CSEASメールマガジン第14号 – 2023/02/22 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

NEWS

CSEASメールマガジン第14号 – 2023/02/22

2023.03.22

====トピックス=================================
 1. お知らせ
 2. 研究集会とイベント
 3. 出版
 4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
 5. メディアへの露出
 6. 最近のイベント
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 1. お知らせ

【2月のGet Together】
・本日2月22日(水)、月例の所内歓送迎会Get Togetherが東棟1階のリサーチコモンズにて開催されました。
    今回ゲストとしてお迎えした招へい研究者の方々の紹介ページは、こちらからご覧いただけます。

【新たな訪問研究者のみなさん】
・Victor Li(ヴィクター・リー)氏(比較文学)が招へい外国人学者として2023年2月1日に着任され、7月31日まで研究所に滞在される予定です。
・Apiwat Ratanawaraha(アピワット・ラタナワラハ)氏(都市計画、土地政策)が招へい研究者として2023年3月1日に着任され、5月31日まで研究所に滞在される予定です。
・王淑慧(Wong Shwu Huey ウォン・シューフイ)氏(教育学)が招へい研究員として2023年3月1日に着任され、6月30日まで研究所に滞在される予定です。
・Yos Santasombat(ヨット・サンタソㇺバット)氏(文化人類学)が招へい研究員として2023年3月1日に着任され、8月31日まで研究所に滞在される予定です。

【インタビュー公開】訪問研究者の方々へのインタビュー “Visitor’s Voice” に新着記事が加わりました。
・招へい研究員の曹寅(CAO Yin)さんへのインタビュー “Connecting India, China, and Southeast Asia” を公開しました。

【インタビュー公開】CSEAS座談会「生きものを研究・教育すること─その多様な視点とアプローチ」を公開しました。山崎渉教授、坂本龍太准教授、木村里子准教授に、研究について、その楽しさや難しさについて語っていただきました。聞き手は町北朋洋准教授です。

【インタビュー公開】藤澤奈都穂氏(日本学術振興会特別研究員CPD/ワーへニンゲン大学森林・自然保全政策学講座ポスドク研究員)へのインタビュー記事「アグロフォレストリーとの出会い─ラテンアメリカ熱帯地域の人々の生業に学ぶ」を公開しました。

【新着動画】研究紹介動画シリーズ「たんけん動画  地域研究へようこそ」に新着動画が加わりました。
    「地域からみる情報とプロパガンダ:東アジアメディア史の視点から」(出演:貴志俊彦教授)
    「「戦跡」から歴史と未来を考え感じる」(出演:貴志俊彦教授)
    「元密輸人女性が語る 町と国際ネットワークの現代史」(出演:土屋喜生助教)
    この動画シリーズでは、所員のフィールド活動や研究内容を広く公開し、最新の地域研究とそれに取り組む研究者の姿を紹介します。地域研究の魅力を発信するため、多数の動画を公開しております。ぜひご覧いただき、学習教材としてもご活用くださいますと幸いです。

【公募】共同利用・共同研究拠点「グローバル共生に向けた東南アジア地域研究の国際共同研究拠点」(GCR)の2023年度共同研究公募の応募締め切りは4月9日(日)です。多数の応募をお待ちしております。

【受賞】第15回京都大学たちばな賞が発表され、杉山由里子氏(アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程5年)が優秀女性研究者奨励賞の学生部門の一人に選ばれました。対象となった研究テーマは「狩猟採集民ブッシュマンが、大きな環境の変化の中でどのように死と向き合ってきたか/いるかの分析」です。おめでとうございます。

 2. 研究集会とイベント

・国際会議 “Dynamics of Change and Continuity in Philippine Political Economy: Martial Law and the Marcos Restoration”
    日時:2023年2月23日(木)9時〜17時、24日(金)9時〜17時
    場所:Zoomによるオンライン開催
    ジュリー・デロスレイエス特定助教らが組織する会議が開催される予定です。

第191回東南アジアの自然と農業研究会
    日時:2023年2月24日(金)17時〜18時30分
    場所:京都大学総合研究2号館4階AA447会議室およびオンライン
    報告者:柳澤雅之准教授
    題目:ベトナム紅河デルタ村落の農業変容─制度の中の生産とムラの役割

「海辺の彼女たち」+同志社大学学生短編ドキュメンタリー作品「ウクライナから京都へ~今 できること」上映+トーク
    日時:2023年2月24日(金)18時~20時
    場所:京都大学稲盛財団記念館1階(旧京都賞ライブラリー)
    第1部:「ウクライナから京都へ~今 できること」上映+トーク(コメンテーター:帯谷知可教授)
    第2部:「海辺の彼女たち」(脚本・監督・編集:藤元明緒/2020/日本=ベトナム/88分)上映
    主催:東南アジア地域研究研究所「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」

Special Seminar: Going beyond the Growth Paradigm: A Degrowth Proposal towards Socio-ecological Transformation
    日時:2023年2月28日(火)15時30分〜17時
    場所:京都大学稲盛財団記念館2階201室(東南亭)
    報告者:ジャコモ・ダリサ(Giacomo D’Alisa)氏(東京大学Visiting Professor)

データサイエンスで切り拓く総合地域研究ユニット 2022年度年度末ワークショップ
    日時:2023年3月1日(水)9時30分〜17時30分
    場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室およびオンライン

写真展「続・戦後京都の「色」はアメリカにあった!」
    日時:2023年2月4日(土)~4月2日(日)10時~19時30分
    場所:京都文化博物館2階総合展示室「京の至宝と文化」
    主催:京都府、京都文化博物館
    企画協力:京都〈カラー写真〉研究会

京都大学附置研究所・センターシンポジウム 京都大学新潟講演会 京都からの挑戦─地球社会の調和ある共存に向けて「創造への多様性─京大の多彩な最先端」
    日時:2023年3月4日(土)10時〜17時
    場所:新潟県民会館大ホールおよびオンライン
    要事前申込:会場参加申込締切2/27(月)、オンライン参加申込締切3/1(水)

東京大学経済学図書館・経済学部資料室「知の継承:2020-2023」プロジェクト 2022年度東京大学経済学部資料室フォーラム第3回
    日時:第3回2023年3月4日(土)13時30分〜15時
    場所:東京大学大学院経済学研究科学術交流棟(小島ホール)およびオンライン
    題目:グローバルスタンダードとローカルノリッジを繋ぐ:図書館を通じた東南アジア地域研究の実践
    報告者:大野美紀子准教授

京都大学総合博物館特別展「蝶に会える日─村田泰隆コレクション展Vol.1 アゲハチョウの多様性」
    会期:2023年2月8日(水)~3月5日(日)
    会場:京都大学総合博物館

東京ドキュメンタリー映画祭in OSAKA
    日時:2023年2月25日(土)〜3月3日(金)
    場所:シアターセブン(大阪市淀川区十三本町)

早稲田大学エクステンションセンター春季講座「戦争とビジュアル報道─戦前の日本・アジア関係を中心に」
    日時:2023年4月5日(水)、12日(水)、19日(水)、26日(水)、5月10日(水)、17日(水)の13時〜14時30分(全6回)(一般申込受付3/7(火)〜)
    場所:オンライン(Zoomウェビナー)
    講師:貴志俊彦教授

民族自然誌研究会第102回例会
    日時:2023年4月22日(土)13時~17時
    場所:京都大学総合研究2号館4階大会議室(AA447)
    テーマ:農地全筆調査の意味
    河野泰之教授が「全体と個─すべてを見ることの意義」の題目で報告者の一人として登壇されます。

 3. 出版

【最新号】和文誌『東南アジア研究』60巻2号を1月31日に刊行しました。
    4本の論文および6本の書評は当誌ウェブサイトKURENAI、およびJ-STAGEにて全文公開しております。

【最新号】英文誌Southeast Asian Studies第11巻第3号を2022年12月22日に刊行しました。掲載論文6本、書評3本はすべてダウンロードいただけます。

【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asiaの第34号を1月1日に刊行しました。ダーヴィト・マリツ氏(ドイツ日本研究所)をゲスト・エディターに迎え、5本の論文を掲載した特集“Shinzo Abe’s Legacy for the Future of Japanese-Southeast Asian Relations”は以下よりお読みいただけます。

【コラム公開】Kyoto Review of Southeast Asiaの “TRENDSETTERS” コラムを2月1日に公開しました。
    Terence A. Harkin, “Same Same – only Different: Reflections on the Squandering of American Power and Prestige.”

【新刊】Okamoto Masaaki and Jafar Suryomenggolo (eds), Indonesia at the Crossroads: Transformation and Challenges. Kyoto University Press, Trans Pacific Press, and Gadjah Mada University Press, 2023.

【新刊】金悠進『ポピュラー音楽と現代政治─インドネシア 自立と依存の文化実践』(地域研究叢書46、京都大学学術出版会、2023年)

【新刊】千田沙也加『カンボジア 「クルー・チャッタン」の時代─ポル・ポト時代後の初等教育』(東信堂、2023年)

【新刊】山田勇『熱帯雨林の宝物 インドネシア沈香調査記』(実生社、2023年)

【新刊】Matsuo Mizuho, Nakamura Sae, Funahashi Kenta (eds), Life, Illness, and Death in Contemporary South Asia: Living through the Age of Hope and Precariousness, Routledge, 2023.
    坂本龍太准教授が “Health and Ageing in Bhutan: How Can We Build a Sustainable Healthcare System for Senior Citizens?” を分担執筆されています。

【新刊】伊藤正子『増補改訂版 エスニシティ〈創生〉と国民国家ベトナム─中越国境地域タイー族・ヌン族の近代』(三元社、2022年)

【新刊】村津蘭『ギニア湾の悪魔─キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌』(世界思想社、2023年)

【新刊】きのしたちひろ『生きもの「なんで?」行動ノート』(SBクリエイティブ、2023年)

【解説・エッセイ】Webマガジン「アジア・マップ」Vol.1(立命館アジア・日本研究所、2023年1月)にて、足立真理連携研究員(インドネシア)、帯谷知可教授(ウズベキスタン)、土屋喜生助教(東ティモール)、清水展連携教授(フィリピン)、中西嘉宏准教授(ミャンマー)らが解説文、エッセイ等を寄稿されています。

【近刊】内藤直樹・石川登編『ゾミアの地球環境学─地質・生態・歴史から人間活動をみる(仮題)』(昭和堂)が刊行される予定です。

【近刊】小林知編『「紛争以後のカンボジア」から展望する世界の針路─国際支援下の復興と開発の30年を解剖する(仮題)』(めこん、2023年)が刊行される予定です。

【近刊】Takamichi Serizawa, Writing History in America’s Shadow: Japan, the Philippines, and the Question of Pan-Asianism, Ateneo de Manila University Press が刊行される予定です。

【近刊】Kisho Tsuchiya, Emplacing East Timor: The Cycle of Regime Change and Knowledge Production, 1860-2010, University of Hawai‘i Press が刊行される予定です。

4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」

▼毎月第2・第4水曜日、SoundCloudYouTubeにて配信▼

【New!】2023年2月22日(水) No. 56 間永次郎『ガーンディーの性とナショナリズム─「真理の実験」としての独立運動』(東京大学出版会、2019年)
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報

【New!】2023年2月8日(水) No. 55 南田みどり『ビルマ文学の風景─軍事政権下をゆく』(‎本の泉社、2021年)
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報

【配信中】2023年1月11日(水) No. 53 信濃毎日新聞社編『五色のメビウス─「外国人」と ともにはたらき ともにいきる』(明石書店、2022年)
    ゲストは牛山健一氏(信濃毎日新聞社)です。
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報

【配信中】2022年12月21日(水) No. 52 中野貴司・鈴木淳『東南アジア スタートアップ大躍進の秘密』(‎日経プレミアシリーズ、日本経済新聞出版、2022年)
    SoundCloud / YouTube / 書籍情報

5. メディアへの露出

※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。

・カルチャー雑誌『OUT OF SIGHT!!!』Vol.2(2022年11月発行)所収の「「アジア」と「映画」の現場から─映画批評家・夏目深雪に聞く、今語るべき2つのこと」[前編]「アジア女性映画の見取り図」にて、西芳実准教授および西准教授の著書『夢みるインドネシア映画の挑戦』の議論が紹介されました。

京都大学男女共同参画推進センターニュースレター『たちばな』第106号(2023年1月25日)にて、長岡慎介氏(アジア・アフリカ地域研究研究科)、帯谷知可教授の女性教員懇話会セミナー(2022年12月20日開催)での報告が紹介されました。

・朝日新聞2023年2月2日(木)朝刊文化面「祈る、ミャンマーを慈しむ 日本で願う祖国の平和 国軍クーデターから2年」にて川本佳苗連携講師のコメントが掲載されました。

・朝日新聞デジタル「慈悲の心、国の未来変えられる 出家した研究者が語るミャンマー仏教」(2023年2月1日配信)にて川本佳苗連携講師へのインタビューが掲載されました。聞き手は大滝哲彰氏です。

・TBSラジオ『荻上チキ・Session』2023年1月31日(火)放送回の特集「軍事クーデターから2年。ミャンマーは今どうなっているのか」に中西嘉宏准教授が出演しました。

・東京新聞ウェブ版「〈考える広場〉クーデター2年 ミャンマーの明日は?」(2023年1月31日)にて「国際社会、圧力と対話を」と題して中西嘉宏准教授へのインタビューが掲載されました。

・朝日新聞デジタルの連載「弾圧と抵抗のフロンティア ミャンマー クーデター2年」第5回「泥沼のミャンマー、国際社会はなぜ手を打てない 総選挙で変わるのか」(2023年1月31日(火)配信)にて中西嘉宏准教授へのインタビューが掲載されました。

・NHKニュース(2023年2月1日)「ミャンマー クーデターから2年 事態収拾の見通し立たず」にて中西嘉宏准教授のコメントが掲載されました。

・NHK国際報道2023「ミャンマー クーデターから2年 市民たちはいま」(2023年2月1日午後11:45-午前0:25放送)にて中西嘉宏准教授へのインタビューが放送されました。

・NHK国際ニュースナビ 世界がわかるQ&A「ミャンマー クーデターから2年でどうなった?専門家に聞く」(2023年2月1日)にて中西嘉宏准教授へのインタビューが配信されました。聞き手は北井元気氏です。

・日本経済新聞2023年2月2日(木)朝刊国際面「ミャンマー混迷、出口描けず 国軍が非常事態宣言を延長 広がる「沈黙のスト」」にて中西嘉宏准教授のコメントが掲載されました。

・朝日新聞2023年2月3日(金)朝刊国際面「長引く国軍統治 離れる民意 ミャンマー「非常事態」延長 総選挙先送り」にて中西嘉宏准教授へのインタビューが掲載されました。聞き手は福山亜希氏です。
※中西准教授がミャンマークーデター発生から2年に際し各メディアに提供した解説記事等についてはこちらにもまとめております。

6. 最近のイベント

CSEASコロキアム “Chinese Sojourners in Wartime Raj, 1942-45”
    日時:2023年2月22日(水)13時~14時30分
    会場:京都大学東南アジア地域研究研究所東棟2階セミナー室(202号室)
    発表者:曹寅(CAO Yin)氏(CSEAS招へい研究員、清華大学歴史学部准教授)

京都大学データ科学イノベーション教育研究センター データサイエンススクール “Rを用いたプログラミング基礎・統計入門”
    日時:2023年2月22日(水)13時30分〜16時30分
    場所:オンライン(Zoom)
    講師:木村里子准教授

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻オープンキャンパス 2023冬
    日時:2023年2月21日(火)13時30分〜18時ごろ
    場所:オンライン(Zoom)開催
    プログラム:全体説明+グローバル地域研究へのいざない─所属教員イチオシ研究トピック紹介+教員との個人面談/テーマ発見懇談会

東京大学大気海洋研究所シンポジウム「国連海洋科学の10年─日本の大気・海洋科学のコミュニティがどう貢献できるか?」
    日時:2023年2月20日(月)10時〜16時30分、21日(火)10時〜15時
    場所:東京大学大気海洋研究所2階講堂およびオンライン
    木村里子准教授が「水中音響技術による海洋観測と生態系の可視化」の題目で研究発表を行いました。

Symposium on Locating Maritime Heritage in Asia
    日時:2023年2月20日(月)〜22日(水)9時〜13時(シンガポール時間)
    場所:20日 シンガポール・アジア文明博物館(対面のみ)
          21日、22日 シンガポール大学アジア研究所(NUS)およびオンライン(ハイブリッド開催)
    主催:Lee Kuan Yew School of Public Policy and Asia Research Institute (ARI), National University of Singapore (NUS); Maritime Asia Heritage Survey, CSEAS Kyoto University; Center for Global Asia (CGA), New York University Shanghai; Asian Civilisations Museum (ACM); NUS Museum

体験型ワークショップ 着る!踊る!創る! みんなで世界を旅しよう! 2023 地球たんけんたい「バリ島の仮面で変身しよう!」
    日時:2023年2月19日(日)10時~12時15分、14時30分~16時45分
    場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディアセミナー室(306)
    主催:東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)、マナラボ 環境と平和の学びデザイン

・2023 AAS Annual Conference [Virtual]
    日時:2023年2月18日(土)10時30分〜12時(GMT+9)
    場所:オンライン
    パネル “Scholarly Publishing in Asian Studies” に設楽成実助教が討論者として登壇しました。

同志社大学人文科学研究所「ワタシタチハニンゲンダ!」(高賛侑監督/2022年/114分)上映会+トーク
    日時:2023年2月18日(土)15時~18時30分
    場所:同志社大学寒梅館クローバーホール
    作品上映の後、高賛侑監督と直井里予連携講師による対談が行われました。

第46回東南アジアセミナー
    日時:2023年2月16日(木)9時40分〜15時
    場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室およびオンライン(ハイブリッド開催)
    テーマ:東南アジアのソーシャルメディアと若者たち(Social Media and Youths in Southeast Asia: An Instrument for Political Change?)
    東南アジア5カ国および日本からの6名の若手研究者による報告を含む2つのセッションが行われました。Pavin Chachavalpongpun准教授による開催報告はこちらに掲載されております。

CSEASワークショップ
    日時:2023年2月15日(水)13時30分〜17時
    場所:稲盛財団記念館3階中会議室およびオンライン
    三重野文晴教授による趣旨説明に続き、第1部にて木村里子准教授、中西嘉宏准教授、マイケル・フィーナー教授が報告を行いました。司会はマリオ・ロペズ准教授が務めました。第2部では三重野教授、帯谷知可教授、西芳実准教授、キャロライン・ハウ教授によるパネルセッションに続き、総合討論が行われました。司会は柳澤雅之准教授が務めました。

共同利用・共同研究拠点「グローバル共生に向けた東南アジア地域研究の国際共同研究拠点(GCR)」2022年度年次研究成果報告会
    日時:2023年2月14日(火)10時30分〜16時15分
    場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室およびオンライン(ハイブリッド開催)
    今年度採択された13の課題について各研究代表者による報告、および太田淳氏(慶應義塾大学)による講評とディスカッションが行われました。

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属環インド洋研究センター第2回公開講座
    日時:2月14日(火)17時〜19時
    場所:京都大学総合研究2号館4階大会議室(AA447号室)
    映画「アフリカの少年ブッダ」の上映と片岡樹氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)による解説が行われました。

Special Seminar: “Fixing the Image: Ultrasound and the Visuality of Care in Phnom Penh”
    日時:2023年2月10日(金)16時〜17時30分
    場所:京都大学稲盛財団記念館2階201室(東南亭)およびオンライン
    報告者:Jenna Grant氏(ワシントン大学)
    連絡先:速水洋子教授

日本映像学会アジア映画研究会(第3期第16回)
    日時:2023年2月7日(火)18時〜20時(オンライン開催)
    テーマ:インドネシア映画・再訪
    杉原賢彦氏(映画批評家)を座長に、森永泰弘氏(サウンドデザイナー)と西芳実准教授が登壇、制作現場と研究の面から検討が行われました。

京都人類学研究会2月季節例会『官能の人類学─感覚論的転回を超えて』(石井美保・岩谷彩子・金谷美和・河西瑛里子編)合評会
    日時:2023年2月4日(土)
    場所:京都大学吉田南キャンパス総合人間学部棟1102講義室およびオンライン
    田川夢乃連携研究員が書評者として登壇しました。

オンライン研究会「大学が学術出版をする意義と方向性(1)」
    日時:2023年2月3日(金)18時30分〜19時30分
    講演者:吉岡(小林)徹氏(一橋大学大学院経営管理研究科/同イノベーション研究センター)
    主催:研究・イノベーション学会大学経営研究懇談会
    共催:紀要編集者ネットワーク

第128回京都大学丸の内セミナー
    日時:2023年2月3日(金)18時〜19時30分
    場所:京都大学東京オフィス(新丸ビル10階)およびオンライン
    貴志俊彦教授が「国際写真電送と新聞報道─山川出版社企画の高大連携プロジェクトの成果から」の題目で講演を行いました。

Special Seminar: “Intangible Cultural Heritage of Angkor: Traditional Handicrafts & Livelihood”
    日時:2023年2月3日(金)15時30分〜17時
    場所:京都大学稲盛財団記念館2階201室(東南亭)
    報告者: IM Sokrithy氏(カンボジア・国立アプサラ機構研究教育及びコミュニケーション部門)

ノッティンガム大学の公式訪問
    日時:2023年2月2日(木)

ベトナムにおけるアフリカ豚熱の高度診断法の開発に関する共同研究キックオフミーティングおよびセミナー
    日時:2023年1月30日〜2月4日
    場所:ベトナム国立農業大学(ハノイ)
    山崎渉教授がベトナム国立農業大学のカウンターパートと2027年までの5年にわたる共同研究について意見交換を行い、獣医学部にて研究者・学生に対するセミナーの講師を務めました。

・小学生向けワークショップ「キリンのわかっていること・わかっていないこと」
    日時:2023年1月29日(日)13時~14時30分(12時30分開場)
    場所:東京新聞本社1階ホール(千代田区内幸町2-1-4)
    講師:齋藤美保氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

アジア環太平洋研究セミナー「ペルーで何が起きたのか─左派政権の自壊と政治の行方」
    日時:2023年1月28日(土)10時〜12時
    場所:オンライン(Zoom)
    進行:中沢知史氏(立命館大学)
    報告:「クーデタ未遂の経緯」中沢知史氏
    「カスティジョ政権の自壊と今後の見とおし」村上勇介教授
    「大統領罷免や国会解散に関する政治制度」磯田沙織氏(神田外語大学)
    コメント・討論:岡田勇氏(名古屋大学)

合評会:『ロヒンギャ危機─「民族浄化」の真相』(中公新書、2021年)と『ミャンマー現代史』(岩波新書、2022年)
    日時:2023年1月28日(土)14時〜17時30分
    場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
    プログラム:
    趣旨説明:川本佳苗連携講師
    解題と裏話:中西嘉宏准教授
    コメント:長田紀之氏(アジア経済研究所)、藏本龍介氏(東京大学東洋文化研究所)、小林綾子氏(上智大学総合グローバル学部)、谷口友季子氏(アジア経済研究所)
    全体討論と質疑応答

同志社大学人文科学研究所連続講座「パーム油の用途/産業のあり方を考える─食用から燃料への転用は是か非か」第3回「何が問われるべきか─東南アジア現地/世界全体 双方の視点から」
    日時:2023年1月27日(金)15時〜16時30分
    場所:同志社大学今出川キャンパス至誠館32番教室およびオンライン
    講師:林田秀樹氏(同志社大学人文科学研究所)
    林田秀樹氏がゲスト出演されたブックトーク・オン・アジア No. 51『アブラヤシ農園問題の研究I』『アブラヤシ農園問題の研究II』は以下よりお聴きいただけます。

・CSEAS読書会:Information: A Historical Companion, edited by Ann Blair, Paul Duguid, Anja-Silvia Goeing, and Anthony Grafton
    日時:2023年1月27日(金)16時〜
    場所:オンライン
    ミリアム・ジェーン研究員、土屋喜生助教、マイケル・フィーナー教授、速水洋子教授、ジュリー・デロスレイエス特定助教、マリオ・ロペズ准教授、山田千佳助教ら参加者により各パートの紹介がなされました。

地域研究コンソーシアム(JCAS)「地域の総合知」シンポジウム第3回「地域研究をパブリッシュする」
    日時:2023年1月25日(水)13時30分〜14時30分
    場所:オンライン
    パネリストの鈴木哲也氏(京都大学学術出版会)、勝康裕氏(フリー編集者)、植松裕子氏(Trans Pacific Press)によるディスカッションが行われました。司会は柳澤雅之准教授が務めました。

みんなで世界を旅しよう!2022地球たんけんたい⑪トリップ4 動物になってみよう!(カナダ先住民クリンギット)
    日時:2023年1月22日(日)10時30分~12時30分、14時30分~16時30分
    飯塚宜子連携研究員が8名のキャストとともにワークショップに出演しました。


■編集後記 ——————————————–

ASAFASでの学生生活を終えて、CSEASで研究者としての第一歩を踏み出しました。今も先生の指導を受けていますので、これまでと全く異なる新しい環境というわけではありませんが、CSEASでの研究生活は本当に刺激的です。様々な分野の研究者と交流する機会があり、研究の奥深さや学際的なテーマの面白さを実感しています。まるで新しい世界への扉が開かれたようで、より広い視点から自分の研究内容を吟味しようという意欲が湧いてきました。
    また、研究仲間との読書会は、途切れることなく続いています。最近、食に関するある作品を読んで、感銘を受けました。マツタケの国際的な流通を題材にした『マツタケ─不確定な時代を生きる術』という本です。この本は、マツタケがどのように密林から先住民の手によって採取され、やがて美食家の食卓まで辿り着くかという物語を描くだけではありません。秩序に慣らされた現代において、マツタケは秩序を超えた社会を提示しています。本書では、人と人、人と自然、種と種の間のつながりなど、菌類の世界的なサプライチェーンにおける直接的、あるいは間接的なさまざまなアクターの絡まりあいを通じて、特定の研究や民族に限定されない幅広い分野の複合的なつながりが著されています。また、持続可能性の問題を見つめなおし、そこにおけるアクターの種を超えた広がりを鮮やかに描き出しています。就寝前の読み物として紹介したいと思います。(Y)

インドネシア・スマトラ本島からブンカリス島にいく途中のフェリー乗り場には以前は多くの猿がいましたが、先日、カウンターパートや同行頂いた方の話によりますと、猿の数が減っているとのことでした。理由はマングローブが一部切られてしまったせいではないか、ということでした。植林活動がされている場所もあれば、身近に伐採される場所もあり、複雑な気持ちになりました。(M・O)

今年度の要覧の表紙を、木下千尋(きのしたちひろ)さんにお願いしました。木下さんは、京都大学国際広報室作成の「プロに依頼する科学イラストのススメ」にも登場するイラストレーターで、同時に研究者でもあり、現在学振PDとしてウミガメや海鳥などの生理学的研究に取り組んでいらっしゃいます。要覧は完成間近です。ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
    また、木下さんは、今月には『生きもの「なんで?」行動ノート』という本を出版され、私も内容に少し協力させていただきました。東南アジアに生息する生物ももちろん登場いたします。中身はほとんどイラストでわかりやすく構成されており、生物学の初学者、お子様にも最適ですので、ぜひご覧ください。(K)

研究紹介YouTube動画シリーズ「たんけん動画 地域研究へようこそ」に、アジア史を専門とする貴志俊彦教授が出演する動画が加わりました。「地域からみる情報とプロパガンダ:東アジアメディア史の視点から」「「戦跡」から歴史と未来を考え感じる」の二つで、研究室でのインタビューと和歌山の紀淡海峡にある友ヶ島ロケの豪華な二本立てです。友ヶ島ロケ当日の早朝、京都駅でワゴン車に乗り込む出演者を見送った際は、大丈夫かなと不安でしたが、若いクルーもついていけないほどのエネルギーが出演者から発せられています。どちらから見ていただいても良いのですが、個人的には最初に友ヶ島編を。その後に研究室インタビュー編を見ると、戦争の記憶の継承や記録化がなぜ大事か、それらを踏まえた研究の蓄積がなぜ重要なのかが、よりはっきりと伝わってきます。そして語られず記録にも残らないものの重要性も想像しやすくなりました。今見てほしい作品です。(M)


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