====トピックス=================================
1. お知らせ
2. 研究集会とイベント
3. 出版
4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
5. メディアへの露出
6. 最近のイベント
================================================
1. お知らせ
【10月のGet Together】
・10月27日(木)12時30分より、月例の所内歓送迎会Get Togetherが開催されます。今回は稲盛財団記念館3階中会議室(332号室)にてオンサイトでの開催となります。
今回ゲストとしてお迎えする招へい研究者の方々の紹介ページは、こちらからご覧いただけます。
【新たな訪問研究者のみなさん】
・Thanyathip Sripana(タンヤティップ・スィーパナ)さん(政治学、ベトナム研究)が招へい外国人学者として10月24日に着任され、11月23日まで研究所に滞在される予定です。
・Meita Estiningsih(メイター・エスチニンシー)さん(美術史、映像研究)が外国人共同研究者として9月21日に着任され、2023年1月15日まで研究所に滞在される予定です。
・李貴民(Lee Kuei Min)さん(歴史学)が外国人共同研究者として10月14日に着任され、11月2日まで研究所に滞在される予定です。
【インタビュー公開】訪問研究者の方々へのインタビュー「ビジターズ・ボイス」に新着記事が加わりました。
・招へい研究員のラタヤー・パノムワン・ナ・アユッタヤーさんへのインタビュー “Exploring the Wisdom of the Departed” を公開しました。
・招へい研究員のヘルマン・ヒダヤットさんへのインタビュー “Sustainable peatland management: Critical for reducing global warming” を公開しました。
【招へい研究員の公募】2023年度の招へい研究員の公募の締切は2022年10月末日です。
【サイトリニューアル】研究紹介動画シリーズ「たんけん動画 地域研究へようこそ」のサイトをリニューアルしました。
この動画シリーズでは、所員のフィールド活動や研究内容を広く公開し、最新の地域研究とそれに取り組む研究者の姿を紹介します。地域研究の魅力を発信するため、多数の動画を公開しております。ぜひご覧いただき、学習教材としてもご活用くださいますと幸いです。
2. 研究集会とイベント
・CSEASコロキアム “Imagining diversity: Karen writing and networks of multi-literacy in colonial Burma”
日時:2022年10月27日(木)13時~14時30分
会場:稲盛財団記念館3階中会議室(332号室)※オンサイトでの開催
発表者: ウィリアム・ウォーマック氏(CSEAS招へい研究員)
・京都人類学研究会10月例会「オートエスノグラフィをオートエスノグラフィする:「東北の関西人」がもたらしたもの」
日時:2022年10月28日(金)18時30分(18時15分開場)~20時
場所:zoomでのオンライン開催
発表者:川口幸大氏(東北大学大学院文学研究科教授)
コメンテーター:清水展連携教授
・東京芸術祭2022 レクチャーパフォーマンス「An Imperial Sake Cup and I─恩賜の盃と私」
日時:10月28日(金)~30日(日)(各回50分ほど。使用言語:タイ語。日本語・英語字幕付き)
会場:東京芸術劇場シアターイースト(池袋)
構成・出演:チャーンウィット・カセートシリ氏(歴史学者、タイ研究者)
チケット:一般2,500円ほか
・なごや生物多様性センターまつり
日時:2022年10月29日(土)10時~15時
場所:名古屋生物多様性センター(名古屋市天白区元八事5-230)
木村里子准教授が携わる名古屋港水族館との共同研究「名古屋港スナメリプロジェクト」が紹介されます。
・みんなで世界を旅しよう!2022地球たんけんたい⑪
日時:2022年10月30日(日)、12月11日(日)、2023年1月22日(日)10時30分~12時30分、14時30分~16時30分(各二部制)
場所:京都大学稲盛財団記念館2Fセミナー室(213室)
主催:マナラボ 環境と平和の学びデザイン、京都府ほか
協力:京都大学東南アジア地域研究研究所、地域研究コンソーシアムほか
・京都市動物園「動物園DEサイエンストーク:音で見る イルカのエコーロケーション」
日時:2022年11月6日(日)13時30分~14時30分
場所:京都市動物園レクチャールーム
登壇者:木村里子准教授
・ラテン・アメリカ政経学会第59回全国大会企画セッション「East Asian Investment in Latin America and Energy Transition in the 21st Century」および「再びの左傾化─2020年代のラテンアメリカ政治」
日時:2022年11月12日(土)
場所:神戸大学六甲台キャンパス百年記念館・六甲ホール(オンライン併用)
ジュリー・デロスレイエス特定助教、村上勇介教授が登壇予定です。
・『斧は忘れても、木は覚えている』上映・講演会
日時:2022年11月18日(金)17:00上映開始(16:45開場、19:30終了予定)
場所:京都大学総合研究2号館4F大会議室AA447(定員40人)
上映作品:『斧は忘れても、木は覚えている(還有一些樹)』(ラウ・ケクフアット(廖克発)監督、2019年、言語:華語、英語、マレー語、オラン・アスリ諸語(日本語字幕付き)、89分)
講演者:盛田茂氏(立教大学アジア地域研究所)
全体討論司会:片岡樹氏(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)
主催:京都大学『斧は忘れても、木は覚えている』上映委員会(楊苹・中島咲寧)
・The 6th Lifelong Sciences Research Seminar: “Challenges and Prospects of Contemporary Paratransit: Mobility, Daily Survival, and Urban Politics in Asia and Africa”
日時:2022年11月19日(土)9時~11時40分
場所:オンライン(11月15日までに事前登録が必要、使用言語は英語)
西尾善太連携研究員が報告者として、町北朋洋准教授が司会者として登壇する予定です。
主催:学術変革領域研究(A)「生涯学の創出─超高齢社会における発達・加齢観の刷新」、SATREPS/MNGDプロジェクト、京都大学アフリカ地域研究資料センター
・第128回 京都大学丸の内セミナー「国際写真電送と新聞報道―山川出版社企画の高大連携プロジェクトの成果から」
日時:2023年2月3日(金)18時~19時30分
場所:京都大学東京オフィス(新丸ビル10階)およびオンライン
講演者:貴志俊彦教授
3. 出版
【新刊】西尾善太著『ジープニーに描かれる生─フィリピン社会にみる個とつながりの力』(ブックレット〈アジアを学ぼう〉59、風響社、2022年)
【新刊】Hui Yew-Foong and Made Supriatma (eds), The Jokowi-Prabowo Elections 2.0. ISEAS – Yusof Ishak Institute, 2022.
岡本正明教授が亀田尭宙氏(国立歴史民俗博物館)との共著で第4章 “Politics of New Tools in Post-truth Indonesia: Big Data, AI and Micro-targeting” を執筆されています。
【最新号】英文誌Southeast Asian Studiesの第11巻第2号(2022年8月号)が刊行されました。収載論文、書評はすべてダウンロードいただけます。
【最新号】多言語オンラインジャーナルKyoto Review of Southeast Asiaの第33号が9月1日に刊行されました。特集“The Spectre of Digital Authoritarianism for Southeast Asia”および5本の書評、“TRENDSETTERS”コラムは以下のリンク先よりお読みいただけます。
【最新号】和文誌『東南アジア研究』60巻1号が7月31日に刊行されました。特集「「景福寺資料」の学際的研究」および書評15本はすべてダウンロードいただけます。
【コラム公開】Kyoto Review of Southeast Asiaの “TRENDSETTERS” コラムを10月1日に公開しました。
Emma Potchapornkul, “A Counter-Peace Perspective on Thailand’s Southern Conflict.”
【論文掲載】Yasuko Yamazaki, Uraiwan Thongchankaew-Seo, and Wataru Yamazaki, “Very low likelihood that cultivated oysters are a vehicle for SARS-CoV-2: 2021–2022 seasonal survey at supermarkets in Kyoto, Japan,” Heliyon 8(10): E10864, published on 6 October 2022.
【論文掲載】Yoko Hayami, “Labour of Devotion: Material Construction and Charisma of Saintly Monks in the Myanmar–Thai Border Region,” The Asia Pacific Journal of Anthropology, published online first on 5 October 2022.
【論文掲載】Hori, M., Kimura, S.S., Mizutani, Y. et al. “Detection of telomere length and oxidative stress in Chondrichthyes,” Fisheries Science, published on 22 September 2022.
【論文掲載】Hua, X., L. Zhang, and Y. Kono (2022) “Fruit booms and investor mobility along the China-Myanmar and China-Laos borders,” Ecology and Society 27(3): 35.
【論文掲載】Matteo Miele (2022) “Hypothesis on a Parsi Community in Tamatave in the Second Half of the Nineteenth Century,” Ennen ja Nyt: Historian Tietosanomat 22 (3): 75-79.
【ブログ掲載】Masayuki Yanagisawa, “Field Archive Project at the Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University,” in the MAHS Blog on September 27, 2022.
【エッセイ掲載】『月刊インドネシア』2022年9月号(通巻891号)に、西芳実准教授による連載「映画から読み解くインドネシア」の第2回「「私」とは誰か?─日本で劇場公開される『復讐は私にまかせて』(2021年)」が掲載されました。
【エッセイ掲載】『外交』75号(2022年9月・10月)の特集「グローバル・サウスからみた世界」にて三重野文晴教授による「ASEANの経済基盤と「自由で開かれたインド太平洋」」が掲載されました。
【エッセイ掲載】トヨタ財団広報誌『JOINT』No.40(2022年10月20日発行)に坂本龍太准教授による「農村における高齢者と若者の垣根を越えた交流を目指して」が掲載されました。
【書評掲載】『アジア・アフリカ地域研究』第22-1号(2022年9月30日発行)に柳澤雅之准教授による書評「横山智編.『世界の発酵食をフィールドワークする』農山漁村文化協会,2022年,235p.」が掲載されました。
【資料案内記事】国立国会図書館『アジア情報室通報』第20巻第3号(2022年9月)にて、外山文子連携准教授による記事「タイの政治学分野の資料収集について」が掲載されました。
【学会報告抄録】Digital Humanities 2022: Responding to Asian Diversity. Conference Abstracts, The University of Tokyo, Japan 25-29 July 2022.
【近刊】内藤直樹・石川登編『ゾミアの地球環境学─地質・生態・歴史から人間活動をみる(仮題)』(昭和堂、2022年秋刊行予定)
【近刊】Pheng Cheah, Caroline S. Hau (eds), Siting Postcoloniality: Critical Perspectives from the East Asian Sinosphere, Duke University Press, 2022.
【近刊】Takamichi Serizawa, Writing History in America’s Shadow: Japan, the Philippines, and the Question of Pan-Asianism, Ateneo de Manila University Press, 2022が刊行される予定です。
4. ポッドキャスト(音声プログラム)「ブックトーク・オン・アジア」
▼毎月第2・第4水曜日、SoundCloudとYouTubeにて配信▼
【New!】2022年10月26日 No.48 李立栄『中国のシャドーバンキング─形成の歴史と今後の課題』(早稲田大学出版部、2022年)
書籍情報:http://www.waseda-up.co.jp/economics/post-839.html
【New!】2022年10月12日 No.47 中村友香『病いの会話─ネパールで糖尿病を共に生きる』(京都大学学術出版会、2022年)
書籍情報:https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814003945.html
中村友香氏は『病の会話─ネパールで糖尿病を共に生きる』により第17回樫山純三賞(学術書賞)を受賞されることとなりました。おめでとうございます。
【New!】2022年9月28日 No.46 貴志俊彦『帝国日本のプロパガンダ─「戦争熱」を煽った宣伝と報道』(中公新書、2022年)
書籍情報:https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/06/102703.html
【配信中】2022年9月14日 No.45 櫻井義秀『東アジア宗教のかたち─比較宗教社会学への招待』(法藏館、2022年)
書籍情報:https://pub.hozokan.co.jp/book/b606639.html
【配信中】2022年8月24日 No.44 熊倉潤『新疆ウイグル自治区─中国共産党支配の70年』(中公新書、2022年)
書籍情報:https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/06/102700.html
熊倉潤氏は『新疆ウイグル自治区─中国共産党支配の70年』により第17回樫山純三賞(一般書賞)を受賞されることになりました。おめでとうございます。
5. メディアへの露出
※掲載記事の一部はスクラップして稲盛財団記念館2階掲示板(研究支援室2の向かい側)に掲示しておりますので、適宜ご覧ください。
・『朝日新聞』2022年10月22日読書面にて、中西嘉宏著『ミャンマー現代史』(岩波新書、2022年)の書評が「混乱・抵抗の歩み 他人事ではない」と題して掲載されました。評者は藤原辰史氏です。「好書好日」にて全文公開されています。
・Journal of Southeast Asian Studies (2022年10月10日オンライン版) にてパウィン・チャチャワーンポンパン准教授が編者を務めたThailand. Coup, King, Crisis: A Critical Interregnum in Thailand (Yale University Southeast Asia Studies, 2020) の書評が掲載されました。評者はJim Glassman氏です。
・『東洋経済』オンライン2022年10月8日の書評記事「危機に備え目指すべきは「復元力」のある社会」において、中西嘉宏著『ミャンマー現代史』(岩波新書、2022年)が紹介されました。
・『読売新聞』2022年10月2日書評欄にて外山文子・小山田英治編著『東南アジアにおける汚職取締の政治学』(晃洋書房、2022年)の書評が「取り締まり強化 各国の事情」の見出しで掲載されました。評者は国分良成氏です。
・『日本経済新聞』2022年10月1日読書面にて中西嘉宏著『ミャンマー現代史』(岩波新書、2022年)が「軍事クーデター読み解く」と題して紹介されました。
・ブータンの全国紙KUENSELにて、坂本龍太准教授が代表を務めるJICA草の根パートナー型プロジェクト「ブータン東部タシガン県における大学-社会連携による地域づくりに関する人材育成開発支援」の活動が紹介されました。
“Project supplies essential medical kits to communities in Trashigang,” KUENSEL 28 September 2022.
・『朝日新聞』2022年9月26日文化面(22面)「近現代の映像 様々な視点から NHK「映像の世紀」新シリーズ 「テーマ史」で構成」にて、貴志俊彦教授のコメントが掲載されました。
・『アジア・アフリカ地域研究』第22-1号(2022年9月30日発行)に下條尚志著『国家の「余白」─メコンデルタ 生き残りの社会史』(地域研究叢書42、京都大学学術出版会、2021年)の書評が掲載されました。評者は今村真央氏です。
・『農業経済研究』第94巻第2号(2022年9月)に池田真也著『商人が絆す市場─インドネシアの流通革命に交わる伝統的な農産物流通』(地域研究叢書44、京都大学学術出版会、2022年)の書評が掲載されました。評者は伊藤紀子氏です。
・『アジア経済』Vol.63 No.3(2022年9月)に外山文子著『タイ民主化と憲法改革─立憲主義は民主主義を救ったか』(地域研究叢書39、京都大学学術出版会、2020年)の書評が掲載されました。評者は浅見靖仁氏です。
・『アジア経済』Vol.63 No.3(2022年9月)に林田秀樹編著『アブラヤシ農園問題の研究Ⅰ【グローバル編】』『Ⅱ【ローカル編】』(晃洋書房、2021年)の紹介文が掲載されました。紹介者は立花敏氏です。
・JAcom 農業協同組合新聞2022年9月23日掲載のコラム「浅野純次・読書の楽しみ」連載第78回にて、貴志俊彦著『帝国日本のプロパガンダ─「戦争熱」を煽った宣伝と報道』(中公新書、2022年)が紹介されました。
・『東京民報』2022年9月18日号読書欄にて貴志俊彦著『帝国日本のプロパガンダ─「戦争熱」を煽った宣伝と報道』(中公新書、2022年)の書評が掲載されました。評者は柏木新氏です。
・『京都新聞』2022年8月15日社説「終戦の日に 危うい一方的な「正義」の先」にて、貴志俊彦教授による『帝国日本のプロパガンダ─「戦争熱」を煽った宣伝と報道』(中公新書、2022年)がとりあげられました。
・インドネシアの映画祭「オンライン日本映画祭2022」(2022年2月14日~27日開催、主催:国際交流基金)のサイドイベント「記憶、セラピー、および想像としての映画」に西芳実准教授が登壇し、講演の模様や研究内容がJFF Newsおよびインドネシアの映画批評サイトInfoscreeningで紹介されました。
6. 最近のイベント
・第9回CSEASインドネシアセミナー“Kosmopolitan dan Imajinasi anti Kolonial: Tjamboek Berdoeri pada jaman hindia Belanda”(使用言語はインドネシア語)
日時:2022年10月22日(土)13時30分~
場所:オンライン
報告者:アリフ・ジャティ氏(Arek Foundation)
討論者:貞好康志氏(神戸大学大学院国際文化学研究科)
・オンライン連続セミナー「アセアン諸国の外資政策と経済法」第4回「アセアン諸国の企業と法」
日時:10月21日(金)17時~19時
講師:三重野文晴教授、金子由芳氏(神戸大学社会システムイノベーションセンター)
主催:神戸大学社会システムイノベーションセンター
・Special Seminar “Knowledge Hegemonies and Autonomous Knowledge”
日時:2022年10月21日(金)15時~18時
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室(332室)およびオンライン
サイード・ファリド・アラータス氏(シンガポール国立大学)による報告が行われ、キャロライン・ハウ教授、ボメン・ギレルモ氏(フィリピン大学)が討論者として参加しました。芹澤隆道機関研究員が司会を務めました。
・地域研究コンソーシアム(JCAS)「地域の総合知」シンポジウム第2回「ロシアのウクライナ侵攻と地域研究:複眼的な視点からの再検討」
日時:2022年10月20日(木)18時~19時
場所:オンライン開催
司会:仙石学氏(JCAS事務局長/北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
パネリスト:服部倫卓氏(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)、加治宏基氏(愛知大学現代中国学部)、飯塚正人氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
レクチャー動画の事前配信と、当日の一般公開ディスカッションが行われました。
・Data-Oriented Approaches to the Social Sciences and Humanities (DASU) Online Seminar
日時:2022年10月20日(木)10時~
報告者:Masita Dwi Mandini Manessa氏(インドネシア大学気候変動研究センター)
題目:Spatial environmental assessment of selected projects under Belt and Road Initiative in Indonesia
司会:ジュリー・デロスレイエス特定助教
・2022年度第2回アジア経済発展論研究会セミナー
日時:2022年10月18日(火)16時45分~18時15分
場所:稲盛財団記念会館3階中会議室(332室)
報告者: David N. Weil氏(ブラウン大学)
報告題目:“Land Quality”
コーディネーター:三浦憲氏(京都大学大学院農学研究科)、高野久紀氏(京都大学大学院経済学研究科)
・「夢みる子どもたち―インドネシア映画から考える家族のかたち」上映・トーク
日時:2022年10月10日(月)~16日(日)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室およびオンライン
10月10日よりオンラインで『デリサのお祈り』および解説動画「夢みる子どもたち―インドネシア映画から考える家族のかたち」(出演:白石さや氏(東京大学名誉教授)、西芳実准教授)の配信が、16日には会場で『虹の兵士たち』『ジャングル・スクール』とQ&Aトークが行われました。
・京都大学研究連携基盤 未踏科学研究ユニット報告会2022(2nd)
日時:2022年10月15日(土)10時~16時55分
会場:京都大学学術情報メディアセンター南館(マルチメディア講義室)およびオンライン(Zoomウェビナー)
三重野文晴教授によるユニット紹介、小川まり子助教、ジュリー・デロスレイエス特定助教、甲山治准教授による研究報告が行われました。
・みんなで世界を旅しよう!2022地球たんけんたい⑪トリップ1 バリ島の仮面で踊ろう!
日時:2022年10月9日(日)
場所:京都大学稲盛財団記念館2Fセミナー室(213室)
・セミナー「ロシアのウクライナ侵攻・『ポスト冷戦』は終わったのか?:ラテンアメリカ・中東・旧ソ連の経験から」
日時:2022年10月7日(土)16時~18時
開催方法:Zoomウェビナーによる開催
進行:岩下明裕氏(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
報告:村上勇介教授「ラテンアメリカにおけるウティ・ポシデティスの成立と適用」
コメント:黒木英充氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
・2022年度第1回アジア経済発展論研究会セミナー
日時:2022年10月6日(火)16時45分~18時15分
場所:京都大学大学院経済学研究科法経東館1階102演習室
報告者: 北村周平氏(大阪大学)
報告題目: “Cities, Conflict, and Corridors”
コーディネーター:高野久紀氏(京都大学大学院経済学研究科)
・New York Southeast Asia Network Lectures and Panels: “Thailand: The New Monarchy Under King Vajiralongkorn?”
日時:2022年10月3日12時~13時30分(東部標準時)
報告者:パウィン・チャチャワールポンパン准教授
・大学院生向け集中講義「人間の安全保障特論」「東南アジア地域論」
日時:2022年10月1日(金)、3日(月)、4日(火)~7日(金)、11日(火)、12日(水)
場所:北部キャンパス農学部総合館W506、稲盛財団記念館3階中会議室(332室)および1階107室(元「京都賞ライブラリー」室)、吉田キャンパス総合研究12号館3階セミナー室(302室)
「人間の安全保障特論」にて山崎渉教授、赤松芳郎特定助教、ジュリー・アン・デロスレイエス特定助教、シプリ・ヨハン・パジュ・ダール特定研究員が、「東南アジア地域論」では河野泰之教授、大野美紀子准教授、設楽成美助教、甲山治准教授、小川まり子助教、木村里子准教授、馬塲弘樹特定助教、芹澤隆道機関研究員、小林篤史助教、山田千佳助教、デーチャー・タンスィーファー准教授が講義を担当しました。
・民族自然誌研究会 第100回例会「ミャンマーの農業多様性と在来作物」
日時:2022年10月1日(土)13:00~17:00
場所:京都大学本部キャンパス 総合研究2号館4階大会議室(AA447)
・CSEASリーディング・グループ オンライン読書会 特別セッション
日時:2022年9月30日(金)16時~
場所:京都大学稲盛財団記念館3階小会議室 I
ラウンドテーブルセッションにて、最近読んだ本や特に印象に残っている本として以下の本の紹介が行われました。
Radical Markets: Uprooting Capitalism and Democracy for a Just Society by Eric Posner and E. Glen Weyl(邦訳『ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀─公正な社会への資本主義と民主主義改革』エリック A.ポズナー/E. グレン・ワイル著、安田洋祐監訳、遠藤真美訳、東洋経済新報社、2019年)
(紹介者:町北朋洋准教授)
The Mexican Heartland: How Communities Shaped Capitalism, A Nation, and World History 1500-2000 by John Tutino
(紹介者:エリベルト・ルイス・タフォヤ研究員)
Modern Social Imaginaries by Charles Taylor(邦訳『近代─想像された社会の系譜』チャールズ・テイラー著、上野成利訳、岩波書店、2011年)
(紹介者:帯谷知可教授)
Rare Earth Frontiers: From Terrestrial Subsoils to Lunar Landscapes by Julie Klinger
(紹介者:ジュリー・アン・デロスレイエス特定助教)
Alongshore by John Stilgoe
(紹介者:マイケル・フィーナー教授)
The Spirit Catches You and You Fall Down: A Hmong Child, Her American Doctors, and the Collision of Two Cultures by Anne Fadiman(邦訳『精霊に捕まって倒れる─医療者とモン族の患者、二つの文化の衝突』アン・ファディマン著、忠平美幸・齋藤慎子訳、江口重幸解説、みすず書房、2021年)
(紹介者:ヌルル・フダ・ビンティ・モハメド・ラジフ研究員)
・15th International Indonesia Forum Virtual Conference “Indonesia’s Complexity: Investigating the Layers between the Apparent and the Underlying”(Yale University)
日時:2022年9月23-25日
25日のセッション5.1にて久納源太氏(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科院生)による研究報告“Geography of (In)Security in Jakarta: Cross-Class Spread of Residential Street Barrier”が行われました。
・CSEASコロキアム “The Role of the British in Shaping Burmese History”
日時:2022年9月22日(木)13時30分~15時
会場:稲盛財団記念館3階中会議室(332号室)
発表者:パトリック・マコーミック氏(招へい外国人学者)
・Workshop on Sociology and Interdisciplinary Study of Sleep: “Sleep Knowledge: A Sociological Perspective on Sleep Laboratories”
日時:2022年9月21日(水)16時~17時30分
場所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室(332室)
報告者:ダリウス・ジフォヌン氏(フィリップス大学マールブルク社会学研究所)
司会:遠藤環氏(埼玉大学大学院人文社会科学研究科/経済学部)、土居雅夫氏(京都大学大学院薬学研究科)
・PNC 2022 Annual Conference and Joint Meetings “The Digital World in an Age of Uncertainty: Humanizing Technology for Wellness, Resilience, and Creativity”
日時:2022年9月16~18日
場所:米国アリゾナ大学
原正一郎教授がECAI Workshop 5 “Culture, Data, and Power in Peripheries” にて研究報告を行いました。また、Session 7 “Spatial and Mobile Approaches to Community Studies” およびECAI Workshop 5の司会を務めました。
・第16回東南アジアネットワークフォーラム「Carbon Neutral Urban Design and Manufacturing」
日時:2022年9月12日
場所:カンボジア・プノンペン
カンボジア同窓生による活動報告にて小林知教授がモデレーターを務めました。
・水文・水資源学会/日本水文科学会2022年度研究発表会
日時:2022年9月4日~7日
場所:京都大学宇治おうばくプラザ(およびオンライン)
甲山治准教授がポスター報告「水文情報を用いた熱帯泥炭地管理の遠隔支援」を行いました。
■編集後記 ——————————————–
8月から9月にかけて、フィリピンで「たんけん動画」の撮影をしました。カメラマンの方に「そこのおじさんに話しかけて、密輸に関わったことがあるか聞いてみてください」と言われて、アポ無しロケをする等、90年代の電波少年のような場面もありました(公開版ではカットされると思われます)。またカメラを向けられたインタビュイーの方が緊張して泣き出してしまう等のハプニングもありましたが、そういったことも含めてとても楽しく撮影させていただきました。感謝です。(TK)
サイード・ファリド・アラータス先生(シンガポール国立大学)をお招きし、マレー世界における人文社会科学の知を生産してきたさまざまなヘゲモニーについてお話しいただきました。アラータス先生が所属するマレー研究科は、実父サイード・フセイン・アラータスが1967年に創設しました。オックスフォード大学やケンブリッジ大学をモデルにして作られたシンガポール大学の他の学部・学科を「模倣」と批判し、小さなデパートメントにもかかわらずマレー研究科は、西洋中心主義だけでなく、伝統主義や男性中心主義、土着主義から解放された知を模索してきました。しかしこの伝統は、近年のネオリベラル的な大学経営や地域研究のディシプリン化によって廃れる運命にあるといいます。ファリド先生のセミナー内容とインタビュー記事は、来年3月に刊行される英文ニューズレターに掲載予定です。(S)
円安が急に進行し、為替レート、交易条件を中心とするマクロ経済と私たちの日々の家計が強く結びついていることを実感する毎日が続いているのではないでしょうか。今年のノーベル経済学賞は銀行のような金融仲介機関がマクロ経済に果たす役割、特に金融危機時の役割についての基礎研究に与えられました。受賞者は3名。ここでは戸村肇氏(早稲田大学)の「経済教室(ノーベル賞にバーナンキ氏ら 金融システム安定に貢献)」(日本経済新聞2022年10月18日朝刊)を用いて業績を要約します。一人は30年近くの教職の後に米連邦準備理事会議長を8年間務めたベン・バーナンキ氏です。学者時代に金融危機時の銀行の役割について研究を行い、通説に加えて、銀行倒産により家計や企業の資金調達費用が一気に高まることで景気低迷が増幅するという経路を示しました。もう二人はダグラス・ダイアモンド氏、フィリップ・ディビッグ氏。二人は銀行を相互保険の仲介者として位置付け、そこから生じる経済効率性と経済不安定性が表裏一体であることを示し、政府介入に意味があることを示しました。なあんだ、どれも当たり前ではないか、と思われるかもしれませんが、世界金融危機を引き起こした原因とされるシャドー・バンキングのような銀行以外の金融仲介機関についても実は同じ経済学的論理で分析することができ、彼らの理論研究に支えられて金融仲介機関の保護制度が整備された結果、1930年代の世界恐慌の再来は免れたと一定の評価がなされています。しかしながら、銀行やシャドー・バンキングは不適切にリスクをとることがあり、その対処・規制については現在も研究が進んでいます。当研究所編集室が制作するブックトーク・オン・アジアの最新回は、李立栄先生(亜細亜大学)に『中国のシャドーバンキング─形成の歴史と今後の課題』(早稲田大学出版部、2022年)についてお話を伺っています。本書が示す金融仲介機能という視点から、今後の中国のみならず、中国から投資が多く流れ込む東南アジア地域、南アジア地域、アフリカ地域の市場社会についても新しい理解が進んでゆくものと思われます。どうかお聴き逃しなく。(M)
================================================
■発行:京都大学東南アジア地域研究研究所
https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/
Twitter https://twitter.com/kucseas
Facebook https://www.facebook.com/549722591737296
Instagram https://www.instagram.com/kucseas/
Instagram(編集室) https://www.instagram.com/editorial_cseas_kyoto/
■皆様の多岐にわたる研究活動を、以下のメールあるいはGoogleフォームより広報委員会までお知らせください。
E-MAIL: tanken [at] cseas.kyoto-u.ac.jp
Google Form: https://forms.gle/XGUrqpHW7SFvzut49(CSEASメールアカウントからアクセスできます)
お寄せいただいた情報は広報委員会にて編集し、研究所ウェブサイトや本メールマガジン、各種SNSに掲載いたします。本メールマガジンへのご意見・ご感想もお待ちしております。
================================================