====トピックス==========================
1. お知らせ
2. 研究集会とイベント
3. 出版
4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
5. メディアへの露出
6. 最近のイベント
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1. お知らせ
【6月のGet Together】
・6月22日(木)12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが東棟1階のリサーチコモンズにて開催されます。今回ゲストとしてお迎えする招へい研究者の方々の紹介ページは、こちらからご覧いただけます。
【新たな訪問研究者のみなさん】
・Remil Linggatong Galay(レミル・リンガトン・ガライ)さん(獣医学)が招へい研究員として7月1日に着任され、9月30日まで研究所に滞在される予定です。
・Olga Dror(オルガ・ドロール)さん(東アジア、ベトナム現代史)が招へい研究員として7月1日に着任され、12月31日まで研究所に滞在される予定です。
・Thanik Lertcharnrit(タニック・ラーチャーンリット)さん(考古学、人類学)が招へい研究員として7月1日に着任され、9月30日まで研究所に滞在される予定です。
・Solahudin(ソラフディン)さん(インドネシアのジハード運動の研究、ジャーナリスト)が招へい研究員として7月1日に着任され、12月31日まで研究所に滞在される予定です。
【要覧】京都大学東南アジア地域研究研究所要覧(2022-23年度、日本語)、およびリーフレット(日本語)を刊行しました。PDFをダウンロードいただけます。どうぞご活用ください。
【ニューズレター】CSEASニューズレター第6号(2022年度、日本語)を全文公開しました。ぜひご覧ください。
【公募】2023年度(第11回)Visual Documentary Project(VDP2023)上映会に向けた作品公募が始まりました。今年度のテーマは「Laugh!(笑)」です。公募の締切は9月1日、応募要領等詳細はこちらをご覧ください。
【インタビュー公開】訪問研究者の方々へのインタビュー “Visitor’s Voice” に新着記事が加わりました。
タニア・リー招へい研究員へのインタビューの日本語版「プランテーションの今」を公開しました。
【動画案内】研究紹介動画シリーズ「たんけん動画 地域研究へようこそ」では、所員のフィールド活動や研究内容を広く公開し、最新の地域研究とそれに取り組む研究者の姿を紹介します。地域研究の魅力を発信するため、多数の動画を公開しております。ぜひご覧いただき、学習教材としてもご活用くださいますと幸いです。
【受賞】Walden Bello招へい研究員がアムネスティ・フィリピンMost Distinguished Human Rights Defender(Ignite Award、個人部門)を受賞されました。おめでとうございます。
2. 研究集会とイベント
・CSEASコロキアム “Shifting Plantations in the Borderlands: A Challenge of Chinese Agribusiness in Southeast Asia”
日時:2023年6月22日(木)13時30分~15時
会場:京都大学東南アジア地域研究研究所東棟1階リサーチコモンズ
発表者:Yos Santasombat招へい研究員(チェンマイ大学教授)
・第2回アジア・アフリカ2050空調文化セミナー
日時:2023年6月22日(木) 15時30分〜18時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)およびオンライン
発表者:佐藤宏樹氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
タイトル:「燃えゆくマダガスカル:快適に暮らせる森の行く末を考える」
発表者:山田千佳助教
タイトル:「東南アジア都市部における空調使用と気候・住環境・社会・健康との関連:予備調査の結果から」
・京都大学アジア環太平洋セミナー「嵐の前の静けさ?─反政府抗議活動の自然消滅とペルー・ボルアルテ政権の今後」
日時:2023年6月24日(土)10時〜12時
場所:オンライン(Zoom)
報告者・討論者:村上勇介教授、中沢知史氏(立命館大学)
・AAS-in-Asia 2023 “Asia in Motion: Memory, Preservation, and Documentation”
日程:2023年6月24日〜27日
場所:慶北大学校(韓国大邱)
土屋喜生助教が “Reconsidering the Mid-Twentieth Century in Portuguese Timor: A Comparison of Portuguese and Japanese Archives” の題目で研究発表を行います。また、ラウンドテーブル “Possible Futures for Southeast Asian Studies” に登壇します。
Miriam Jaehn学振特別研究員が“Intimate Encounters and Shifting Im-/Mobilities – Rethinking Anthropological Practices during a Pandemic”の題目で研究発表を行います。また、アジアにおけるトランスナショナリズムと親密性に関するセッションを主宰します。
・講演会「“研究と社会をつなぐ”をリアルに!~生態学者がアプリをつくる~」
日時:2023年6月25日(日)11時〜12時
場所:高知県オーテピア(JASTE33大会現地参加者のみ)および公開オンライン配信(ZOOM)
講演者:藤木庄五郎氏(「いきものコレクションアプリBiome」開発者、株式会社バイオーム代表取締役)オンライン登壇
・ダイキン工業・CSEAS産学共同研究セミナー「東南アジアのエネルギーと環境」第3回定例研究会
日時:2023年6月28日(水)16時〜
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(I213)およびオンライン
講師:新井健一郎氏(亜細亜大学都市創造学部)
タイトル:インドネシア都市圏におけるRumah Susun(複層集合住宅)小史
・第192回東南アジアの自然と農業研究会
日時:2023年6月30日(金)17時〜18時30分
場所:京都大学総合研究2号館4階AA447会議室およびオンライン(Zoom)
話題提供者:小宮山博氏(日本大学生物資源科学部)
題目:市場経済移行後のモンゴル国農牧業の変遷
・国際ワークショップ “When Critical Urban Studies Meet Asian Studies: A Dialogue on New Directions of Knowledge Production in Globalizing Asia”
日時:2023年7月1日(土)13時〜15時
場所:東京大学東洋文化研究所およびオンライン
報告者:Hyun Bang Shin氏(LSE教授、Board and editor of IJURR)
タイトル:“Critical urban studies, knowledge production and publishing: Perspective from IJURR’s editor”
討論者:岡本正明教授、園田茂人氏(東大東文研)
・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻オープンキャンパス2023夏
日時:2023年7月1日(土)13時30分〜
場所:オンライン(Zoom)
・CSEASジェンダーセミナー2023:Special Seminar: Frontiers of Gender Studies in Asia
日時:2023年7月4日(火)16時〜17時30分
場所:京都大学総合研究2号館4階大会議室(AA447)およびオンライン
報告者:Patricia Sloane-White氏(デラウェア大学教授)
タイトル:“Gendering Sharia in the Muslim Workplace: Corporate Islam in Malaysia”
司会:Nurul Huda Mohd. Razif研究員
・Special Seminar by Yuhki Tajima: “How Peace Prevails: Insurgent Cohesion and Fragmentation in Aceh, Indonesia”
日時:2023年7月5日(水)16時〜17時30分
場所:京都大学稲盛財団記念館3階小会議室2
報告者:Yuhki Tajima氏(ジョージタウン大学、CSEAS招へい外国人学者)
・Special Seminar by Tania Li: “Putting Plantation Life into Public Debate: Experiments in Research Translation”
日時:2023年7月6日(木)15時30分〜17時
場所:稲盛財団記念館3階大会議室
報告者:Tania Murray Li招へい研究員(トロント大学教授)
・International Conference on Political Development in Southeast Asia: Implications to the Indo-Pacific Democracy
日程:2023年7月6日(木)〜7日(金)
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213号室)
主催:台湾政治大学東南アジア研究所、京都大学東南アジア地域研究研究所
・2023 Pacific International Politics Conference
日程:2023年7月7日(金)〜8日(土)
場所:シンガポール国立大学
高橋知子機関研究員が “Reciprocity versus Unconditionality: The Coalition of China and the Global South at the United Nations General Assembly” と題するパネル発表を行います。
・日本タイ学会2023年度研究大会
日程:2023年 7月8日(土)・9日(日)
場所:大東文化会館
・京都大学総合博物館2023 Lecture series ─研究の最先端─
日程:2023年7月8日(土)、9月9日(土)
場所: 総合博物館1階自然史展示室内 ミューズラボ
「新・動物記」シリーズ(京都大学学術出版会)研究者による連続講演の第2回、第3回が開催されます。
・京都大学環インド洋研究センター(KINDOWS)第4回公開講座
日時:2023年7月9日(日)13時30分〜15時15分(13時開場)
場所:京都大学北部総合教育研究棟1階益川ホール
映画上映:「適所を探して─移住女性たちの知られざる物語」(Finding their niche: Unheard stories of migrant women、ヒンディー語・英語、日本語字幕あり)
解説・質疑応答:ワダワ・メイガ監督(ベルリン自由大学東アジア・日本研究所/上智大学比較文化研究所)
・大阪公立大学大学院文学研究科東洋史学専修講演会「近代中央ユーラシアの啓蒙とイスラーム」
日時:2023年7月10日(月)15時〜17時
場所:大阪公立大学杉本キャンパス学術情報センター1階文化交流室
講演:
帯谷知可教授「19世紀末から20世紀初頭のイスラーム的男女平等論とその広がり」
小松久男教授「啓蒙の戦略と射程─ジャディード知識人の著作から」
・アジア発展論研究会(AEDS)セミナー
日時:2023年7月10日(月)16時45分〜18時15分
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213室)
報告者:Anthony P. D’Costa(University of Alabama in Huntsville)
タイトル:Compressed Capitalism and the Persistence of Informal Labor Markets in India
・CSEASジェンダーセミナー2023:Seminar on Gender Issues in Academia
日時:2023年7月11日(火)12時〜14時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213号室)およびオンライン
話題提供:Patricia Sloane-White氏(デラウェア大学教授)
司会:Nurul Huda Mohd. Razif 研究員
・国際東ティモール学会2023
日程:2023年7月12〜14日
場所:東ティモール国立大学(ディリ)
土屋喜生助教が分科会 “Decolonizing Timor-Leste Studies” を主催します。また、同分科会にて “History, Oral Traditions, and Archaeology: Reconceptualizing Historical Research to understand East Timorese Longue Durée” の題目で研究発表を行います。
・Masterclass with Professor Patricia Sloane-White (University of Delaware)
日時:2023年7月14日(金)14時〜16時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階201号室(東南亭)
連絡先:Nurul Huda Mohd. Razif 研究員
・第17回日本カンボジア研究会
日程:2023年7月15日(土)〜16日(日)
場所:早稲田大学戸山キャンパス33号館16階 第10会議室およびオンライン
・Special Seminar by Paul Schuler: “Cults of Domination or Legitimation? Anthropomorphism and the Roots of Founding Father Personality Cults in East Asia”
日時:2023年7月18日(火)15時30分〜17時
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室
報告者:Paul Schuler氏(アリゾナ大学)
・Special Seminar by Chen Kuan-Hsing: “Small-Medium-Large Countryism: Divesting the Nation-State”
日時:2023年7月21日(金)14時〜16時
場所:京都大学稲盛財団記念館2階201号室(東南亭)
報告者:Chen Kuan-Hsing氏(京都大学人文科学研究所客員教授)
討論者:Victor Li 招へい研究員
・東南アジア学会研究集会 “Southeast Asia as Critical Crossroads: Dialogues with Anthony Reid (TBD)”
日程:2023年7月22日(土)〜23日(日)
場所:東洋大学白山キャンパスおよびオンライン(Zoom)
3. 出版
【最新号】和文誌『東南アジア研究』60巻2号を1月31日に刊行しました。
4本の論文および6本の書評は当誌ウェブサイト、KURENAI、およびJ-STAGEにて全文公開しております。
【最新号】英文誌Southeast Asian Studies 12巻1号(2023年4月号)を4月27日に刊行しました。
今号は太田淳氏(慶應義塾大学)をゲストエディターに迎えた小特集 “Environment and Public Welfare in the Creation and Development of Economic Infrastructure in Southeast Asia, C. 1800-1930: Currency Supply, Forest Control, and Rail Transport”、および3本の論文と5本の書評を当誌ウェブサイト、KURENAI、およびJ-STAGEにて全文公開しています。
【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asiaの第35号を3月1日に刊行しました。Wynn Gadkar-Wilcox氏(ウェスタン・コネチカット州立大学)とOlga Dror氏(テキサスA&M大学)をゲスト・エディターに迎え、5本の論文を掲載した特集“The Intellectual History of Buddhism in the Republic of Viet Nam (1955-1975)”をお読みいただけます。
【コラム】Kyoto Review of Southeast Asiaの “TRENDSETTERS” コラムを6月1日に公開しました。
Mukda Pratheepwatanawong, “Nobody is Ready until Everyone is Ready: A Further Reflection on Finding a Balance between Comfort Zone and a “New Normal” Way of Teaching Online.”
【報告】川本佳苗連携講師による報告記事「合評会『ロヒンギャ危機』『ミャンマー現代史』」を公開しました。
【エッセイ】2022年12月に着任されたWu Yunxi機関研究員の新任スタッフ紹介記事を公開しました。
【エッセイ】2023年4月に着任された高橋知子機関研究員の新任スタッフ紹介記事を公開しました。
【エッセイ】「かもがわ便り」最新記事を公開しました。2023年6月号はWu Yunxi機関研究員による「マツタケをめぐる学際的な出会い」です。
【論文】Iqra Anugrah (2023). “Land Control, Coal Resource Exploitation and Democratic Decline in Indonesia.” TRaNS: Trans-Regional and -National Studies of Southeast Asia, 1-19. doi:10.1017/trn.2023.4
【論文】Furusawa, T., Koera, T., Siburian, R. et al. (2023). “Time-series analysis of satellite imagery for detecting vegetation cover changes in Indonesia.” Scientific Reports 13: 8437.
https://doi.org/10.1038/s41598-023-35330-1
【論考】『外交』Vol. 79(May/Jun. 2023)「TREND2023」にて、中西嘉宏准教授の論考「いつまで続くミャンマー「膠着状態」」が掲載され、PDFにて公開されました。
【論考】『世界』971号(2023年7月)に外山文子連携准教授(筑波大学)の論考「タイ総選挙 二つの予想外─王室・軍部改革への声」が掲載されました。
【報告】設樂成実「学術雑誌の制作とアクセスの現状に関する調査報告(2022年)」国立国会図書館メールマガジン『カレントアウェアネス-E』No.457, E2598(2023年6月1日配信)
【KURENAI登録】Visual Documentary Project(VDP)のアーカイブカタログ『VDP 2012-2021』が京大リポジトリKURENAIに登録されました。
【新刊】冨田竹二郎・赤木攻編『タイ日大辞典改訂版』(めこん、2023年)
【近刊】櫻田智恵『国王奉迎のタイ現代史─プーミポンの行幸とその映画』(ミネルヴァ書房、2023年)
【近刊】Kisho Tsuchiya, Emplacing East Timor: The Cycle of Regime Change and Knowledge Production, 1860-2010, University of Hawai‘i Press が刊行される予定です。
4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
▼毎月第2・第4水曜日、SoundCloudとYouTubeにて配信▼
【New!】2023年6月14日(水) No. 63 金子真已編著『大人気べトナム料理店オーナー直伝 「ベトナムちゃん」金子真已のレシピノート』(発行:東京ニュース通信社、発売:講談社、2023年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
【配信中】2023年5月24日(水) No. 62 津田浩司『日本軍政下ジャワの華僑社会─『共栄報』にみる統制と動員』(風響社、2023年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
【配信中】2023年5月10日(水) No. 61 斎藤淳子『シン・中国人─激変する社会と悩める若者たち』(ちくま新書、2023年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
【配信中】2023年4月26日(水)No. 60 里見龍樹『不穏な熱帯─人間〈以前〉と〈以後〉の人類学』(河出書房新社、2022年)
SoundCloud / YouTube / 書籍情報
【予告】2023年6月28日(水) No. 64 杉江あい『カースト再考―バングラデシュのヒンドゥーとムスリム』(名古屋大学出版会、2023年)
書籍情報
5. メディアへの露出
※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。
・『月刊インドネシア』2023年6月号(第900号)にて日本・インドネシア国交樹立65周年特別座談会「インドネシアの民主化とジョコウィ政権を概括する(上)」が掲載されました。岡本正明教授が本名純氏(立命館大学)、川村晃一氏(アジア経済研究所)、見市建氏(早稲田大学)とともに座談会に出席しました。
・『キネマ旬報』2023年6月下旬号(No.1924)「第18回大阪アジアン映画祭リポート」にて、西芳実准教授がモデレーターを務めたシンポジウム「欲望に忠実に生きる女たちを描き始めたインドネシア映画」の報告記事「グランプリ受賞作「ライク&シェア」から見えるインドネシア映画の変化」が掲載されました。
・京都新聞2023年6月10日読書面「おすすめ文庫」にてベネディクト・アンダーソン著、加藤剛訳『越境を生きる─ベネディクト・アンダーソン回想録』(岩波現代文庫、2023年)の紹介記事が掲載されました。
・毎日新聞(2023年6月12日)「約6万枚をデジタル化 「戦中写真アーカイブ」特設サイトがオープン」にて、貴志俊彦教授が渡邉英徳氏(東京大学)、毎日新聞社と共同研究を進める戦中写真のデジタルアーカイブ化の特設サイトが紹介されました。
・毎日新聞2023年6月17日「今週の本棚」にて、「「イズム」に収まりきらぬナショナリズム」と題してベネディクト・アンダーソン著、加藤剛訳『越境を生きる─ベネディクト・アンダーソン回想録』(岩波現代文庫、2023年)の書評が掲載されました。評者は湯川豊氏です。
6. 最近のイベント
・Special Seminar: “Dynamic Farmers, Dead Plantations, and the Myth of the Lazy Native: Counter-Trajectories of Indonesian Development”
日時:2023年6月13日(火)15時30分〜17時
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室およびオンライン(Zoom)
報告者:Tania Murray Li 招へい研究員
・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻オープンキャンパス2023
日時:2023年6月10日(土)13時〜17時(12時50分開場)
場所:オンライン(Zoom)
・国際開発学会第24回春季大会
日程:2023年6月10日(土)
場所:秋田市文化創造館
Wu Yunxi機関研究員が “Local Resilience in agricultural globalization: A Study of the Oolong Tea Industry in Vietnam” の題目で研究発表を行いました。
・タイ総選挙に関するセミナー
日時:2023年6月6日(火)15時30分〜17時
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室
報告者:玉田芳史氏(放送大学京都学習センター所長(特任教授))
タイトル:想定外の選挙結果:タイ政治は変わるのか?
・Special Lecture: Documenting Endangered Heritage in Southeast Asia
日時:2023年5月31日(水)14時(バンコク時間)、16時(日本時間)
場所:シラパコーン大学建築学部およびオンライン
講師:マイケル・フィーナー教授
・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻オープンキャンパス2023
日時:2023年5月27日(土)13時30分〜(13時受付開始)
場所:京都大学総合研究2号館4階AA447教室
・CSEAS-KASEAS Joint Conference 2023: Engaging Southeast Asian Studies in an Age of Uncertainties
日時:2023年5月26日(金)〜27日(土)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
・ CSEAS読書会:The Secret of Our Success: How Culture Is Driving Human Evolution, Domesticating Our Species, and Making Us Smarter by Joseph Henrich
日時:2023年5月26日(金)16時〜
場所:京都大学稲盛財団記念館2階セミナー室(213室)およびオンライン(Zoom)
紹介者:山田千佳助教
・「映像で学ぶ東南アジアの文化と社会」上映会
日時:2023年5月26日(金)18時〜
場所:京都大学稲盛財団記念館1階旧京都賞ライブラリー室
テーマ:アジアドキュメンタリー予告編をぶっ通しで観よう
・2023年度アジア経済発展論研究会(AEDS)
日時:2023年5月25日(木)15時〜18時15分
場所:京都大学農学部総合館2階E217会議室
報告者:櫻井武司氏(東京大学)
題目:Improving Infant Nutrition through the Market: Experimental Evidence from Ghana
報告者:John Gibson氏(Waikato大学教授、一橋大学客員教授)
題目:“Measurement errors in popular DMSP night-time lights data lead to understated estimates of spatial inequality and attenuated treatment effects in empirical political economy”
・第1回アジア・アフリカ2050空調文化セミナー
日時:2023年5月25日(木)15時30分〜16時40分
場所:京都大学吉田本部構内総合研究2号館4階大会議室(AA447)およびオンライン(zoom)
発表者:ローハン・デスーザ教授(ASAFASグローバル地域研究専攻)
タイトル:‘The Art of Being Cool’: Global Warming and a ‘Working Temperature’ for South Asia
・第2回ダイキンC&M読書会
日時:2023 年5⽉25⽇(木)9時30分〜11時
場所:オンライン(Zoom)
対象文献:Yuta Fukawa, Ryota Murakami, Masayuki Ichinose. 2021. Field study on occupants’ subjective symptoms attributed to overcooled environments in air-conditioned offices in hot and humid climates of Asia. Building and Environment 195. https://doi.org/10.1016/j.buildenv.2021.107741.
・CSEASコロキアム “Making Gods: A Case Study of the City God Worship in Anxi, China and Singapore”
日時:2023年5月25日(木)13時30分~15時00分
会場:京都大学東南アジア地域研究研究所東棟1階リサーチコモンズ
発表者:Tong Chee Kiong招へい研究員
■編集後記 ——————————————–
昨年度よりドローンの調査を始めました。これまで音をとって動物の存在を確認していましたが、実際の姿を見ることはほとんどなく動物を一度も見ることなく調査を終えることもあったので、とても新鮮で楽しいです。動画で改めて対象動物を確認すると、仲間といちゃいちゃしてみたり魚を追いかけて遊んでみたり意外と余裕のある生活を送っていることがよくわかります。しかし、雨の日も風の日も24時間タフにデータを取ってくれる音響機材と異なり、ドローンは雨ニモマケ風ニモマケ雪ニモ夏ノ暑サニモマケ、出張しても天候の変化で調査できないこともあり、何事にも長所と短所があるものだなと実感しています。面白い科学的成果として報告できるよう引き続き頑張ります。(SK)
6月にEmerging Sources Citation Indexに収録されている雑誌に、新たにインパクトファクターがつくことになっています。CSEASの英文誌にもお待ちかねのIFがつくはずです。なにも問題がおこらなければ、ですが…。普段、研究評価の行き過ぎや英語中心主義などを疑問視し書誌多様性を!と唱えている一方で、IFを心待ちにする自分になんてこった…(sn)
GYSF派遣事業でフィリピンのダバオにやってきてから10日が経ちました。現在は、こちらのホストであるイエズス会系のアテネオ・デ・ダバオ大学の方々に挨拶をしたり、編著に関する議論をしたり、教員としての訓練(AIを利用した盗作への対策からイグナシアン教育学まで!)を受けたりしています。印象に残ったのは、教員たちとのパンデミック経験に関する会話です。私はGeneral Community Quarantineをミンダナオ島北部のカガヤンデオロで経験したのですが、ダバオの方々はより厳しいEnhanced Community Quarantineを経験したそうです。Covid-19で家族を亡くした方もいれば、政策の影響で(例えば他の病気なのに受診できなくて)亡くなった方などもいたそうです。振り返って反省してみるのも大事だと思った今日この頃です。(KT)
4月に高橋知子さんが機関研究員としてグローバル生存基盤研究部門に着任されました。高橋さんは政治学、国際関係論、国際制度論を専門とされていて、主に国連の機能や国連総会における制度設計を研究しておられます。平たくいうと、平和とは何か、どういう状態か、どういう条件で成立するか、そして、その条件の中に地域というものがどう関わってくるのかを徹底的に煎じ詰めて考えることだと、私は理解しています。
そして最近、昨年12月に同じく機関研究員として着任された呉昀熹さん(Wu Yunxi)と高橋知子さんの「新任スタッフ紹介」記事を配信しました。若き研究者たちがどのように自分の研究関心を深め、広げ、そして社会に位置づけようとしているかを間近で知る機会を得ることができました。この「新任スタッフ紹介」は静かな気迫に満ちていて、編集者としてこれ以上ない緊張感と喜びを味わっています。みなさんもぜひご覧ください。
Yunxiさんに続いて高橋さんも広報委員会に加わってくださいました。新任のお二方とも、研究所の隠れた魅力を軽やかに見つけ、さらりと掘り出してくださっています。頼もしいという言葉はこういう時のためにあると実感しています。(M)
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