====トピックス=================================
1. お知らせ
2. 研究集会とイベント
3. 出版
4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
5. メディアへの露出
6. 最近のイベント
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1. お知らせ
【12月のGet Together】
・12月21日(木)12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが稲盛財団記念館3階小会議室2にて開催されます。今回ゲストとしてお迎えする招へい研究者の方々の紹介ページは、こちらからご覧いただけます。
【新たな訪問研究者のみなさん】
・Musab Bin Sahrim(ムサブ・ビン・サフリム)さん(情報学)が招へい外国人学者として12月1日に着任され、2月28日まで研究所に滞在される予定です。
・Lily Hanefarezan Binti Asbulah(リリー・ハネファレザン・ビンティ・アスブラー)さん(言語学、教育学)がデータサイエンスで切り拓く総合地域研究ユニット(DASU)特別招聘講師として12月1日に着任され、2月29日まで研究所に滞在される予定です。
・Songphan Choemprayong(ソンパン・チャンムパラヨン)さん(図書館情報学)が招へい研究員として2024年1月1日に着任され、3月31日まで研究所に滞在される予定です。
・Erminia Colucci(エルミニア・コルッチ)さん(視覚心理学)が2024年1月1日に着任され、3月31日まで研究所に滞在される予定です。
・Mark Richard Thompson(マーク・リチャード・トンプスン)さん(政治学)が2024年1月8日に着任され、4月7日まで研究所に滞在される予定です。
【Visitor’s Voice】訪問研究者の方々へのインタビュー “Visitor’s Voice” を公開中です。
【動画の公開】「たんけん動画5min.」シリーズに2つの動画が加わりました。本シリーズではキーワードや視点・論点を絞って5分間で研究を紹介します。
1. 「海域アジア遺産調査(Maritime Asia Heritage Survey: MAHS)」(出演:R. マイケル・フィーナー教授)
2. 「Message to young people from a historian」(出演:トンチャイ・ウィニッチャクン氏)
「たんけん動画」は、最新の地域研究に取り組む研究者の姿をフィールドやふだんの研究の場で取材し紹介する動画シリーズです。地域研究の魅力を詰め込んだ本シリーズを学習教材としてもぜひご活用ください。
【要覧】英文要覧2023年度版(Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University 2023/2024)および英文リーフレットを刊行しました。PDFにて全文ダウンロードいただけます。
【ニューズレター】新ウェブサイトを公開しました。和文と英文のニューズレターを統合し、毎月第2水曜日、和英同時に研究紹介、インタビュー、報告、新任スタッフ紹介、かもがわ便り(書籍紹介エッセイ)、図書室コラムなどの記事をウェブ配信します。
和文サイト / 英文サイト
【動画の公開】研究所の紹介動画を公開しました。「京都大学の地域研究:特徴と挑戦」「研究所の学問的多様性」「出版活動と国際ネットワーク」の3つの動画を教育、研究や交流の場でぜひご活用ください。
【基金開設のお知らせ】当研究所は、歴史建造物である図書室と東南アジアの貴重な史資料を未来へと残すため、京都大学基金内に「東南アジア図書室保存基金」を設けました。
【受賞】小田なら氏(東京外国語大学講師)が『〈伝統医学〉が創られるとき:ベトナム医療政策史』(地域研究叢書45、京都大学学術出版会、2022年)により第21回東南アジア史学会賞を受賞されました。おめでとうございます。ブックトーク・オン・アジア No. 39で本書を紹介しています。
【受賞】池田真也氏(茨城大学農学部講師)が『商人が絆す市場─インドネシアの流通革命に交わる伝統的な農産物流通』(地域研究叢書44、京都大学学術出版会、2022年)により国際開発学会奨励賞を受賞されました。おめでとうございます。ブックトーク・オン・アジア No. 36で本書を紹介しています。
【受賞】第13回(2023年)地域研究コンソーシアム賞が発表されました。研究作品賞に選ばれた津田浩司著『日本軍政下ジャワの華僑社会―『共栄報』にみる統制と動員』(風響社、2023年)はブックトーク・オン・アジアでも紹介されています。
第13回JCAS賞:審査結果および受賞者からの一言 / ブックトーク・オン・アジア No. 62
2. 研究集会とイベント
・第194回東南アジアの自然と農業研究会
日時:2023年12月22日(金)17時〜18時30分
場所:京都大学総合研究2号館4階AA447会議室およびZoom
話題提供者:山本宗立氏(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)
題目:ミクロネシアの食生活―伝統と近代のはざまで―
・「映像から見るアジアの社会と文化」上映会
日時:12月22日(金)18時〜
場所:京都大学稲盛財団記念館1階旧京都賞ライブラリー
上映作品:『ブレージング・サドル』(メル・ブルックス監督、1974年)
・現代民俗学会第71回研究会「海外フィールドからみた日本:逆さ読みの日本文化論の試み」
日時:2023年12月23日(土)13時~17時
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室およびオンライン
オンライン参加申し込み:12月20日締切
・特別展「蝶に会える日:村田泰隆コレクション展Vol.2 東南アジアが育んだ多様性」
会期:2023年11月29日(水)~12月24日(日)
場所:京都大学総合博物館
・企画展「東南アジア~交易と交流の海」
日時:2023年10月4日(水)~2024年1月14日(日)
場所:東洋文庫ミュージアム
・オアシスと砂漠の国のクリスマス?中央アジア・ウズベキスタンの街角から
日時:2024年1月7日(日)13時30分〜15時終了予定
場所:こもれび書店(京都市上京区)
ゲスト:帯谷知可教授
・民族自然誌研究会第105回例会
日時:2024年1月20日(土)
テーマ:ヤマチャの民族自然誌(仮)
・フォーラム「生物多様性をめぐる事業・社会活動─ネイチャー・ポジティブ時代をむかえて」
日時:2024年1月22日(月)13時30分~17時10分
場所:京都リサーチパークおよびオンライン
木村里子准教授が講演3(生物多様性×「産業」)に登壇し、「海洋における生物多様性と産業の共存: バイオロギング、受動的音響観測研究の新たな発展可能性」の題目で講演を行います。
・CSEASブックローンチ&ディスカッション:Packaged Food, Packaged Life: Corporate Food in Metro Manila Slums
日時:2024年1月24日(水)15時〜16時30分
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)およびオンライン
登壇者:Heriberto Ruiz Tafoya連携研究員
討論者:Walden Bello氏
司会:Mario Ivan Lopez准教授
・GCR(グローバル共生に向けた東南アジア地域研究の国際共同研究拠点)年次報告会
日程:2024年2月16日(金)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
・第19回京都大学附置研究所・センターシンポジウム(京都大学松本講演会)「京都からの挑戦:地球社会の調和ある共存に向けて」
日時:2024年3月2日(土)10時〜17時
場所:まつもと市民芸術館およびオンライン(2024年1月初旬申込開始予定)
テーマ:京大発の研究の流れ、そして未来へ
翟亜蕾准教授が「経済学研究における京大式フィールドワーク」の演題で登壇します。
・河野泰之教授、速水洋子教授の最終講義
日時:2024年3月22日(金)午後
場所:京都大学芝蘭会館、稲盛財団記念館
3. 出版
【最新号】和文誌『東南アジア研究』61巻1号を7月31日に刊行しました。
2本の論文、1本の書評論文、および4本の書評は当誌ウェブサイト、KURENAI、およびJ-STAGEにて全文公開しております。
【最新号および予告】英文誌Southeast Asian Studies Vol. 12, Supplementary Issueを刊行しました。今号は速水洋子教授が編者を務め、2022年度に開催された国際タイ学会(ICTS14)の基調講演をもとに、特集「Thailand at a Global Turning Point」として3本の論文を掲載しています。
また、同誌12巻3号は12月26日に刊行される予定です。
本誌ウェブサイト / KURENAI / J-STAGE
【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asiaの第36号を9月1日に刊行しました。今号の特集はPavin Chachavalpongpun准教授が編者を務め、2022年度東南アジアセミナー「東南アジアのソーシャルメディアと若者たち」参加者による6本の論文を掲載した “Social Media and Youths in Southeast Asia and Japan: An Instrument for Political Change?”です。
5本の書評もあわせてご覧ください。
【コラム公開】Kyoto Review of Southeast Asiaの “TRENDSETTERS” コラムを12月1日に公開しました。
Prem Singh Gill, “Thaksin’s Checkmate and the Unravelling of Thailand’s Constitutional Order.”
【最新号】ニューズレター12月号を公開しました。今月の記事は以下の3本です。
・報告「沈黙と危機の中の不変性:トンチャイ・ウィニッチャクン氏がタイ法制史を語る」(速水洋子教授)
・研究紹介「〈ダバオ滞在記1〉リヴァイアサンのいない場所:ある死を通して認識のギャップを問う」(土屋喜生助教)
・かもがわ便り「出張先で出会った本たち」(速水洋子教授)
【論文】Tadashi Yamashita, Pham Nguyen Quy, Emi Nogami, Erina Seto-Suh, Chika Yamada, Saori Iwamoto, Kyoko Shimazawa, and Kenji Kato. Depression and anxiety symptoms among Vietnamese migrants in Japan during the COVID-19 pandemic. Tropical Medicine and Health 51, 59 (2023). https://doi.org/10.1186/s41182-023-00542-8
山田千佳助教が共著者を務める本論文が評価され、山下正氏(神戸市看護大学)が2023年度国際保健医療学会研究奨励賞を受賞されました。パンデミック下における日本で生活するベトナム出身者のメンタルヘルスの現状やその関連要因を明らかにした論文です。
【新刊】平野(野元)美佐『沖縄のもあい大研究─模合をめぐるお金、助け合い、親睦の人類学』(ボーダーインク、2023年)
【近刊】今村祥子『統治理念と暴力:独立インドネシアの国家と社会』東京大学出版会、2024年2月刊行予定。
【近刊】Ueda, Kaoru and Azuma, Eiichiro (eds), Japanese America on the Eve of the Pacific War: An Untold History of the 1930s, Hoover Institution Press, 2024.
貴志俊彦教授がChapter 5 “Perceptions of the 1930s in Local Japanese American Newspapers in Hawai’i: The Nikkei Community and Japan as Portrayed in the Maui Shinbun” を分担執筆されています。
【近刊】Georges Tamer (ed.), Handbook of Qurʾānic Hermeneutics Vol. 4: Qur’ānic Hermeneutics in the 19th and 20th Century, De Gruyter, 2024.
Majid Daneshgar准教授が“Muḥammad b. Aḥmad al-Iskandarānī,” “Ṭanṭāwī Jawharī”の章を分担執筆されています。
【近刊】高橋知子・湯川拓・鈴木早苗「伝記的アプローチによる国際機構の研究─個人属性についてのデータセットの構築から」『国際社会科学』(2023年近刊)。
【近刊】秋道智彌・阪口秀・窪川かおる編『海とヒトの関係学⑥ 海のジェンダー平等へ』西日本出版社、2024年3月刊行予定。
木村里子准教授が「スナメリを音響で追いかける」を分担執筆されています。
4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
▼毎月第2・第4水曜日、SoundCloudとYouTubeにて配信▼
【予告】2023年12月27日(水) No. 76 鄭黄燕『都市化の中国政治─土地取引の展開と多元化する社会』(名古屋大学出版会、2023年)
書籍情報
【New!】2023年12月13日(水) No. 75 鳥居高編著『マレーシアを知るための58章』(明石書店、2023年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
【New!】2023年11月22日(水) No. 74 伊藤融『新興大国インドの行動原理─独自リアリズム外交のゆくえ』(慶應義塾大学出版会、2020年)、『インドの正体─「未来の大国」の虚と実』(中央公論新社、2023年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
【配信中】2023年11月8日(水) No. 73 ビリヤニ太郎『魅惑のスパイスごはん ビリヤニ』(自由国民社、2023年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
【配信中】2023年10月25日(水) No. 72 大谷亨『中国の死神』(青弓社、2023年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
5. メディアへの露出
※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。
・NHKニュース(2023年11月27日)「ミャンマー少数民族の武装勢力 一斉攻撃1か月 最大の転換期に」にて中西嘉宏准教授のコメントが放送・配信されました。
・NHKクローズアップ現代(2023年11月28日放送)「桑子キャスターが行く“地球沸騰化”の世界 第2夜 森林大消失 “負の連鎖”断ち切る闘い」に甲山治教授が出演しました。
・TBSラジオ「荻上チキ・Session」(2023年11月28日放送)特集「ガザやウクライナ侵攻の裏で深刻化するミャンマー情勢」に中西嘉宏准教授が出演しました。
・朝日新聞デジタル版(2023年12月1日)「ミャンマー国軍劣勢 拡大する少数民族の攻勢、「転換点」の見方も」に中西嘉宏准教授のコメントが配信されました。
・朝日新聞(2023年12月6日)朝刊国際面およびデジタル版「戦線拡大、ミャンマー国軍劣勢 少数民族、攻撃開始1カ月」にて中西嘉宏准教授のコメントが掲載・配信されました。
・NHKニュース(2023年12月9日)「ミャンマー 戦闘激化で軍兵士投降相次ぐ 軍将校が内情明らかに」にて中西嘉宏准教授のコメントが放送・配信されました。
・NHK国際報道2023(BS:12月12日22時〜22時40分、地上波13日4時20分〜5時)の特集「エルニーニョ直撃!泥炭地への引火を防げ」に甲山治教授が出演しました。
・京都大学男女共同参画推進センター機関誌『京からあすへ』Vol. 3(2023年10月)に池亀 彩 ASAFAS教授へのインタビュー「運に導かれてたどり着いた先は心と頭を揺さぶる国、インド」が掲載されました。また、「わたしの味方、わたしの見方」欄にて推薦図書も紹介されています。
・KyotoU Channel 2023年12月の月間特集として「京大 with ASEAN」特集が組まれ、当研究所が制作・配信する「たんけん動画 地域研究へようこそ」の研究紹介動画が掲載されました。
・NHK「映像の世紀バタフライエフェクト 塩の行進 ガンジーの志を継ぐ者たち」(2023年12月18日22時〜22時44分放送)に中西嘉宏准教授が取材協力しました。
6. 最近のイベント
・A Back-to-Back Philippines Seminar Special
日時:2023年12月18日(月)16時〜18時、19日(火)14時〜16時
場所:京都大学稲盛財団記念館
第1日(18日)於:セミナー室(213)
報告者:Patricio N. Abinales氏(一橋大学大学院社会学研究科客員教授)
タイトル:Duterte and the Crowd: Crime and Comedy in Philippine Politics
報告者:Ronald D. Holmes氏(デラサール大学)
タイトル:There Is _ Honor among…: Why the Alliance Broke Too Early
第2日(19日)於:東南亭(201)
報告者:北田依利氏(米国ラトガーズ大学歴史学研究科)
タイトル:Work, Life, and Violence in Davao, the Philippines, 1906-1921
報告者:Patricio N. Abinales氏(一橋大学大学院社会学研究科客員教授)
タイトル:The Two Ferdinands — an Extended Note
・KAPAL(インドネシア研究懇話会)第5回研究大会
日程:2023年12月16日(土)〜17日(日)
場所:立命館大学衣笠セミナーハウス
・VDP2023 短編ドキュメンタリー入選作上映会
日時:2023年12月16日(土)13時30分〜18時
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
上映作品:
『この乱雑な世界に抗って』(Against This Messy World、オウ・シーウィー監督、マレーシア、2023年)
『笑いごとじゃない』(No Laughing Matter、ペーマウンサメ監督、ミャンマー、2020年)
『くにを離れて歌う歌』(The Songs We Sing in a Different Land、インシャラー・P・モンテロ監督、フィリピン(ポルトガル、ベルギー、ハンガリー)、2020年)
『人は地に、ワニは水に』(Saya di Sini, Kau di Sana(a Tale of the Crocodile’s Twin)、タウフクラフマン・キフ監督、インドネシア、2022年)
・Special Seminar on Indonesia
日時:2023年12月13日(水)16時〜17時30分
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213)
報告者:Solahudin氏(IPAC / CSEAS招へい研究員)
タイトル:The Roots of ISIS in Indonesia
・第47回 東南アジアセミナー
日程:2023年12月7日(木)〜 14日(木)
開催場所:メーラマ(タイ、ターク県)
テーマ:Health, Border, and Marginality: Toward Transdisciplinarity?
デーチャー・タンスィーファー准教授、三重野文晴教授、速水洋子教授、中西嘉宏准教授、翟亜蕾准教授、山田千佳助教、高橋知子助教、呉昀熹機関研究員が引率・随行しました。
・東南アジア学会第105回研究大会
日時:2023年12月9日(土)、10日(日)
場所:筑波大学
・ボストン大学の表敬訪問
日時:2023年12月6日(水)
・京都大学環インド洋研究センター(KINDOWS)第5回公開講座『楽園の悪鬼たち』上映会
日時:2023年12月5日(火)17時〜19時30分
場所:京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール
・GCR「「東南アジア型発展径路」概念の深化に向けたField Note Archiveの可能性:インドネシア・南スラウェシを事例として」2023年度中間報告会
日時:2023年12月5日(火)13時〜16時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213号室)
「民衆のグローバル・ヒストリーを目指して-Center for Southeast Asian Studiesのレガシーを活用しながら-」のテーマで開催された報告会にて、大橋厚子連携教授、柳澤雅之准教授、田中耕司名誉教授が報告者を務めました。座談会には坪内良博名誉教授、立本成文名誉教授、古川久雄名誉教授、田中耕司名誉教授が登壇し、大橋連携教授が聞き手を務めました。柳澤准教授が司会を務めました。
・東京大学ROLES国際ワークショップ「米中対立の中のインドネシアーその「内在論理」を考える」
日時:2023年12月4日(月)14時〜16時
場所:東京大学駒場リサーチキャンパス
登壇者:Marcus Mietzner准教授(オーストラリア国立大学)
討論者:鈴木絢女教授(同志社大学)、岡本正明教授
・日本ペルー修好150年記念シンポジウム「太平洋をつなぐ過去と未来」
日時:2023年12月2日(土)10時〜16時30分
場所:上智大学中央図書館L-921
村上勇介教授が遅野井茂雄氏(筑波大学名誉教授)とともに「日本とペルーの外交関係」と題して講演を行いました。
・The 18th International Conference on Humanities and Social Sciences (IC-HUSO 2023): Applying Humanities and Social Sciences for a Sustainable Future
日程:2023年11月27日〜28日
場所:コーンケーン大学人文社会学部
西芳実准教授が “Reinterpreting the Vulnerability of Women in Indonesian Society: Sundel Bolong and Pocong in Indonesian Horror Films” の題目で、山本博之准教授が “Sharing Views on Social Order and Fairness through Storytelling: The Appropriation of Hamlet in Popular Theatre in Malaya” の題目で研究発表を行いました。また29日〜30日にはコンケン大学メコン川流域多元性研究センター(CERP)の協力のもと山本准教授、西准教授、平松秀樹連携准教授がノンカイ県サンコム郡バンムアン村を訪問、バンコクと日本からの学生11名が参加するワークショップにて意見交換を行いました。
・アジア経済発展論研究会(AEDS)
日時:2023年11月27日(月)10時30分〜12時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)
報告1:Nattapong Puttanapong氏(タマサート大学)“Spatial Analysis of Inequality and Urbanization in Thailand”
報告2:遠藤環氏(埼玉大学)、Thongchart Bowonthumrongchai氏(シーナカリンウィロート大学)“Urban Inequality and Labor Market Dynamics in Bangkok”
・U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア5:人文学における研究データの共有・公開に向けて」
日時:2023年11月26日(日)13時30分〜16時30分
場所:東京大学総合図書館(本郷キャンパス)およびオンライン
事前申込制・先着順(申込締切11月20日(月))
第1部「知識資源のデジタル化と公開の事例」にて柳澤雅之准教授が「フィールドノートのデジタル化と多目的・長期的利用」の題目で発表を行いました。
・Local Knowledge / Fall 2023 “あなた自身の専門性をまだ見ぬ分野へ移動させる23人の23冊との出会い”
日時:2023年11月25日(土)10時〜19時
開催方法:オンライン開催(Zoom Webinar)
清水展連携教授が「【危機を生きぬく知】から人類史を見る、人類史から【危機を生きぬく道】を探る」「世界を変えるアートとアンソロ・ビジョン(人類学/人文学)の可能性」に登壇しました。
・アジア政経学会2023年度秋季大会
日時:2023年11月25日(土)10時〜20時
場所:京都大学稲盛財団記念館
共通論題セッション「グローバリゼーションとその反転:アジアの半導体関連産業の事例を中心として」にて町北朋洋准教授が、自由論題6 「企業と経済成長」にて三重野文晴教授が司会を務めました。また、同セッションにて佐藤百合氏(国際交流基金)により、町北朋洋准教授が共著者を務める論文「サプライヤーは多国籍企業との取引関係のなかで持続的成長ができるか? インドネシアとベトナムの二輪車産業の比較研究」が報告されました。
・第6回アジア・アフリカ2050空調文化セミナー
日時:2023年11月24日(金)15時30分〜18時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)およびオンラインzoom
発表:木村里子准教授「イルカの音を追いかけて」
木下こづえ ASAFAS准教授「地球温暖化の影響を受ける第三の極地・中央アジアの山岳国に暮らす人々と動物の関係」
・Unraveling the Israel-Palestine Conflict: Insights, Consequences, and Solutions
日時:2023年11月24日(金)10時〜12時(フィリピン時間)
場所:アテネオ・デ・ダバオ大学
土屋喜生助教が “Comparatively Speaking: Conflicts in Palestine and Timor” のタイトルで講演を行いました。
・CSEAS読書会ラウンドテーブル・セッション
日時:2023年11月22日(水)16時〜18時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213)
紹介書籍と紹介者:
Chip War: The Fight for the World’s Most Critical Technology by Chris Miller(『半導体戦争─世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』千葉敏生訳)(町北朋洋准教授)
The Hundred Years’ War on Palestine by Rashid Khalidi(『パレスチナ戦争─入植者植民地主義と抵抗の百年史』鈴木啓之・山本健介・金城美幸訳)(Angie Kwan特定研究員)
Ghosts ปีศาจ by Seni Saowaphong(Lawrence Chua招聘准教授)
Worldmaking after Empire: The Rise and Fall of Self-determination by Adom Getachew(高橋知子助教)
The Genetic Lottery: Why DNA Matters for Social Equality by Kathryn Paige Harden(Youdiil Ophinni連携助教)
Replacing the Dead: The Politics of Reproduction in the Postwar Soviet Union by Mie Nakachi(帯谷知可教授)
Wild: Tales from Early Medieval Britain by Amy Jeffs(Keith Taylor招聘教授)
The Wedger by David Grann(Olga Dror招聘教授)
The Rediscovery of America by Ned Blackhawk(マイケル・フィーナー教授)
■編集後記 ——————————————–
久しぶりに『校正のレッスン』を読み返していたら、【目は商売道具】という一言が妙に刺さった年の瀬です(sn)
2023年も残すところあと僅かとなりました。皆様にとってどのような一年だったでしょうか?コロナ禍が終わったので、きっと、ご出張の多い一年になったことと思います。自分にとっては、河川の調査に参加し、ウナギの研究を始めたことが大きな出来事でした。ニョロニョロしながらマリアナ諸島と東アジア、日本を回遊するウナギ。まだまだ謎に満ち溢れているようなので、鰻丼の未来に貢献できるよう頑張りたいと思います。(SK)
広報委員会では「たんけん動画5min.」シリーズを作りました。タニア・リーさん(文化人類学)、マイケル・フィーナーさん(歴史学、イスラーム研究)、トンチャイ・ウィニッチャクンさん(歴史学)が登場しています。手作りに味わいがあって、私はとても気に入っています。新しいキャラクター(バロン)も加わっていますので、このマスコットも一緒に、みなさんにも末永くご愛顧いただければありがたく思います。次の5-MINというメニューからバロンに会ってください。
https://onlinemovie.cseas.kyoto-u.ac.jp/
またニューズレターの月刊化に伴って新しいページも立ち上げました。いずれもしっかりした執筆者による気合十分の記事です。読んで損はさせません。
https://newsletter.cseas.kyoto-u.ac.jp/
この中にどんな記事があって、どういう方針で編集しようとしているのかを知りたい方は、メニューのAboutから「ニューズレターについて」も読んでいただければ幸いです。(M)
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■発行:京都大学東南アジア地域研究研究所
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