会第111回例会
日時:2025年10月11日(土)13:00–17:00(日本時間)
場所:京都大学総合研究2号館4階大会議室(AA447)
テーマ:不思議に満ちた植物―タケ・ササの謎に迫る!
・CSEASコロキアム
日時:2025年10月16日(木)12:00–13:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階東南亭(I201)
報告者:ジリー・ヤークル(パラツキー大学/CSEAS招へい研究員)
題目:Extinct or Still Around? Javanese Large Mammals (the Javan Tiger, Rhinoceros, Elephant) and Their Histories
司会:町北朋洋(CSEAS)
・第203回「東南アジアの自然と農業研究会」
日時:2025年10月17日(金)17:00–18:30(日本時間)
場所:京都大学総合研究2号館4階AA447会議室およびオンライン(Zoom)
題目:ラオス農山村における家族農業の持続性とレジリエンス―北部ウドムサイ県の焼畑農業の事例から
話題提供者:東智美(埼玉大学人文社会科学研究科)
・山田勇さんをしのぶ会
日時:2025年10月18日(土)13:30–19:00(受付開始13:00)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室(I333)・中会議室(I332)
開催方法:ハイブリッド
参加方法:要事前申込(申込期限:9月25日(木))
・2025年京都モダン建築祭ガイドツアー 京都大学東南研図書室
日程:2025年11月8日(土)〜9日(日)
場所:京都大学東南アジア地域研究研究所図書室
主催:京都モダン建築祭実行委員会
・第49回東南アジアセミナー
日程:2025年11月19日(水)~24日(月・祝)
場所:プノンペン/シハヌークヴィル(カンボジア)
テーマ: グローバルな混乱の時代の東南アジアー歴史・語り・超学際的挑戦(Global Disruptions and Southeast Asia: Exploring histories, narratives, and transdisciplinary challenges)
・京都大学データ科学イノベーション教育研究センター データサイエンススクール「Rを用いたプログラミング基礎・統計入門」
日時:2025年11月25日(火)13:30–16:30(日本時間)
会場:Zoomによるオンライン開催
講師:木村里子(CSEAS)
3. 出版
【新刊】包双月『遊牧と農耕のはざまを生きる─定住モンゴル人の民族誌』(地域研究叢書 48、京都大学学術出版会、2025年)
【最新号】『東南アジア研究』63巻1号を7月31日に刊行しました。本誌ウェブサイト 、KURENAI 、J-Stage にて全文をダウンロードいただけます。
【最新号】Southeast Asian Studies Vol. 14 No. 2を8月28日に刊行しました。本誌ウェブサイト 、KURENAI 、J-Stage にて全文をダウンロードいただけます。
【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asia 第41号を9月1日に刊行しました。今号の特集 “History with Documents: New Research on the Indonesian Left” ではThiti Jamkajornkeiat氏が編者を務め、5本の論文を掲載しています。各論文は英語、タイ語、インドネシア語、フィリピン語、ベトナム語、ミャンマー語、日本語、および今号から新たに加わったクメール語で全文をお読みいただけます。また、英文による5本の書評を掲載しています。
【コラム公開】Kyoto Review of Southeast Asia “TRENDSETTERS” コラムを9月1日に公開しました。
・“Exploring the Role of Contextual Evidence in Understanding the Myanmar-Yunnan (China) Border from a Microeconomic Perspective,” by Zhai Yalei.
【最新号】ニューズレター9月号を公開しました。
[ノーツ・フロム・ザ・フィールド]土屋喜生「益田肇と冷戦研究:アジアの人々の経験とグローバルヒストリー」
[かもがわ便り]ジュリー・デロスレイエス「周縁にて」
【論文・早期公開】Zhai, Y. (2025). High Confucian Familism Adherence but Low Fertility Intentions: Evidence From the Lowest Fertility Rate City in China. Journal of Family Issues, 0(0). https://doi.org/10.1177/0192513X251379010
【論文】Ogawa, M.I., Kimura, S.S., Ishiai, N., Akamatsu, T. A hybrid method combining rule-based filter and machine learning to detect porpoise and vessel sounds from a pulse event recorder. Scientific Reports 15, 31211 (2025). https://doi.org/10.1038/s41598-025-16370-1
【コラム】帯谷知可 《人物評伝》「ファイズッラ・ホジャエフ—「ウズベクのレーニン」の苦悩と選択」『アジア・マップ:アジア・日本研究Webマガジン』Vol.3, UZ.9.03(2025年8月25日掲載)
【コラム】西芳実《総説》「インドネシア映画」『アジア・マップ:アジア・日本研究Webマガジン』Vol.3, ID.1.02(2025年8月25日掲載)
【作品解説】山本博之「ハン・トゥアとは誰か─マレーシア国民的英雄の多面性」、Kyoto Experiment 京都国際舞台芸術祭 2025ウェブサイト、2025年9月3日掲載。
【コラム】中西嘉宏「世界の潮 「忘れられた紛争国」ミャンマー─非常事態宣言解除の思惑」『世界』第998号(2025年10月)、125–128頁。
4. 講演・報告
【講演】木村里子、「決定木で辿り着いたイルカの研究者(最初から目指していたわけではない)」第12回哺乳類研究交流会、2025年9月11日、京都大学野生動物研究センター地下会議室。
【研究発表】ジュリー・デロスレイエス、「Conversation on Globalization and Deglobalization」(Walden Bello、CP Chandrasekhar、Chukki Nanjundaswamy氏とのパネル)、および「The ‘Criticality’ of Critical Minerals: Implications for Energy Transitions and Global Power」(単独報告)、Focus on the Global South – Chulalongkorn University Social Research Institute、2025年9月25日、バンコク。
5. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
▼ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」シーズン1(No. 1〜No. 76)のプログラムをSoundCloudとYouTubeにて配信中です▼
今月のおすすめエピソード
・No.1 倉沢愛子『インドネシア大虐殺―二つのクーデターと史上最大級の惨劇』(中公新書、2020年)『楽園の島と忘れられたジェノサイドーバリに眠る狂気の記憶をめぐって』(千倉書房、2020年)
・No. 32 西芳実『夢みるインドネシア映画の挑戦』(2021年、英明企画編集)
6. メディアへの露出
※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。
・「東進 進学情報」Vol.504(2025年9月5日号)の特集「大学での学びの内容を知る⑤(生物系)」に木村里子准教授へのインタビューが掲載されました。
・土屋喜生助教の単著Emplacing East Timorの書評が掲載されました。
Christopher J. Shepherd; Emplacing East Timor: Regime Change and Knowledge Production, 1860–2010. Journal of Asian Studies 2025; 11904427. doi: https://doi.org/10.1215/00219118-11904427
・South China Morning Post 2025年9月18日掲載記事「Why plans by India and US to tap Myanmar’s rare earths are fraught with risks」 にアダム・シンプソン招へい研究員のコメントが掲載されました。
7. 最近のイベント
・CSEASコロキアム
日時:2025年9月24日(水)14:00–16:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階東南亭(I201)
題目:Japan’s Legal Transplants and Their Discontents: A Critical Appraisal
報告者:ルキト・ラトノ(スナン・カリジャガ国立イスラーム大学/CSEAS招へい研究員)
・ASEAN韓国センターの表敬訪問
日時:2025年9月24日(水)
・PNC 2025 Annual Conference and Joint Meetings Special Session 16: Research Data Management in Japanese Academic Research Institutions
日時:2025年9月22日(月)8:15–9:45(日本時間)、10:15–11:45(ベトナム時間)
場所:ベトナム社会科学院社会科学情報研究所1B(ハノイ市)およびオンライン
・Southeast Asian Studies in Southeast Asia and Japan: A dialogue in the Project INTERACT
日時:2025年9月20日(土)14:00–17:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
主催:SEASREP Foundation、京都大学東南アジア地域研究研究所、国際交流基金
・シアクアラ大学の表敬訪問
日時:2025年9月18日(水)
・GYSF国際共同研究海外派遣事業報告会
日時:2025年9月17日(水)14:00–16:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
報告者:土屋喜生(CSEAS)
題目:In Search of Subaltern Consciousness: Histories in the Life Stories of the Mindanawon People
司会:マリオ・ロペズ(CSEAS)
・京都大学同窓会セミナー(My Kyoto Seminar)
日時:2025年9月9日(火)9:00–11:40(開場8:30)(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室(I333)
テーマ:Alternative Sustainability and DEIB (Diversity, Equity, Inclusion and Belonging) from ASEAN-Japan Perspectives
・東南トーク
日時:2025年9月8日(月)10:30–12:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
題目:Scenes from a Slow Departure: Archival Visuals of Japanese Surrendered Personnel in Southeast Asia
報告者:サンディープ・レイ(ノッティンガム大学マレーシア校/CSEAS招へい研究員)
司会:山本博之(CSEAS)
・AYSEA 2025: Asian Conference for Young Scholars of Southeast Asian Studies
日時:2025年9月4日(木)〜6日(土)
場所:チュラーロンコーン大学Social Innovation Hub
テーマ:Asia in a Fragile World
・京都大学アフリカ地域研究資料センター公開ワークショップ「マリア崇敬と人・社会・芸術:アジア、アフリカ、ヨーロッパ地域横断的研究の視点から」
日時:2025年9月2日(火)14:00–17:00(日本時間)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室(I332)およびオンライン(Zoom)
■編集後記 ——————————————–
東南アジア域内の東南アジア研究の動向について知る機会に恵まれました。タイやインドネシアではここ15年間で東南アジア研究に関わる大学組織やコースが数倍に増加し、保護者たちのニーズに合わせたマーケットや就職活動重視のカリキュラムが作られたり、地理的な近さを利用した学生参加のスタディトリップが組まれたりしています。「シンガポールに重心が移動している」「一体どこに就職できるの?」と言われていた15年程前の「東南アジアからの東南アジア研究」の状況も刻刻と変化し、多様な東南アジア研究の伝統が生み出されているようです。研究をデザインするのにも、日本の若手を育てるのにも、益々アジアの研究者たちとの交流が重要になると認識させられた近況でした。(KT)
みなさん、普段、どういうノートを使っているでしょうか。小さい野帳でしょうか、それともA4の大きなノートでしょうか。一緒なのはえんぴつ、それともボールペンでしょうか。またこうした道具だけでなく、周りの人々がどのようにノートを取っているのか、気になりますよね。9月27日(土)の「京都大学アカデミックデイ2025」に木村里子さん(水中生物音響学)が登壇し、「フィールドノートでのぞく研究の世界」という座談会で話をしながら、ご自身のノートの一部を披露してくださる予定です。ゼスト御池地下街の河原町広場特設ステージにて。どなたでも。参加無料。事前予約不要です。木村里子さんの仕事はザッツ・京大 「音からひも解くイルカの世界~生き物がいる豊かな海を未来にも~」 で紹介されました。こちらもご覧ください。(M)
––– CSEAS メールマガジン第44号 ––––––––––
2025年9月24日 発行
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