CSEASメールマガジン第5号 – 2022/05/25 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

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CSEASメールマガジン第5号 – 2022/05/25

2022.05.25

====トピックス=================================

1. お知らせ
2. 研究集会とイベント
3. 出版
4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
5. メディアへの露出
6. 最近のイベント

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1. お知らせ

・5月26日(木)12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが開催されます。今回は稲盛財団記念館3階中会議室(332号室)にてオンサイトでの開催となります。

・招へい研究員のクリーシュナ・バハードゥル・KCさん(人文地理学)、アーダードン・インカワニットさん(映画芸術)、アリフ・ウィドド・ジャティさん(比較政治学)が6月1日に着任され、8月31日まで研究所に滞在される予定です。

・招へい外国人学者のリチャード・マクドナルドさん(メディア研究)、ユウキ・タジマさん(政治学)、木村恵人さん(インドネシア政治)が6月1日に着任、マクドナルドさんが8月末日、タジマさんが6月末日、木村さんが7月15日まで研究所に滞在される予定です。

・外国人共同研究者のウシア・アロンソ・アロンソさん(公衆衛生学)が5月30日に着任、9月3日まで滞在される予定です。

・連携研究員のMultia ZaharahさんMohamed Shamranさんのスタッフページを公開しました。海域アジア遺産調査プロジェクト(MAHS)の紹介ページもあわせてご覧ください。

三重野文晴新所長のメッセージを研究所ウェブサイトにて公開しました。

・【新規公開】オンライン動画プログラム「地域研究への招待」に新たに4本の動画が加わりました。
住み継がれるまちの条件:ニュータウンから考える住まい方の探求」(馬塲弘樹特定助教)
1枚のスカーフから広がる研究―ウズベキスタンから世界のヴェール問題を考える」(帯谷知可准教授)
地域の今を歴史から捉える:現地の活力にせまるアジア経済史」(小林篤史助教)
微生物はどこからやってきて、どこへ行くのか?:グローバル化が加速させる感染症の世界流行」(山崎渉教授)

2. 研究集会とイベント

・CSEASコロキアム “Gender & Logistics in Malay Polygamy: A Revolution of Rights, Roles and Responsibilities
日時:2022年5月26日(木)13時~14時30分
会場:稲盛財団記念館3階中会議室(332号室)※オンサイトでの開催
発表者:ヌルル・フダ・ビンティ・モハメド・ラジフ

・CSEASリーディング・グループ オンライン読書会
日時:2022年5月27日(金)16時~
課題図書:Adam B. Seligman and Robert P. Weller. How Things Count as the Same: Memory, Mimesis, and Metaphor. Oxford University Press, 2018.
ナビゲーター:マイケル・フィーナー教授

トークイベント「シルクロードの要、ウズベキスタンでの日々」に帯谷知可准教授がゲストとして登壇する予定です。
日時:5月29日(日)14時〜15時30分
会場:ふうせんかずら(奈良市東城戸町32-1)
参加費:無料

アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)東南アジア地域研究専攻オープンキャンパス
日時:2022年6月11日(土)12時50分~17時
場所:オンライン

・京都大学創立125周年記念イベント「研究の魅力を見出す 鏡プロジェクト」に坂本龍太准教授が登壇し、「レジオネラの棲みか」を報告します。
日時:2022年6月11日(土)14時~16時
場所:オンライン

・京都大学創立125周年記念イベント アカデミックデイ2022「研究者と立ち話」に河野泰之教授が登壇します。
日時:2022年6月19日(日)10時〜16時
場所:ロームシアター京都プロムナード、ノースホール
話題:日本とASEANの共創メカニズム

・京都大学アジア環太平洋研究ユニットセミナー “Remarks on the Discourse History of the ‘Comfort Women’ ”
日時:2022年6月24日(金)15時~16時30分
会場:稲盛財団記念館3階大会議室
講演者:ラインハルト・ツェルナー氏(ボン大学)
コメンテーター:秋林こずえ氏(同志社大学)
司会:村上勇介教授
使用言語:英語
参加には事前申し込みが必要です。貴志俊彦教授までメールでご連絡ください。

公開講座「溶解する帝国―ロシア帝国崩壊を境界地域から考える」(ハイブリッド開催、参加費無料)
期間:2022年5月9日~5月30日(毎週月曜日・金曜日18時~20時)
主催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
後援:札幌市教育委員会、地域研究コンソーシアム、科学研究費基盤研究(B)「融解する帝国―ロシア帝国末期の境界地域における統治の近代化と社会の流動化」

日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念特別展「邂逅する写真たち―モンゴルの100年前と今」
会期:2022年3月17日(木)~5月31日(火)
会場:国立民族学博物館 特別展示館
参考:島村一平氏(本特別展実行委員長)がゲスト出演された「ブックトーク・オン・アジア」No.22『ヒップホップ・モンゴリアー韻がつむぐ人類学』(青土社、2021年)は以下よりお聴きいただけます。

3. 出版

・【新刊】Southeast Asian Studies Vol.11 No.1を2022年4月28日に全文公開しました。

・【最新号】東南アジア地域研究研究所ニューズレター第5号(和文版)の一部記事を先行公開しました。

・【新規公開】2022年5月1日にKyoto Review of Southeast Asiaにて「TRENDSETTERS」コラムを公開しました。
Sherlyn Mae F. Hernandez, “The State of Creative Activism in Post-Cold War Southeast Asia and the 2021 Myanmar Crisis.

・【新刊】佐藤史郎・石坂晋哉編『現代アジアをつかむ―社会・経済・政治・文化 35のイシュー』(明石書店、2022年)にて小林知教授が「アジアの仏教と日本の仏教」、外山文子連携准教授が「アジアにおける汚職と汚職取締をめぐる政治」を分担執筆されました。

・【論文掲載】設楽成実助教の共著論文が『情報知識学会誌』32巻1号に掲載され、2022年4月1日にJ-Stageにて公開されました。
佐藤翔・設楽成実・矢野正隆・北村由美「『東南アジア 歴史と文化』誌掲載論文の引用文献の傾向と著者所属機関における所蔵状況」『情報知識学会誌』32(1): 73-87.

・【近刊】Takamichi Serizawa, Writing History in America’s Shadow: Japan, the Philippines, and the Question of Pan-Asianism, Ateneo de Manila University Press, 2022が刊行される予定です。

・【近刊】貴志俊彦『帝国日本のプロパガンダ—「戦争熱」を煽った宣伝と報道』が中公新書より2022年6月に刊行される予定です。

4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」

▼毎月第2・第4水曜日、SoundCloudYouTubeにて配信▼

・【配信中】2022年4月13日 No.35 庄司智孝『南シナ海問題の構図―中越紛争から多国間対立へ』(名古屋大学出版会、2022年)
書籍情報:https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1054-2.html

・【配信中】2022年4月27日 No.36 池田真也『商人が絆す市場―インドネシアの流通革命に交わる伝統的な農産物流通』(京都大学学術出版会、2022年)
書籍情報:https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814003969.html

・【配信中】2022年5月11日 No.37 柿崎一郎『草の根の日タイ同盟―事件史から見る戦時下の日本人とタイ人』(京都大学学術出版会、2022年)
書籍情報:https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814003778.html

・【配信中】2022年5月25日 No.38 木村幹『韓国愛憎―激変する隣国と私の30年』(中公新書、2022年)
書籍情報:https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/01/102682.html

5. メディアへの露出

※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。

・本学男女共同参画センター機関誌『京からあすへ』創刊号(2022年3月)に木村里子准教授へのインタビュー記事が掲載されました。
「未来に贈るきらめくバトン 研究者インタビュー05 自分の決断を信じ、決定木でたどり着いた先はイルカの研究者!」『京からあすへ』Vol. 1(2022年3月)、22-24頁。

・2022年4月25日(月)Nikkei Asia「MARKET SPOTLIGHT: South Korea shrugs off weak yen as Japan’s influence wanes」にて三重野文晴教授がコメントをしました。
上記の英文記事は2022年5月8日(日)日本経済新聞朝刊8面Global Eye SpectrumのNikkei Asia欄にて「円安はリスクにあらず 韓国などアジア勢、日本との立場が逆転」として翻訳されています。本記事は会員限定です。

・フランスの月刊フリーペーパー『ZOOM JAPON』120号(2022年5月)特集「90年前の満洲国」にて、貴志俊彦教授へのインタビュー記事が掲載されました。インタビュアーはジャンニ・シモーネ氏、撮影はエリック・レヒシュタイナー氏です。
“PASSÉ Un dossier qui reste brûlant. Bien que l’intérêt pour ce sujet décline avec le temps, l’historien Kishi Toshihiko continue de battre le fer.” ZOOM JAPON numéro 120 (mai 2022): 7-10.

・『産経新聞』2022年5月6日静岡版にて、木村里子准教授の研究プロジェクトが紹介されました。
「「スナメリ集結の謎」追う 東海大海洋学部など名古屋港で調査 実は魚多く、居心地いい?」

・貴志俊彦教授が参画する渡邉英徳氏(東京大学)らとの戦中写真アーカイブ共同研究の研究発表会が2022年5月18日に行われ、『毎日新聞』2022年5月19日朝刊にて特集記事が掲載されました。
毎日新聞、戦中写真6万点アーカイブ化 東大・京大教授らと共同研究
特集「毎日戦中写真」アーカイブプロジェクト 東大で共同研究発表会 マレー戦線に従軍 毎日新聞元写真記者・安保久武氏

・国立国会図書館カレント・アフェアネス・ポータルにて、貴志俊彦教授が参画する産学連携研究プロジェクト「戦前・戦中の報道写真を用いたストーリーテリング・デジタルアーカイブのデザイン」に関する情報が掲載されました。

・『毎日新聞』2022年5月21付朝刊に福岡まどか編著『現代東南アジアにおけるラーマーヤナ演劇』(めこん、2022年)の書評が掲載されました。本書では平松秀樹連携准教授が論考「タイのラーマーヤナ「ラーマキエン」の現代的展開―チャイヨー・スタジオ製作映画を中心にして」を分担執筆されています。

6. 最近のイベント

・東ティモール民主共和国〈主権回復〉20周年記念シンポジウム「2002年の「主権回復」を問い直す」
日時:2022年5月21日(土)10時~13時
主催:上智大学アジア文化研究所
土屋喜生助教が登壇して東ティモール「主権回復」に至る歴史的な背景について解説、討論の部での応答を行いました。
シンポジウム録画:https://youtu.be/4ARPVxNy6Pc

産学連携プロジェクト「戦前・戦中の報道写真を用いたストーリーテリング・デジタルアーカイブのデザイン」共同研究発表会
日時:2022年5月18日(水)
主催:毎日新聞社 戦中写真アーカイブ委員会、東京大学大学院情報学環 渡邉英徳研究室、京都大学東南アジア地域研究研究所
貴志俊彦教授が「想ひ出は唯 涙のみ~取材者の命の記録:安保久武をめぐる群像」の題目で発表、また自由討論に参加しました。

2022年度ビルマ研究会
2022年5月14日(土)13時~17時、15日(日)9時~13時
中西嘉宏准教授がセッション4の司会を務めました。

シンポジウム「アート/文化の連鎖を通じて考えるミャンマーのいま」(Zoomによるウェビナー)
日時:2022年5月6日(金)19時~21時
中西嘉宏准教授が登壇しました。

『K』3号関連オンラインイベント「ポストソ連地域における権威主義と多様性―ロシアによるウクライナ侵略に直面して」
日時:2022年5月1日14時〜16時
帯谷知可准教授が登壇、また是澤櫻子氏(国立アイヌ民族博物館)、地田徹朗氏(名古屋外国語大学)とともに座談会に参加しました。

・第1回「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」
日時:2022年3月11日(金)9時30分~15時30分
「東南アジア洋上の船舶労働:言語能力・入職経路・労働環境」と題して町北朋洋准教授が研究報告を行いました。

■編集後記 ——————————————–

2022年1月から毎月1度、所内のニュースをメールマガジンとして配信を始めました。今回の第5号では、「オンライン動画プログラム 地域研究への招待」の新作動画(4本)のリリース情報を掲載しました。最新の研究内容だけでなく、研究者の研究に向き合う姿勢などを、高校生や一般の方にもわかりやすい10分ほどのビビッドな映像にまとめています。ぜひご覧になり、研究者以外のご家族・ご友人にもご紹介くださると嬉しいです。(M)

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